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#15  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 パワハラも見方によっては役に立つ 〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。

私は副業でライターの先生をしています。SNSでも活動しているとたくさんの意見、色々な考え方に触れることもあります。

「このご時世に、ライター勧めるって残酷だよね」

そんな投稿を見た。

ごもっともでございます。だって楽には稼げないもの。数年前のコタツ記事がお金になる時代じゃない。

AIが書いたものを『そのまま』記事にしても、たぶん生き残れない。AIに100%書かせたものが1位をとるなら、人間のライターはいらなくなりますね。

むしろ、AIに書かせたほうがいい分野すらある。

でもね、ちょっと角度を変えて考えてみて欲しい。

たぶん残酷と思うのはSEO記事の執筆『だけ』しか見てないのかもしれないよ。

ライターのお仕事は多種多様ある。SEO記事以外にも、

VSL、
コラム、
動画台本、
取材ライター、
Kindle本執筆、
SNS運用代行、
セールスレター、
ゴーストライター、
コピーライティング、
ストーリーテリング……

書く仕事といえど、書ききれない程たくさんある。実際、私もSEO以外のものも書いている。

でもSEO記事しか書けない人はどうするか?

腕を上げるか、SEO以外のライティング、すなわち【書くお仕事】の幅を広げるか?ライターを管理する側にまわるか?

3択になる。いや、3択もある!

まずは『SEO記事の質を上げる方法』を解説……いや、その前にすこしだけ私の実体験をお話しましょう。

パワハラから学んだ『相手は何を求めているのか?』


ブラック企業のパワハラ爺やの下で働いていて良かったと思うことがある。

じつは、わたしは営業経験15年以上、接客業もあわせると20年以上の経験がある。

複合施設では、カード新規獲得は館内1位、現在の会社では新規取引先の獲得数は創業以来トップもとった。

飛び込みで新規取引先を獲得していた時、

「もうダメだ!辛い、現状打破できない、辞めたい、助けて」

軽い鬱手前まで悩んでいた。でも、爺やは許さない。THE昭和の漢(おとこ)は、

頭を使え!
あきらめんな!
根性なしめっ!
ど根性でこなせ!

毎日のように怒鳴られなじられ、ついには泣き出してしまった事がある。

でも、お陰で冷静になれた。怒鳴りながらもコツも教えてもらった。


「興味もないところに時間かけてんじゃねー」

「相手の反応を見きれないおまえが悪い」

「とっとと次へ行け!1日50件は軽くまわれるはずた」


まだ素直だった私は、言われた通り飛び込み営業をしまくった。チラシとパンフレットと名刺片手に。

1日で67件飛び込んだ日もある。

汚いものを見るように、門前払いは当たり前。場数を踏むごとに、アプローチの仕方を磨いていった。

続けること数ヶ月…気づいたら新規の取引先獲得数歴代1位になっていた。

対面交渉や折衝は、いまでも役に立っている。クレーム処理や、取引先との折衝、価格交渉。

ライター業では、編集や偉い人たちとの接し方に役立っている。

度胸と、場数を踏むこと。

これは、どの業種でも役に立つ。相談者さんや生徒さんからも

「こんな時はどう聞いたらいいですか?」

と質問されれば、大抵は答えられる。

相手が望むことはなにか?

執筆も、営業も同じ。

知らなかった『上位記事の真似』


お恥ずかしい限りですが、執筆の構成は上位記事を真似て書くことを2年目まで知りませんでした。

ライターの常識。

でも、誰も教えてくれないから(笑)だから構成はすべて自分で考えていました。

考えて、
考えて、
考え抜いて。

まわりのライターさんは、執筆時間が5〜6時間のところを、10時間、15時間かかっていた。

でもね、お陰で書く記事は大抵10位以内に入った。


これも、爺やから学んだこと。


「興味もないところに時間かけてんじゃねー」

「相手の反応を見きれないおまえが悪い」



SEO記事の執筆も、これと同じ。

ペルソナさんの欲しいものを徹底的に考え抜くこと。

相手が望むことはなにか?

突き詰めると、結論はコレ。

SEO記事も、どんな記事も

『相手が望むことは何か?』

これを軸に、執筆に活かしてほしい。

と、偉そうなことを言っておりますが、私もそろそろ重い腰を上げることにしようと思います。

もう少し、行動の量を増やすとしますかね。爺やの教えのとおりに。

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