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鈴本演芸場 主任興行を終えて
五月下席鈴本演芸場夜の部のトリの興行が終わりました。昨年の二月下席以来の二度目のトリでした。長いようであっという間の九日間で、今回は「季節(とき)知らず」と銘打って、季節関係なくネタを出しました。
このチャンスをくださいましたお席亭には本当に感謝でございます。
この五月に入ってから、ずっとこのトリのことで頭がいっぱいで、ネタをさらいつつ、DMを書いたり、自分に出来ることは精一杯やろうと務めまし
第五回 ハヤシにのって ご来場御礼
5回目の独演会が終わりました。今回は平日開催となってしまい、お足元の悪い中でしたが、ご来場頂きましたお客様には大変感謝しております。
二ツ目の終わり頃から課題にしていた「百年目」を独演会でやっとお披露目出来ました。昨日の番組は以下の通りです。
一、OPトーク はな平
先日、京浜東北線で起きた悲しいリュック事件の話をしました。
一、寄合酒 林家たたみ
前座でも中堅になってきたたたみさん、だいぶ
雲助師匠と真景累ヶ淵
先日、雲助師匠と真景累ヶ淵のリレーをやらせて頂きました。
コロナ禍において、自分のルーツは何かというのを考えて取り組み始めた真景累ヶ淵。今回は一番最初の「宗悦殺し」をやりました。
雲助師匠はその二話後の「豊志賀」を口演されました。
中入りに上がって私が「宗悦殺し」をやったので、お客様からすればなんつうことしてんだ(雲助師匠の会だし、持ち時間が減るじゃないか)くらいに思われたかもしれません。
令和鹿芝居2023が終わりました
落語家がやる歌舞伎を「鹿芝居」と言います。噺家がやる芝居で鹿芝居というわけですが、今年もその鹿芝居の講演が終わりました。
精神的にも肉体的にも年に一回しか出来ないこの鹿芝居ですが、今年は「白浪五人男」に挑戦しました。
と言っても、本家の白浪五人男でやる部分は稲瀬川勢揃いの場だけ。その前の浜松屋の場は、佐野鎚という吉原遊郭の大見世に置き換えての脚本にしました。舞台を落語にすると書き易いので、作る