音野響

愛情と笑いを肉球にはさんで生きるWebライター。書くことで表現し伝えられたらと奮闘中。…

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愛情と笑いを肉球にはさんで生きるWebライター。書くことで表現し伝えられたらと奮闘中。 X https://twitter.com/inu_251117 【お仕事のご依頼】hellobest55@gmail.com

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記事一覧

#16  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜穴埋めするなら行動しかない ~

私は副業でライターの先生をしています。SNSで活動していると既視感を覚えることもあります。 多分に漏れず!私もありますよ。 「あー、うまくいかないな」 「思ったよう…

音野響
4日前
17

#15  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 パワハラも見方によっては役に立つ 〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。 私は副業でライターの先生をしています。SNSでも活動しているとたくさんの…

音野響
6日前
23

#14  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 外国人は苦手?! 〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。 社長爺やは、戦後すぐの生まれ。輝かしい思い出や感覚、文化はあの時代から…

音野響
12日前
23

#13  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 目には目を 拒否には事実を 〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。 男性は年齢問わず、女子が好きだと思う。もう、本能だよね(笑) おばちゃ…

音野響
2週間前
22

#12  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 わたしはカオナシ?!  〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。 爺やは、THE昭和の男。 強引で、非常識で、情にもろく、 超合金のようにガ…

音野響
2週間前
22

#11  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 ド根性は時代に合わない  〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。 世間ではGW真っ盛り。でも、ブッラックにGWは存在しない。なんなら土日もな…

音野響
2週間前
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#10 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 天才肌はスキップができない〜

幼少期から神童とよばれていた社長の爺や。ある分野では天才的な才能と実績があるお方。 そんな爺やにも欠点の一つや二つはある。 あ、前回の愛犬ミーナではない。 実は…

音野響
3週間前
20

#9 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 どなり合いなら外でやれ〜

金はある、名声もある、でも健康な体だけがない爺や社長。カラダがフラフラで、着ているものもジーンズとトレナー。だから、人によっては馬鹿にする輩(やから)もいる。 …

音野響
3週間前
21

#8 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜鬼の目にも涙じゃなくてプードル 〜

ブラック勤めのオンナは、1人で何役もこなす。営業もすれば、取材対応もし、パートのおばちゃんたちに指示出しして、製造スケジュールもこなす。 少しばかりのキャリアと…

音野響
3週間前
20

#7 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 何かを犠牲にすることも必要〜

実は、会社には内緒で副業をしている。ライターとXのライター講師。 副業するには学びももちろん必要。だけど、普通の会社員より自由になる時間がない。三分の一くらいし…

音野響
3週間前
26

#6 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜猛暑日の攻防戦 後編〜

前回の続き。 「お前が冷房つけたいだけだろーが」 そう言われて、腹が決まった。 そうか、そうくるか。言っても無駄なら、態度で示そう。 声を荒ぶることもせず、ただ…

音野響
3週間前
17

#5 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜猛暑日の攻防戦 前編〜

地方は東京と違い、自然も豊か。初夏でも窓全開すれば風が通り、扇風機で充分な日も少なくはない。 そんなある日。事件は、日中の気温が30℃を超えた日におきた。 爺やは…

音野響
3週間前
16

#4 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 オトコの嫉妬と逆恨み 〜

突然キレた女優A山さん。 「おまえっ!スケジュール組むっておまえがいったんだろーがっ、そこにあんだろっ!」 おや?おやおや? いつものカメレオン七変化A山はどこへ…

音野響
4週間前
13

#3 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜オトコの嫉妬と逆恨み〜

数年前、年上だけど部下に当たる男性がいた。肩書は「製造部の責任者」 私は営業部でかつ、全体の店長的な役割。まあ、総括だね。 オーナー社長から、一目置かれたいその…

音野響
4週間前
22

#2 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 パワハラにはパワハラで返す 後編 〜

昨日の続き。 社長と激論?の末、堪忍袋の尾がキレた私は、感情のブレーキが効かなかった。 バッグと車のキーを握りしめ、本当に会社を飛び出した。パートさんは事の顛末…

音野響
1か月前
43

#1 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜パワハラにはパワハラで返す 前編〜

会社のオーナーは、昭和生まれの昭和オトコ。 パワハラ、モラハラ、モリモリ世代。 「うるせぇクソババァ」 「いいから言う通りにやれ!」 でも、一貫してることもある…

音野響
1か月前
33
#16  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜穴埋めするなら行動しかない ~

#16  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜穴埋めするなら行動しかない ~

私は副業でライターの先生をしています。SNSで活動していると既視感を覚えることもあります。

多分に漏れず!私もありますよ。

「あー、うまくいかないな」
「思ったようにならないや」

どこもかしこも

『行動おこせ!』
『動かなければ変わらない』

と言うけれど、そんな事分かってる。でも、動けない。行動量が足りない。なんでだろう?不思議に思うことありませんか?

