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ビジネスコミュニケーションを円滑にしたかったらリアクションをポジティブにしてみよう!という話

こんにちは!「ゆっくり、いそげ」をコンセプトとしたお仕事応援プロジェクトslothのプロデューサーをしているワープくんです!

このnoteではできるだけお手軽に、でも確実にちょっとはお仕事にポジティブな影響があるような話をしていきたいと思います!

今日は「ビジネスコミュニケーションを円滑にするためにはポジティブなリアクションが良いのでは?」という話をしたいと思います。

リアクションをポジティブにするとは?

ビジネスコミュニケーションに限らず、人同士のコミュニケーションには「リアクション」が、間違いなく発生します。仕事の報告もあれば、成果の発表を聞いたとき、誰かが自分の依頼をやってくれた時、色々あります。

リアクションをポジティブにする、というのは相手が何かを発信した時に反射的に「すごい!」「ありがとうございます!」などのポジティブな言葉を使うようにしてみる、ということです。

実際、自分は誰かに何かをやってもらった時にはできるだけ「すみません」ではなく「ありがとうございます」を使うようにしています。「すみません」のような謝罪だと、相手が「この人は謝罪するようなことをしたんだな」と無意識的に思ってしまいますが、「ありがとうございます」のようなお礼だと、相手は「この人に対して良いことをしてあげたんだな」と思えるので、お互いちょっと幸せになります。

ポジティブなリアクションのメリットは?

ポジティブなリアクションをすることのメリットは以下の2つがあります。

  1. フィードバックを相手が受け入れやすくなる

  2. 相手のポジティブな部分を自然と探そうとする

フィードバックを相手が受け入れやすくなる

例えばチームのメンバーが資料を作成した時などにあなたがチェックする立場だったとします。人間が作る資料が100点で全くいうところがない、ということは基本的に少ないはずです。そういう時についついダメな部分の方に目がいってしまい、「ここが間違ってますよ」「この部分がちょっといまいちですね」みたいなリアクションから入ってしまうこともあると思います。

しかし、このようにネガティブなリアクションを受けた側は思考の反射的にムッとしてしまい、フィードバックについて上手く受け入れられず、何か反論したくなってしまうかもしれません。フィードバックした側にその気がなくても、攻撃された気分になって防御姿勢を取ってしまうのです。

だからこそ、まずは相手の成果に対して「すごい!」などのリアクションから入りましょう。できれば具体的にすごいところを見つけてリアクションしてください。そうして一度ポジティブなフィードバックをした上で、細かいフィードバックをすると、相手も素直に受け取りやすいです。

相手のポジティブな部分を自然と探そうとする

ポジティブなリアクションを習慣づけると、自分が言った言葉に対して辻褄を合わせるために相手のポジティブな部分を自然と探そうとするようになります。

「思考を変える→行動が変わる」という順序を想像しやすいですが、実は「行動を変える→思考が変わる」という順序になることも多いです。

相手の良い部分に気が付きやすくなると、「周囲に優秀な人に囲まれていて幸せだな~」と思えるので、めちゃくちゃおススメです。

リアクションを決めるとキャラが立つ

今回は主にポジティブなリアクションについての効用についてまとめてみましたが、リアクションを事前に決めておくのは「自分がなりたい姿になる」ことに近づけるという利点もあります。

もうちょっとかみ砕くと「自分がなりたいキャラクターを思い描いて近づくためには、リアクションを設定すると良い」ということです。なぜなら、キャラクター性というのは「シチュエーションに対するリアクション」に強く出るからです。

例えば、誰もが知っているドラえもんを例にすると…

  • シチュエーション:

    • のび太がジャイアンにいじめられたので仕返しをしたいから助けてくれと頼んできた

  • リアクション:

    • ジャイアンに対して「ひどいやつだ」とちょっと怒りながら、仕返しのための道具を出してくれる

  • キャラクター性:

    • のび太に対して親身になって共感し、力を貸してくれるキャラクターとなります。

となります。これが

  • シチュエーション:

    • のび太がジャイアンにいじめられたので仕返しをしたいから助けてくれと頼んできた

  • リアクション:

    • 復讐は何も生まないから、慈愛の心を持ってジャイアンを赦してあげなさいとのび太を諭す

  • キャラクター性:

    • のび太のことを大事に思っているが、行き過ぎた博愛主義から結果的にのび太の力になってくれないキャラクター

となると、全然違うキャラクターになります。なので、仕事上で起きうるシチュエーションを大量に考えておいて、そのリアクションを決めておくことで、理想のキャラクターになることができるかもしれません。

おわりに

というわけで、ビジネスコミュニケーションを円滑にするためのポジティブなリアクションの有用性についてまとめてみました。口癖や咄嗟の行動を変えると、思考も変えることが出来るので、「今の自分から変わりたい!」と思ってる方がいたら是非試してみてください!


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