『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』午後ローを予習タイトル長いって。

 今年も残すところあとわずかですね。もういくつ寝るとお正月、ということで本日の午後ローは『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』です。二〇一一年の作品。めでてえ。
 タイトルから察せられるように、アレクサンドル・デュマの『三銃士』から主要なキャラクター設定を借りてやりたい放題やったポール・W・S・アンダーソン監督の例のアレってこと。好き。『モータルコンバット』とか『イベントホライズン』とかかなり観ました。モーコンなんかサントラ二枚買っちゃいましたからね。そのぐらい好きだったなあ。この方も業界内で不思議なポジションを確立している監督さんのひとりではないだろうか。
 そんなわけで、当然のようにミラ・ジョボビッチも美麗な衣装で出演してこの時期のアクション映画にお決まりの高いところから綺麗に飛び降りたり床を滑って銃弾をかわしたり色々するよ。あれ? 三銃士は? 大丈夫、安心してくれ、ちゃんと三銃士+ダルタニアンも出てくるし、それなりに活躍するよ。タイトルにもあるとおり、飛行船も出てくるし空戦もバンバンするし、凄まじい改変の嵐に原作ファンはきっと激おこだよ。ところで激おこって今も使われてる言葉なんでしょうか?
 それはそうとダルタニアン役のローガン・ラーマンは『ブレット・トレイン』にも出ていたね。不憫な役だったが、面白かった。
 他にもクリストフ・ヴァルツ、マッツ・ミケルセンらが、悪役を担っているので、作品的にはとっても締まっていて良い。オーランド・ブルームも良かった。
 続編は……どうなんでしょうね。なさそうだけど。
 
 
 

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