私だってね、最初から何でもかんで

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#15  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 パワハラも見方によっては役に立つ 〜

#15  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 パワハラも見方によっては役に立つ 〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。

私は副業でライターの先生をしています。SNSでも活動しているとたくさんの意見、色々な考え方に触れることもあります。

「このご時世に、ライター勧めるって残酷だよね」

そんな投稿を見た。

ごもっともでございます。だって楽には稼げないもの。数年前のコタツ記事がお金になる時代じゃない。

AIが書いたものを『

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#14  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 外国人は苦手?! 〜

#14  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 外国人は苦手?! 〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。

社長爺やは、戦後すぐの生まれ。輝かしい思い出や感覚、文化はあの時代から色褪せない。

色褪せないどころか、現在も本人の中では継続中である。爺やからしたら

当たり前の風習、
当たり前の考え方、
当たり前の言葉。

でも、周りに通用しないこともある。
なかにはヒヤッとすることも。

特に差別用語。

外出先で

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#13  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 目には目を 拒否には事実を 〜

#13  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 目には目を 拒否には事実を 〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。

男性は年齢問わず、女子が好きだと思う。もう、本能だよね(笑)

おばちゃんじゃダメなの、女子なの。

キャッキャウフフしてる若い女性。そんな女性から

「うわー、すごい人なんですね」とか、

「お金持ちは違いますね」とか、

リップサービスの言葉をもらえば、気分は上がり、ご機嫌急上昇の爺や。

そんな彼女た

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#12  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 わたしはカオナシ?!  〜

#12  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 わたしはカオナシ?!  〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。

爺やは、THE昭和の男。
強引で、非常識で、情にもろく、
超合金のようにガンコ。
無茶ぶり、怒鳴りは当たりまえ。
でも、小さいながらも企業経営者。

副業をして、自己啓発系の本もたくさん読んでいるわたしは、
あることに気づいた。

どの経営者も、物事を短文でまとめるのが上手い。
次元が高いともいう。世間では

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#11  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 ド根性は時代に合わない  〜

#11  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 ド根性は時代に合わない  〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。

世間ではGW真っ盛り。でも、ブッラックにGWは存在しない。なんなら土日もない。だからとて、反抗したいお年頃の40代である。

「あーーー、やすみほすぃ~~~」

口からでた本音。本心は

(あーーー、やすみに副業の企画資料とか、案件応募の下準備とか、勉強とかしたーーーい)

である。
でも言えない。
口が裂

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#10 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 天才肌はスキップができない〜

#10 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 天才肌はスキップができない〜

幼少期から神童とよばれていた社長の爺や。ある分野では天才的な才能と実績があるお方。

そんな爺やにも欠点の一つや二つはある。
あ、前回の愛犬ミーナではない。

実は……

スキップができない。

頭で判断しても、体を反射させるのが苦手らしく、
スーパー〇リオはジャンプしないで、自分が飛ぶ。

リモコンを握りしめたまま、
自分がピョーンとジャンプする。

まじか。
まじだ。

飛んでるよ、この人。

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#9 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 どなり合いなら外でやれ〜

#9 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 どなり合いなら外でやれ〜

金はある、名声もある、でも健康な体だけがない爺や社長。カラダがフラフラで、着ているものもジーンズとトレナー。だから、人によっては馬鹿にする輩(やから)もいる。

この爺や、実は洋服以外、身に着けているものは一級品。見る目のある人が見ればわかる。眼鏡も、腕時計も、ネックレスも、自宅にある数台の車も。。。

無形・有形資産合わせて数億円。

東京にいたころはよく

「ああ、○○のお方なんですね、今は社

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#8 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜鬼の目にも涙じゃなくてプードル 〜

#8 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜鬼の目にも涙じゃなくてプードル 〜

ブラック勤めのオンナは、1人で何役もこなす。営業もすれば、取材対応もし、パートのおばちゃんたちに指示出しして、製造スケジュールもこなす。

少しばかりのキャリアとコミュニケーション。
言葉の選び方も、慎重なときこその、押しの言葉も用意する。

だから、爺や社長がごねる時は、最後の切り札をよく使う。

『◯◯に行ってこい!』

『◯◯しなきゃダメだ、絶対だ』

無理難題を押し付けられると、日常の業務

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#7 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 何かを犠牲にすることも必要〜

