見出し画像

外食しなくなったので

コロナ禍で最も変わったことといえば、外食しなくなったこと。旅行中を除いて、普段の生活では全くレストランに行くことがなくなった。多い時では週2以上は外食だったのに。

昔々を振り返れば、東京に住んでいたときなどは、もっと外食が多かった時期もあったのです。その頃、路面電車の終点、早稲田駅の近くに家を借りていたので、高田馬場駅近くのフレンチ風ビストロ L'Amitié (ラミティエ)とか、タイラーメン専門店とか、池袋のイタリアンGHIOTTONE (ギオットーネ)とか、ナン食べ放題のネパールカレーとかすぐ行けて気軽なお店が何軒もあって、いつものお店を日替わりぐるぐるルーチン化さえしていたような記憶がある。ふと思いついてググったらお気に入りだったお店たちが今もあったので、懐かしい。GHIOTTONE (ギオットーネ)ではランブルスコを二人で毎回フルボトル空けると、結構フラフラだったなあ。

タイラーメンは、汁なしタイラーメンとかガパオとか屋台風のお店で、あっという間に作りたてがほかほか出てきて絶品だったし、と思い出してここに書いてたんですが、お店の名前を間違えていた。そしたら奇跡のコメントで、通っていたお店がここだったことを確認しました(パーリーメイ | Purleymayさん、ありがとう!)

元祖トムヤムラーメンの店 ティーヌン https://tinun.jp/ 

”ティーヌンはまだタイ料理店がめずらしい1992年、高田馬場から約10分の早稲田通りにタイ国ラーメン&タイ国 料理の店としてオープンいたしました”。

ほんと〜に美味しいので、お近くにお寄りの際にはぜひ行って下さい。おひとり様でもお気軽に入れます。

大好きだった青山のLas Chicas ラスチカス は今見ると閉店しており、そうだろうなあと、もう20年以上も前の話だし。

ここ最近、エディンバラで30年続いたレストランが閉店、などのローカルニュースを日々目にします。いつかちらっと書いたけれども、英国ではレストランでのお食事にはVAT(税金)が20%に時々サービス料上乗せ(5%)というところもあり、コロナ禍後2020年には期間限定で20%→5%に軽減した時期もあった様ですが、それでなくても高い上に、それでなくてもすごく美味しいというわけではないということに多くの人が気づいてしまった。しかも食料(材料)をスーパーで買えば、消費税0%(お酒やお菓子を除く)ですからね。

全く外食しなくなったので、狭い台所で作る料理は、簡単でヘルシーをモットーにしています。飽きないように色々作ります。あえていうなら地中海料理のカテゴリーに入るかな。

スコットランドのムール貝は3月頃まではシーズン。

魚介類満載でパエリヤ
エビは食べるところの殻は剥くけれども、尻尾や頭部分は出汁になるようにそのまま
サフランを入れるとやっぱり香りが違う
夕飯の写真は撮り忘れ、明日のお弁当*にしたものだけ撮影

見た目も味もキャビア?と思うようなLumpfish roe (魚卵)です。塩気とプチプチ感の食感が特別感を醸し出します。チーズと食べても良いかもね。

キャビアと区別つかないじゃん?
卵との相性が抜群
余ったので、寿司ライス(焼いたマグロや調理された蟹肉)と具沢山お弁当*にも入れた

やはりお刺身(生魚)はどんなに新鮮と言われてもこちらでは怖いので加熱
アニサキスという虫を食べてしまった場合、日本の内視鏡のお医者さんの腕に適うものはなしと聞いたことがある

チーズは普段の食事には欠かせないものの一つ。和食の日を除いては、ほぼ毎日何かしら使ってると思います。

熟成型Goudaチーズをスライスして(白い粒々がうまみの部分)Gouda Fermier 18 months
スライスして焼いたパースニップを添えてサラダ(ルッコラ)


ブルーチーズはスコットランドの外島、Isle of Mullから
パール大のクスクス(ジャイアントクスクス)に刻んだ野菜を混ぜて、フェタチーズを加える
パンはブラウンブレッドでマフィン型に入れてみた
じっくりとグリルしたナス+パプリカ+バタービーンズと色を加えて


面白そうなソースとかを見つけるとついついお試ししたくなるもの。
これはイタリアンデリカテッセンのお店で発見したColatura di Aliciというソース。


イタリア版の醤油?といっても過言ではない、アンチョビからできたしょっぱい旨みソース
あっさりパスタでも最後に振りかけると、うおおおおお!
旨味=Umamiは甘味、酸味、苦味、辛味、塩味に引き続き注目されている日本発信の外来語
Chipotleというメキシコのチリソース
(チポトレまたはチポッレ)
燻製乾燥させたハロペーニョを使っている独特の風味
豆だけで作るチリコンカンと相性抜群です

地中海料理には欠かせないオリーブ。黒オリーブもグリーンのものも好きですが、最近買ったこの缶に入ったスペイン産のオリーブが美味しかったです。

スペイン産のオリーブ Picante=ピリピリの唐辛子入りでこれが最高
よく作るキッシュ 中身はうちにその時あるものをぶっ込む (ちょっと焦げてる) オリーブを添えて
拡大 
パイ生地は市販されているもの、卵液は卵・豆乳の割合1:1、空焼きもしないけど大丈夫


Nigel Slaterのレシピ本内のお料理を制覇する旅も続いています 


大マッシュルームをひっくり返してその中にフムス様を入れ、焼いたもの
Mushroom + Chickpeas + Tahini
本の様には美しくないけど
Nigel Slaterのレシピ本内のお料理その2
カリフラワー+ガーリック+パクチー


*ちなみに、毎日のお昼ご飯も外食しないでお弁当持参です。前の日の夜に4人分作り、翌日分に。もっと大量に作った場合は冷凍しておきます。なので、よく作る手軽なパスタは食べやすいショートパスタのみです。

例えばこれはfarfalle ファファーレと呼ばれる蝶々型のパスタで、パプリカ、スモークサーモン、赤玉ねぎ、パセリ、マッシュルーム、ケッパーが全部生で入っているサラダ風パスタです。ヨーグルト+ディジョンマスタード+オリーブオイル+パプリカ+塩胡椒をブレンダーでミキサーにかけたものと、ざっくりあえてあります。

赤黄のパプリカとスモークサーモンのfarfalle




この記事が参加している募集

#今日のおうちごはん

18,268件

いつもありがとうございます。このnoteまだまだ続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。