【あなたの知らない落語の世界】第4回「落語ってどうやって見に行くの?」
落語入門なnoteです。
今日は「落語ってどうやって見に行くの?」というテーマを取り上げてみます。
お客様によく訊かれるのが「はな平さん、どこでやってますか?」とか「落語ってどこにまず行けば良いんですか?」なんてことです。
私を含めて落語家はとにかく色々なところでやっています。テレビに出るような著名な噺家になるとほとんどがプレイガイド(チケットぴあやローチケなど)を通して販売していますが、それ以外は当人のホームページで探すか落語協会などのページから出演情報を探して行くことになります。
だけどもっと根本的にまずは誰を観にいけば良いのかとかそのレベルまで下げて考えて観ます。
①知っている噺家を考える
誰?ってなった時にまず考えて欲しいのがそもそも落語家で知っている人はいるかということです。
私たちの中ではどんなに落語を知らない方でも笑点に出ている人はなんとなく知っているだろうと思っています。
まずはそういう知っている落語家を思い浮かべてみるところから始めてみましょう。
その次に「(知っている噺家)space チケット」のように調べてみると結構出てくると思います。
なぜ知っている人を最初にした方が良いかというと、テレビで観ていたりするととても親近感があるからです。
②寄席は当日券のみ
別に知っている人が出ていなくても良いやという方は、寄席にいきなり行ってみるのも良いでしょう。
寄席の良いところは、とにかく演者の数が多いことです。色々なタイプの噺家が出てきて、古典や新作や改作や、色々な噺が聴けます。なので、自分の好みがわかると思います。
なかなかいきなり寄席へ行くのは敷居が高いと思いますが、勇気を出して行くことをおすすめします。
③YouTubeやラジオを入り口にする
実際に足を運ぶのがまだ難しいという方は、まずは落語を好きになってもらうために落語を聴いてみるというのが良いですね。
YouTubeやラジオで落語が溢れていますので、そういうのを入り口にするのも良いかもしれませんね。
おすすめの落語は私のYouTubeでも紹介していますし、落語で検索しなくとも上記のような知っている落語家を検索してその人の落語をまず聴いてみるというのも良いかもしれませんね。
【番外】初心者向けの落語会を探してみる
これはタイミングが難しいのですが、初心者向けの会を探すのもおすすめです。
地方にお住まいの方ですとか、都内でもたまに「親子寄席」「はじめての落語」のようながっつり落語というより、子供でも楽しめるような敷居を下げた落語会があったりします。
ただ、こういう会は頻繁にやっているわけではありませんので、タイミングよくそういうのを見つけられるかはわかりません。
もしそういうのが見つかったら飛び込んでみるのもいいかもしれません。
今日は「落語はどうやって見に行くの?」について考えてみました。YouTubeでも取り上げてますのでぜひご覧ください。
あなたの知らない落語の世界
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