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弱者に八つ当たりする弱者。怒りの矛先を他人にぶつけるヤバい人達

論理的根拠や正当性を無視して、自分勝手な怒りの感情で、他人に攻撃的になり八つ当たりするヤバイ人達が増えていると感じます。

日本の民度も落ちるところまで落ちてしまったのでしょうか。


特に近年増えているのが、経済的余裕や心の余裕が無い"弱者"による、"言い返せない弱者"に対する八つ当たり攻撃です。

後者の"弱者"は従来の弱者だけでなく企業や国家も含まれます。つまり、理不尽なクレーマーに八つ当たりされても簡単に反撃したり訴訟したりできない立場の存在です。


八つ当たり攻撃は、問題の置き換えによる心理的防衛メカニズムであり、ただの幼稚な鬱憤晴らしである場合がほとんどです。

論理的思考力に欠け、問題の本質から目を反らし、攻撃しやすい対象に置き換えることで自分の心を守ろうとしている、幼稚で心が弱い弱者が日本にも増えているのでしょう。

例えばXなどの民度の低いSNSでは、「国や政治家は叩いてもOK」と本気で考えているような輩が一定数存在し、「それは本当に国の責任なのか?」と疑いたくなるような理不尽なクレームとも愚痴とも言えない呪詛を日々まき散らしているのです。

むしろ、相手が言い返せない、簡単に訴訟したりできないことを分かった上でやっているのでしょう。極めて悪質です。

彼らのような存在は、本当に解決すべき優先度の高い問題を見えなくし、論理的で科学的で建設的な議論から遠ざける有害な存在です。

理不尽な八つ当たり攻撃や誹謗中傷に対しては、もっと簡単に訴訟を起こして対抗できるように世の中を変えていく必要があると思います。


怒りの矛先を他人にぶつける人の特徴

怒りの矛先を他人にぶつける人は、自らの感情をコントロールできない、またはコントロールしようとしない傾向があります。その行動パターンは、自己中心的であり、他者に対する共感や思いやりが欠如していることが挙げられます。

一般的に、彼らは自分の感情を受け入れることができず、その代わりに他者に転嫁してしまいます。 怒りを他人にぶつける人は、自己認識が低く、自身の感情や行動に対する深い理解が欠如しています。彼らは、自分の感情を適切に扱う方法を知らず、その結果、他人に対して攻撃的で暴力的な態度をとることがあります。

このような行動は、一時的には怒りを発散させることができるかもしれませんが、長期的には関係性を悪化させる原因となります。 自己認識を高めるためには、まず自分自身の感情や行動について客観的に見つめ直す必要があります。他人に対して怒りをぶつける前に、自分の感情がどのように形成されたのか、どのような要因が影響しているのかを考えることが重要です。

自分自身と対話することで、自己認識を高め、感情を適切にコントロールするためのスキルを身に付けることができます。 また、他人に対して怒りをぶつけることで、実際には自分にとって重要な問題を避けている可能性もあります。自分の不安や不満を他者に転嫁することで、本当に解決すべき課題から目をそらしている場合があります。自己認識を高めるためには、自分自身が直面している課題や問題に向き合い、解決策を見つける努力が必要です。


怒りを他人にぶつける行為は、互いの関係性に深刻な傷を残す可能性があることを肝に銘じなければなりません。怒りは時に感情として爆発し、制御が難しいものですが、その爆発が他者に向かうことで、関係性は崩壊の危機に直面します。

怒りを抱える心には、時に理性や思考よりも感情が優位に立ち、その結果、他者に対して攻撃的な態度をとってしまうことがあります。その瞬間、相手に対して冷静さを欠いた言動が及ぼす影響は甚大であり、相手の心にも深い傷を残してしまうことでしょう。 関係性が崩壊すると、修復には多くの時間と努力が必要になります。傷ついた相手は、信頼を取り戻すためには安心感や理解、そして時間が必要とするでしょう。

そして、修復のためにはコミュニケーションが欠かせません。 コミュニケーションとはお互いの思いや意見を伝え合い、理解し合うことです。怒りを他人にぶつけた場合、まずはその行為自体を認め、謝罪の意を示すことが大切です。


モンスターの八つ当たりから自分の身を守るには?

