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【40代 就活戦線異状なし】#4 習慣を破壊せよ。「ちゃんとやらないと」をデストロイ!

どもども、Hum川(はむかわ)です。
現在43歳、最近まで就職活動してました。

転職して年収アップ★とかではなく、営業終了による解雇です。

普段からキャリアについて考えておらず、ダメージ大。事前準備も計画性もなく、転職市場へ転がり出るハメになりました。


★前回のふりかえり
「企業が求めるスキルの一端を手に入れて、内定もらった」

内定先の企業が探していたのは、印刷物の内製と、デジタルマーケティングに取り組める人材。

私は「SUNABACO」というスクールでいくつかのコースを受講した結果、このニーズに応える事ができました。

学び直してよかった!新しいスキルのPR成功!

………。

って、そんな簡単にいくワケ、ないじゃないですか。


40代にもなれば、言った事・言われた事があると思います。
「こんなの、客先に出せるレベルじゃない」と。


ここで背中を押してくれたのが、SUNABACOで大切にされている考え方。

「ちゃんとやらないと」をデストロイ。これでした。

自分基準の完璧さを求めるのではなく、相手の目線で、必要な事を早く達成することが大事だよ、という意味です。

始めの一歩を踏み出すこと。大切な教訓だと思います。

………。

イヤだからって、「ハイそうですね」ってできたら、苦労ないんですよ。


だって40代にもなれば(2回目)、経験から知っているでしょう。
ちゃんとできなかったら、デストロイされるのは自分だってこと。

新しいチャレンジを阻む、「絶対ムリ」の自己防衛。

今回、転職活動で自分の新分野をPRできたのは、この錆を引き剝がす事ができたからです。

どんな人にも、錆剥がしには外の世界の力が必要です。私にとっての「外」は、SUNABACOとその界隈でした。

自己の変容。スキル同様に、中年の転職には大切みたいです。
それでは本編、いってみましょー。



目つきの悪さが、緩和される感じ

自分、ガラが悪いもんで

SUNABACO江別で受講を始めた時、毎日やっていたのがこれです。

講義は終業直後の19時から。まだ戦闘モードが残る自分は、平和を乱す雰囲気満載です。

私はオン・オフの切り替えが、あまりないタイプ。意識的にスイッチを切る経験は、人生初だなぁと思いながらやってました。



もちろん待ってはくれない

考えている余裕などない!

怒涛の日々がスタート。1日3時間の講義に加えて予習と課題があり、生活習慣は激変しました。

プログラミングは理系?文系?いやいや、体育会系だろコレもう!

この頃、社内での立場は最悪でした。労使交渉の決着、一部管理職の早期離脱、一般職からの責任追求…の中で定時上がりしていたからです。

勇者だよね。

受講の忙しさで、「色々それどころじゃない」状態になれたのは、心の健康面で運が良かったとも言えます。



言ったご本人は、あまり覚えていないらしい。

自分だけじゃなかった!

気持ちが一気に楽になった、同期の一言。

同じように苦労しながら頑張っている人がいる。それが大きな勇気になりました。

大人になると「やってるけれど、できない」状態に、世間は「滑稽」と烙印を押します。自分も押しちゃう。

可能性の芽を摘み取ることにかけて、人は実に天才的なのですよ。
そして環境と経験が、それを強化してしまうんでしょうな。


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「絶対ムリ」が、できちゃった。


SUNABACOのプログラミングスクール受講は、とにかくハードでした。
「考える暇もなく、とにかくやるしかない」

1にも2にも、時間確保です。

1日3時間だけではありません。予習、課題、早朝出勤、休日出勤、持ち帰り仕事までが、1セットです。

復習がない?はい、余裕なかったです。まじで。

完全に体力勝負の日々。従来通りの生活では、対処しきれない状況です。

結果、社会人になって20年以上、「絶対ムリ」と信じていた事を敢行するに至りました。

1.定時で上がる
2.仕事を断る

…できた。

急激な変化の中で、思考と習慣の強制リセットが起きたのです。立ち止まる暇もない忙しさにぶん回されて、長年の妄信が遠心分離機で弾き飛ばされてしまった。

社会が、自分が課してきた「絶対」は、握れば苦も無く砕ける程度のものでした。



仲間と一緒に、デストッローイ!


SUNABACOの講義には、卒業制作があります。数名でチームを組み、アプリやサービスの開発を行います。

ここに、経験由来の酔いから覚める体験がありました。「実用最小限」の実践です。

俗にいう「パワーポイント資料作りこんじゃう病」を、やめようという事です。

2週間で作り上げたアプリは、見た目も機能も十分ではありませんでした。つまり全くちゃんとはしていない。でも確かに動いている。一番やりたかった事が出来ていて、問題なく使える。すごい。

「できないから、やらない」ではなく、「やらないと決めて、やらなかった」のも、清々しい。

一緒に喜ぶ仲間の存在が、「正しく作れた」という手応えを、確かなものにしてくれました。

これで、いいんだ。

無論、仕事がこれと同じだとは思っていません。対価が発生する場での、「実用最小限」は甘くない。単純でもない。

それでも謙虚なおどろきに打たれて、職場での口数が何となく減ってしまうのでした。


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それから、どした。

この体験を経て、職務経歴書にQRをつけました。

人生、わからないモンです

私の仕事は、転職にポートフォリオが必須です。

これまでは実績をファイリング&郵送していましたが、今回はSUNABACOで受講しながら、WordPressで作成。

レンタルしたサーバーに上げて、職務経歴書にQRをペタリ。

自分でも戸惑う位、初心者丸出しクオリティ。ちゃんとしてないページ、爆誕です。

しかしこれが評価ポイントになったのだと、面接時の会話で分かりました。

即戦力を求められる中年は、「勉強しています」だけでは弱い。
目に見えて触れる形は、強かったという事です。

以前と変わらずにいたなら、せっかく勉強したことを「役に立たない」と思い込み、チャンスをふいにしていた事でしょう。

まぁホントにちゃんとできなくて、面接前日に「サーバーにアップできない!助けて!」とSUNABACO江別に駆け込みしたんですけども。

卒業後まで、ホントお世話になりまして。


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20代の頃。私はグラフィックデザイナーでした。

新人の登竜門は、葉書の宛名面や名刺広告。文字組の訓練です。

これが、作っても作っても、ディレクターから突き返されるのです。

理由は教えてもらえません。「お前向いてないわ。辞めちまえ」とだけ言われます。

そういう時代で、そういう仕事でした。

私の「ちゃんとやらないと」は、この時期に骨に刻まれた様に思います。

キツかった。一方で、この頃に叩き上げた基礎が、今を支えています。

呪いと祝福は、同じ顔をしている。
…なんて思う、今日この頃です。


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《今回のまとめ》

40代、経験ゆえに自分を制限してる事も。「絶対ムリ」を壊してくれる外界とつながった結果、可能性を捨てずに済みました。


↓文中に出てきた、SUNABACOの「ちゃんとやらないと」をデストロイ

最後までお読みいただき感謝、感謝です!

次回は「就職支援、悲喜こもごも」を書きたいと思います。ゆるっといきましょう。

【よろしければ、帰り際にスキ❤️を頂けると、勇気がでます!】
ではまたー。

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