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  • ゲスの教養

    エロ / 色恋 / 育児教育 / 時事ネタ / 労働 /エロス / 人生 Twitterでは言えないこと・言いきれないことなど、上記ネタを軸にエッセイを書いていきます。

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スポーツのチームを応援することは最高だ。[雑記]

三大欲求以外では、僕にとって「サイコーなとき」は2つある。 「大好きなミュージシャンのライブに行って歌ったり踊ったりするとき」と、「大好きなスポーツチームの応援をしているとき」だ。共通しているのは、その最中には「自分が消えている」、自我が「場」に溶けて日常の思考のようなものがなくなっている状態、というところだ。映画を観ているときも本を読んでいるとき、つまり好きなことをしているときは楽しいのだけれど、僕のなかでは上の二つは特別だ。 最近は「大好き」というほどドハマりしているなミ

    • フルリモート勤務4年は奇跡の時間だった

      コロナ騒動を契機に完全在宅勤務に移行してからピッタリまる4年、転職によってついにこの生活が終わろうとしてしている。 労働人生における "異常事態" とも言えるこの期間について簡単に振りかえる。 *コロナきっかけで始まったリモワだが、オフィスの維持コスト削減から長期化した 奇跡という言葉は大袈裟だが、とても幸福だったのは、思春期の子供たちと4年間もすごく近い距離で過ごせた、ということだ。 私はもう長いこと普通の (遠距離) 通勤サラリーマンであり、平日は子供の顔などほぼ見られ

      • 大きくなった娘との関係

        さいきん、妙に "父娘仲" が良い。 春から大学生になる娘と父親が仲良しなのは、親離れ子離れの観点からいえば「おかしい」のではないか、という意見もあるだろう。しかしそうなってしまっているのだから仕方がない。 もともと、私は子供たちが小さい頃から「子供たちそれぞれ」と出かけることが多かった。(それは妻と子も同じだ) (3人や全員で出かけることも勿論多かった) 私は息子とは2012年 (息子が5歳) くらいから映画館にしょっちゅう行っているし、二人でキャンプをすることもある。

        • アラフィフおじさん転職記

          もうそろそろ50歳になるんだが、転職することにした。 そして転職先からは年末に内定をもらっている。 私にとって正規社員になってからの転職は、コレで3回目だ。 いまの会社では昨年、グッと昇進した。 しかし、「(組織が"若返り"を図っているなかで) 役職定年までに事業部長、あるいは役員まで行けるか」という社内キャリア的な観点、企業体としての会社の将来性に明確な限界が見えている点、それに伴う「やりがい」を維持できるか、などについて考えた結果、辞めることにした。 氷河期と呼ばれ

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          2023年をふりかえってみた。-仕事、遊び、子供、転職など

          昨年は更新が過去イチ少なかった。余裕があまりなかった。 というわけでたいして書くこともないけれど振り返ってみる。 仕事のこと2019年からのこの年末振り返りを読み返してみると、とにかく「シゴトがハードだった」とばかり書いている。私はもう今年50歳になってしまうのだが、驚くべきことに毎年「今年が一番しんどかった」を更新している。平凡なオッサンリーマンなんて、基本的に仕事ばっかりしていて当然なのだ。 2023年は休日もたくさん働いたし、ひとりで晩酌をしているときも仕事のことを考

          2023年をふりかえってみた。-仕事、遊び、子供、転職など

          存在することの根源的なむなしさ、人生で本当にたのしいこと

          楽しいと言った翌日に空しいと言うのが僕のような人間だ。 生きていることのポジティブな実感と生きることへの不安は、阿修羅像の貌のようにクルクルと変わる。 5月は平日勤めのサラリーマンとしては非現実的とすら言える小旅行を2回もしたが、非日常の快楽は日常に、日焼けしたあとのけだるさのような反動をもたらすことがある。 要するにちょっと大きめの楽しいことを幾つかしたら、毎日がつまらなくなってしまっているのである。 「存在することの根源的なむなしさ、みたいなものってワカる?」

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          村上春樹の新作小説から「直喩表現」を書きだしたらとんでもない数になった

          「お腹は空いてる?」「かなり減っていると思う」「あなたは私に対して異性としての関心みたいなものを抱いている?」「そう言われれば、確かに抱いていると思う」 それくらいハッキリ言えや。こんばんは、アンチ春樹15年のおじさんです。 村上春樹先生の『街とその不確かな壁』、皆さんはお読みになられましたでしょうか? 作品の性質的にはRPGの新作のように消費されている春樹先生の長編小説ですが、今回も「謎」と「metaphor(寓喩)」に彩られた、とてつもない"失敗作" "問題作" であり

