【DTMクラシック】フンメル/ピアノの為のロンド 変ホ長調「ラ・ギャラント」,Op.120

【打込音源】フンメル/優雅なロンド 変ホ長調,Op.120


優雅なロンド と名づけられた後期のピアノ作品です。
フンメルには出版未出版関わらずにピアノソロ用のロンドが10曲ほどありますが、この曲は1831年に出版された晩年の作品。

時代的には若い世代のロマン派と言われるリスト、ショパン
メンデルスゾーン、ヒラー、タールベルク等が大活躍し始めているので、このロンドのように装飾的であっても明るく軽やかな古典派的アプローチの曲は古い世代の音楽ととらえられていたかもしれません。ただし、ショパンがフンメルの作品を積極的に弟子たちに課したように、そのピアノ奏法や構成はお手本として根強く残っていました。

タイトル通り優雅で軽やかで、重厚感は持たせず、淡々と子供たちが跳ね回るように流れていく曲です。

装飾は多く、上級者向けのテクニックが必要で、深淵さや感動的なメロディーがあるわけでもないのに高い技巧を求められるこの曲は、あまり演奏される機会がありません。レコード(CD)では3種ほどがリリースされています。

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Sequenced Music
Johann Nepomuk Hummel
Rondo in E flat Major, Op.120, La galante

Computer Programming : Hummel Note
Sequencer:SSW9 Lite
Score creation:Music Pro Windows Plus
Sound:GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 4/ARIA

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