最近の記事

愛宕山参り

京都市右京区の嵯峨で生まれ、25歳で京都を去るまで嵯峨で過ごしました。そんな嵯峨には愛宕山という山があり、嵯峨で生まれ育った子供達にとっては、愛宕山に育てられたと言っても過言ではありません。 小学校の遠足は愛宕山へ行き、中学校では2月の冬場にダッシュで愛宕山を登る「愛宕登山競走」というストイックな行事があり、高校生の時は暇やからとりあえず愛宕山へ行こうと登っていました。それぐらい、愛宕山は親しい存在です。 大人になった今、帰省で京都へ帰って来たので、もう一度愛宕山へチャレ

    • 徒歩旅「知多の最果て」

      陸がある限りどこまでも歩いて行ける。 陸をただ延々と歩き続けると、最後には陸の先端となる岬に行き着くこととなります。海に飛び込んで泳ぎでもしない限り、それ以上進むことはできない陸の最果てです。 愛知県に知多半島という地域があります。 愛知県南西部に突き出た地域で、中京工業地帯の東海コンビナートや中部国際空港セントレアが位置する半島です。 その南の果てには「羽豆岬」という岬があります。今回は陸の最果てを目指す旅として、歩いて知多半島を縦断し、羽豆岬を目指してみたいと思います。

      • 徒歩旅「家に帰ろう」

        学生時代や新入社員の頃に、飲み会後に終電を逃し、タクシーに乗れるほどお金に余裕があるわけでもないので、繁華街から家まで歩いて帰った、そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。 今回は歩いて帰って来ることをコンセプトに掲げた長距離歩きとなります。 普段であれば歩いて行って電車で帰ってくるので、いわばロッククライミング形式(登りがメイン)が多いですが、今回は電車で行ってから歩いて帰って来るので、スノボ形式(リフトで登って滑って戻る)ということになります。 ルールはGoog

        • 徒歩旅「地図使用禁止」

          Googleマップの検索機能など、非常に便利な時代になりました。 徒歩や車、公共交通機関に至るまで、目的地までの最短ルートが瞬時に検索できます。かく言う自分も、これまで京都〜鹿児島、岡山〜鳥取、名古屋〜滋賀など長距離を徒歩で旅してきましたが、Googleマップの検索ルートに沿って歩いていたのも事実です。 AIに己のゆく道を決められている。 効率ばっか求めてもおもんないなと思い、今回は地図使用禁止というルールと、道中にタスクを課して歩いてきました。 目的:「1日で名古屋から

        愛宕山参り