ちょっと高い歯ブラシを使って自信の芽を育てる
あなたは今、いくらの歯ブラシを使っていますか?
以前、私は、一本あたり68円の歯ブラシを使っていました。
しかし、うつ病になり、生きることへの自信を失ってしまった私は、メンタルトレーナーである古山有則さんの『嫌いな人がいる人へ 自分を知って生きやすくなるメントレ』という本を参考に、歯ブラシの値段を今まで使ってきたものの3倍にすることにしました。
「歯ブラシと自信との間に一体どんな関係性があるの?」と疑問に思う方がいるかもしれませんが、問題はそこではありません。
「自信がない」「自分には価値がない」という考えに至るような行動を減らすことがここでは大切なのです。
歯ブラシ68円が、まさに自分に価値がないということを表しているのです。「どうせ安くてもいいよね」と。
今、私は300円の歯ブラシを使っています。
やはり値段が高いのにはちゃんとした理由があって、まず、ものすごく磨きやすいですし、「今自分はちょっと高い歯ブラシで歯磨きしているんだ」という事実にワクワク感が生まれます。
今までただ何となくしていた日常の行為に、変化が加わったことで、ワクワクして心が充実するようになりました。
歯ブラシは、自分に価値を感じるための手段で、きっかけのひとつに過ぎません。
「自信をつけたい」「自分を好きになりたい」と思うなら、毎日使うものに何か変化を加え、「自分を好きになる投資」をできることから始めてみてはどうでしょうか。