八つ当たりは、その原因が他者ではなく自分自身や環境にあるにも関わらず、無力な立場にある他者に感情をぶつけてしまうことが特徴です。このような行動は、被害を受ける側にとって大きなストレスや心の傷をもたらす可能性があります。

八つ当たりは、主に社会的弱者に向けられることが多いです。つまり、立場や権力の弱い人や、権力者や上司などに対して気軽に怒りや不満をぶつける傾向が見られます。

これは、声を上げにくい状況や、自己防衛の手段が限られているために起こることも少なくありません。


八つ当たりをされた場合、まず冷静になることが大切です。弱者にとっての言葉の暴力、八つ当たりから身を守るためには、冷静な対応が最も重要です。

相手が感情的になって攻撃してきたとしても、自分も感情的になって応戦することは避けるべきです。冷静に事実を伝え、自分の立場を主張することが重要です。感情に振り回されることなく、冷静に対処することで、相手の攻撃を受け流すことができます。

相手の怒りや不満はその場の暴言である場合もありますので、一旦その言葉を受け止めることが重要です。そして、相手の感情を汲み取り、相手の立場や状況を考えることが対処法の一つです。

その後、相手となぜそのような感情が湧いたのかを話し合うことで、双方が納得できる解決を見つけることができます。 また、八つ当たりをする人に対しては、その行動の背後にある本当の問題や不安を探ることが大切です。その人がなぜ怒りや不満をぶつけるのかを理解し、その根本的な問題を解決することで、八つ当たりを減らすことが可能です。


弱者にとっての言葉の暴力、八つ当たりから身を守るには、まず自己肯定感を育むことが重要です。世間からの否定的な言葉や攻撃が襲ってきた時、自分を信じる力があれば、それに耳を貸さずに立ち向かうことができます。

自己肯定感は他者からの攻撃に耐える盾のような存在であり、それがなければ耐え切れずに傷ついてしまうことも少なくありません。

さらに、八つ当たりから身を守るには、相手の言葉に振り回されず、自分の内面を大切にすることも必要です。他者からの攻撃や暴言は、自分の内面に傷をつけることがあります。しかし、自分を守るためには、自分自身を大切にし、自分の思考を正直に受け入れることが重要です。自分を大切にすることで、他者の攻撃によって傷つくことを最小限に抑えることができます。 


日本人はロジカルシンキングの教育が足りない

八つ当たりは、論理的根拠や科学的正当性が無い場合がほとんどです。論理的思考力が足りず感情に流されてしまう残念な人が八つ当たりをしてくるのです。

日本人はもっと小学校・中学校の義務教育でロジカルシンキングやアンガーマネジメントを学ぶべきだと思います。

〇ロジカルシンキング教育により論理的思考力を身に着け、ディベート実践により科学的で建設的な議論ができるようになる

〇アンガーマネジメントにより怒りの感情を完全制御し、常に客観的で俯瞰的な視点で思考できるようになる


ロジカルシンキングは、論理的な思考や客観的な視点を持ち、複雑な問題や状況を冷静に分析し、合理的な解決策を見つけるための手法です。 情報が溢れる世の中で重要な意思決定を迅速かつ正確に行うことが求められます。

ロジカルシンキングを身につけることで、主観的な思考や感情に左右されることなく、客観的な事実やデータをもとに問題を分析し、合理的な結論を導くことが可能となります。 具体的には、ロジカルシンキングを活用することで、以下のようなメリットが得られます。

まず第一に、的確な意思決定が可能となります。客観的な視点で問題を分析し、明確な目標や方針を設定することで、リスクを最小限に抑えつつ、効果的な戦略を立てることができます。 さらに、ロジカルシンキングを駆使することで、複雑な問題に対しても冷静に対処することが可能となります。感情的になることなく、事実と数字に基づいた分析を行い、客観的な視点から問題を解決することができます。

また、ロジカルシンキングはチーム内での効果的なコミュニケーションにも役立ちます。論理的に説明することで他者を納得させやすくし、合意形成や意思疎通をスムーズに行うことができます。


ロジカルシンキングを磨いておけば、八つ当たりなどの不毛で迷惑な行為をすることがなくなります。

問題の本質を整理し、情報を整頓してから解決策を考えることで、論理的な思考が生まれやすくなります。次に、仮説を立てて、それを検証するプロセスを繰り返すことが必要です。仮説を論理的かつ客観的に検証することで、正しい結論にたどり着くことができます。

さらに、多角的な視点から問題に取り組むことも重要です。自分の考えを客観的に見つめ直したり、他者の意見を取り入れたりすることで、より正確な判断を下すことができます。また、常に情報を適切に分析し、疑問を持ちながらも論理的に考えることが肝要です。感情や偏見に左右されず、客観的に事実を捉えることができれば、より優れた判断ができるでしょう。

ロジカルシンキングは現代社会において必須と言える能力です。複雑な問題や情報が溢れる中で、冷静に分析し、論理的な結論を導くことが求められています。この能力が足りないと、八つ当たりをしたり、他責思考に陥ったり、陰謀論に流されてしまう残念な人になってしまうことでしょう。

ロジカルシンキングを身につけるためには、日常生活でも意識的にトレーニングを積むことが欠かせません。正確な情報の整理や仮説の立案、議論の機会の活用、問題解決のゲームの導入、さらに経験からの学びを糧にして、日々の生活の中で論理的思考を養っていきましょう。


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