#7 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 何かを犠牲にすることも必要〜

実は、会社には内緒で副業をしている。ライターとXのライター講師。

副業するには学びももちろん必要。だけど、普通の会社員より自由になる時間がない。三分の一くらいしかない。

だってブッラク務め、
介護だってしなくちゃいけない。

でも、あきらめるのが嫌だった。
どうしても嫌だった。

「このままで人生終わらせたくない!」

コロナ渦で、収入の不安もあって始めた副業。
WebライターとSNSマネタイ

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#6 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜猛暑日の攻防戦 後編〜

#6 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜猛暑日の攻防戦 後編〜

前回の続き。

「お前が冷房つけたいだけだろーが」

そう言われて、腹が決まった。

そうか、そうくるか。言っても無駄なら、態度で示そう。
声を荒ぶることもせず、ただ心の底に確固たる思いを隠した。

泣いてすがっても知らんがな。

そして、一人出勤日の日に、ソレを決行した。

いつものように早朝に出勤。今日も暑くなる気配。いいぞイイゾ!
もっと暑くなれ。気温が30℃くらい超えてくれないと説得力がな

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#5 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜猛暑日の攻防戦 前編〜

#5 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜猛暑日の攻防戦 前編〜

地方は東京と違い、自然も豊か。初夏でも窓全開すれば風が通り、扇風機で充分な日も少なくはない。

そんなある日。事件は、日中の気温が30℃を超えた日におきた。

爺やは高齢者だ。高齢になると暑さ寒さが感じづらい。身体の温度調整の機能が下がり、暑くても普通の人より「暑くない」と感じてしまう。

だから、私達従業員と温度差が激しい。

困るのは、夏の猛暑日。

外はもうすぐ30℃、自然の風と扇風機だけで

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#4 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 オトコの嫉妬と逆恨み 〜

#4 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 オトコの嫉妬と逆恨み 〜

突然キレた女優A山さん。

「おまえっ!スケジュール組むっておまえがいったんだろーがっ、そこにあんだろっ!」

おや?おやおや?

いつものカメレオン七変化A山はどこへやら。声を張り上げ、細い目で私を睨む。

彼の本心で言いたいことは、

(なんでこんなヤツが選ばれたんだ。製造管理はオレがやってたのに)

(こいつの指示に従うのは気に食わねー)

(スケジュール通り用意はしたから、あとは自分でやり

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#3 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜オトコの嫉妬と逆恨み〜

#3 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜オトコの嫉妬と逆恨み〜

数年前、年上だけど部下に当たる男性がいた。肩書は「製造部の責任者」

私は営業部でかつ、全体の店長的な役割。まあ、総括だね。

オーナー社長から、一目置かれたいその彼は、

「はいっ、すぐやりますっ!」

「わかりましたっっ!」

社長の前では、兵隊のごとく即返事・即行動。報連相(ホウレンソウ)もお手のもの。キビキビ動くその姿はまるで軍隊。敬礼すらしそうな勢いだ。

ところが、社長がいないときの彼

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#2 ブラック勤めのオンナの逆襲  〜 パワハラにはパワハラで返す 後編  〜

#2 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 パワハラにはパワハラで返す 後編 〜

昨日の続き。

社長と激論?の末、堪忍袋の尾がキレた私は、感情のブレーキが効かなかった。

バッグと車のキーを握りしめ、本当に会社を飛び出した。パートさんは事の顛末にビクビク、モクモクと仕事のフリ。でも耳だけははダンボちゃん。

そんな顔を横目にしながら、社長の罵声が背中を押す。

「おい!どこ行く!会社ダゾ!逃げたらクビだゾわかってるのかぁーー」

知らん。

もう知らん。

散々やった。
頑張

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#1 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜パワハラにはパワハラで返す 前編〜

#1 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜パワハラにはパワハラで返す 前編〜

会社のオーナーは、昭和生まれの昭和オトコ。

パワハラ、モラハラ、モリモリ世代。

「うるせぇクソババァ」
「いいから言う通りにやれ!」

でも、一貫してることもある。

『荒い言葉も人のため』

怒鳴って、言うことを聞かせようとする。

よく考えると、本人に得がない。

相手がブツブツ言い訳をすると、地軸修正させるために言葉が粗くなる。

ヤ◯ザも真っ青。

つばを飛ばし、怒鳴り、机をぶっ叩く。

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