          村上春樹の新作小説から「直喩表現」を書きだしたらとんでもない数になった

          旅で心を換気してきた。

          3~4月が労働面で肉体的にも精神的にも地獄でこころが濁ったので、リフレッシュするために車中泊メインの旅行をしてきた。以下、写真と記録。 5月2日 夜7時ごろ神奈川の自宅を出発。中央自動車道の談合坂サービスエリアが恐ろしいほどの激込みで焦った。21時くらいにフードコードで一番早そうな「すき家」でオーダーしたら1時間近く待った。 軽い事故渋滞に巻き込まれ、日をまたいだころ長野県塩尻市の旧街道 (中山道) の奈良井宿近くに着いた。道の駅的なところで泊。気温が3度くらいで寒かった。

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          家に帰りたくなかったころの話

          数年前、仕事で鬼ハードに疲れていた時期があった。 自分のなかでは、労働に関しては肉体的な疲労よりも精神的な重圧、不安のほうが圧倒的に心身を蝕む。 ふつうのことなのかもしれないが、40代以降は責任の範囲がひろがり、また難度の高い業務などをこなさなければならないようになり、自信をうしなったりしてキツい局面は幾度もあった。 いま現在はリモートワークになって、はや3年になるけれど、そのころは都心で勤務していた。 大体21時か22時くらいに仕事を終えて、退社するや否や、本当に "即

          家に帰りたくなかったころの話

          1995年

          阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件があった1995年から、28年が経った。 Windows95が発売され、『エヴァ』が放映された。そして戦後50年だった。 28年・・・ 当時ぼくは21歳だった。2005年で31歳 (この年に結婚し、翌年に娘が生まれた) 、2015年に41歳。。 もう50歳近いわけだが、人生の時間の体感的な感覚だと、生まれてから30歳くらいまでが75%くらいの密度、時間の長さに感じられて、30代と40代は本当に「あっという間」という感じだ。若い人は心しておくよ

          スマホ依存の子どもたちの未来

          うちの子供たちは上が高2、下が中3だが、スマホ依存度合いが年々増している。 大人でも人によってはかなり長時間スマホを握っているのだし、もうそういう時代であることは事実だ。 「スマホ教育」は、言うほど簡単ではない。 以前は、夜間(11:00ごろ)~朝にかけてWi-fi接続に制限時間を設定していたり、口頭で「しつけ」をしていたが、さすがにこの年頃になってくると、友人とのLINEは深夜帯にまで及んだりする。 ちょうど3年くらい前に似たようなことを書いていたが、事態はあのころと違

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          ドラマ 『First Love 初恋』 感想 - 10代の恋愛は人生を左右するくらい貴重な経験・・・

          Netflixで配信されている 『First Love 初恋』 という、9話完結の日本ドラマを観た。 僕はひねくれ文化スノッブなので、このテの恋愛ドラマは観る前から 「ケッ」 と思って観ないほうなのだが、Twitterではラディカルな発言をしている友人が 「こころが洗われました」 と言っていたので観てみたら、ちょっとありえないくらい泣いてしまった。フィクションの映像でこんなに泣いたことあるのか、ってくらい。50も近いオッサンがキモい。 ね、観る気しないでしょ? こういうド

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          2022年をふりかえってみた。‐仕事、友人、家族、世の中など

          4年連続の振りかえり。個人的な話なので面白くないですよ。 今年も健康で、無事に年を越せそうな立場にいられることにまずは感謝です、、と言いたいところだったけれど、クリスマスイブの日に痛風の発作を発症。でもそれ以外は良い年でしたね。 本年書いたnoteのまとめのようになります。有料記事が多くて申し訳ない。 (今後はnoteに軸足を移していくことになるかもしれません) 3月。高1の娘にGUCCIの財布を買ってあげなかったと書いたら炎上した件。いまさら言うこともないですね。Twit

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          「努力をしよう」と言いづらい社会なった。

          日本社会のさまざまな部分で"現代的"格差が拡がっているため、いわゆる「弱者側」の声がネットではどんどん大きくなっている。 このこと自体は社会問題であるのだし、そういう空気が醸成されていくこと自体はもちろん悪いことではない。しかしある格差の改善が別の格差を生む、等、問題は複雑に絡んでおり、解決へ向かう希望の兆しがほとんど無と言っていいほど見えない暗黒の時代をわれわれは生きていかざるをえない。 男女格差、世代格差、個体としての格差などがネットにおいて議論される風景はTwitter

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          欲が薄いから得られるものが少ない。

          きのうは元同僚、現在はビジネスパートナーである友人とひさしぶりに酒を飲んでいろいろ話をした。 モノの考え方や感性や笑いの感覚が近い、20年にもなる深い間柄なので、とうぜん会うと楽しい。 彼は僕より2歳年下だが、同業界のそこそこ大きな会社の事業部長/執行役をやっている。僕も彼も技術分野の仕事だが管理力で伸びてきたタイプなのも似ている。 収入なんかもおそらく大体同じくらいなのだけれど、僕も彼も若い頃から「欲があまり強くない」という共通点がある。これは40代後半の今も20代後半

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          中学受験も有名大学も知らずに育った

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