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最近のゲームのLGBTや性的表現等について

このnoteでは基本的にマーケットに関連する話(直接・間接的に投資判断に影響する市場の話)を書こうと思っていますが、今回はほとんど関係ありません。もしかしたらソフトがどれだけ売れるか・・・という点についてなんらかのヒントはあるかもしれませんが。またネタバレもありますのでご注意ください。

一番考えさせられたのがThe Last of Us 2ですね。性的指向についてストレート、レズビアン、バイセクシャルが出てきます。また性的表現もまあまあ過激です。

主人公のエリーはレズビアン、その恋人はバイセクシャル、もう一人のプレイアブルのアビーはストレートです。どちらも一緒に戦う理由や、戦い(復讐)を続ける理由として、恋愛感情がベースの一つになっています。そのためどちらもパートナーとの性行為がゲーム内で描写されています。(日本版ではアビーの方はカットされているようですが)もともと成人向けのゲームなので性行為の描写があっても問題ではないのですが、ちょっとLGBTを入れすぎだなーというのが私の感想です。またポリコレに屈したという理由で炎上もしています。私は怖くてやらなかったのですが前作のDLCではエリーのレズビアン傾向については描写がすでにあったようです。

Ghost of TsushimaではLGBT的なものを示唆するだけにとどまっています。中世の侵略戦争なので、略奪・強姦は当然なのでしょうが、実は女性が襲われているというシーンは出てきません。(もしかしたらサイドクエストにはあるかもです)

一方、主要キャラが夫がいるものの隠れてレズビアンであったことを明かしたり、少年だった時に成人男性にもてあそばれていたという話が出てきます。まあ、これも復讐等の動機になるため必要な描写なのでしょう。

最後にFinal Fantasy 7 Remakeですが、こちらはどちらかといえば露出規制ですね。人気キャラであるティファですが、20年以上前のオリジナル版と異なり、タイツを履いて露出が減っていたりと時代に合わせた修正がされています。オリジナルと同じで巨乳のままですが、スクエニはゲームキャラのフィギュアを売ったりもするのでここは変えられないでしょう(笑)

日本のゲームで問題なのは幼児ポルノ的なもの排除でしょう。秋葉原とかにいくと違和感を感じる人が多いと思いますが、幼児ポルノ的な広告がたくさん掲示されており、欧米的な価値観では完全にアウトです。欧米向けにローカライズする際に、露出を調整しているゲームもありますね。

個人的には、日本のゲームは倫理上守らなければいけないルールに対応する、欧米のゲームは様々な価値観に対応する(そのため無理やりにでも入れる)ようになっているのが最近のトレンドなのかなーと感じています。



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