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タスクシュートのプランにない行動を記録する効果

はじめに

今回は、タスクシュートのプランにない行動を記録する効果について書いてみました。

タスクシュートは、1日のはじめに、今日やる予定のタスクリストを作ります。これがプランです。

プランのタスクリストに載っているタスクは

①タスクリストから、該当するタスクを見つける
②「開始ボタンをポチっと」押してから実行する
③実行し終わったら「終了時間を入れる」

この3つをやっていけば進んでいきます。

プランにない行動は、

タスクを新規作成して名前を付ける
②「開始ボタンをポチっと」押してから実行する
③実行し終わったら「終了時間を入れる」

という風に、都度記録して進んでいきます。

違いは①の部分です。

プランにあるタスクは、
①タスクリストから、該当するタスクを見つける」で、
プランにないタスクは、
「①タスクを新規作成して名前を付ける」です。

後者のほうが、新たにタスクを作成する分しんどいですよね。。

それに、別にプランにない行動まで、タスクにしなくても自然にまかせて実行すればいいじゃないかと思いますよね。。

いちいち、開始して、終了してを記録している時間がもったいないと思いますよね。。

でも、ある効果があるからやる意味があるんです。

この記事では、上記のような「プランにないタスクを記録する効果」について、みていきます。


1.「習慣化したい行動」は、タスクシュートにタスクとして登録する

タスクシュートをはじめて間もない段階では、タスクシュートには、「自分が習慣化したい3つ程度のタスク」を登録するだけでタスクシュートを利用し始めるかもしれません。

・「朝出勤前の英語学習」
・「夏休みの宿題」
・「寝る前の体操」

自分が習慣化したい3つ程度のタスクの例

例えば、上記のように3つだけプランとしてタスクシュートに登録するかもしれません。

この3つのタスクをタスクシュートに登録すると、毎日のルーチンとして、タスクシュートにでてくるので、先送りせず完了させることができる確率が、何もしないよりは高まります。

でも、もっと「習慣化したいタスク」を、先送りせず完了させる確率を高める使い方があります。

2.「習慣化したいタスク」を、先送りせず完了させる確率を高めるには

「習慣化したいタスク」を、先送りせず完了させる確率を高めるには、1日のなかで、「習慣化したいタスク」に使っている時間以外で、何をしているかに注意します。

例えば、ちょっと息抜きに見始めたSNS。「気がついたら1時間経っていた」という場合や、会社や学校から帰った後、友人からLINEやメールなどで悩みを相談されたり、遊びに誘われたりするかもしれません。

あと、突然喉が渇いたり、お腹がすいたり、トイレに行きたくなったりして、発生する、生理現象の行動が発生するかも知れません。

こういった、予想できない「割込みタスク」「脱線タスク」に使っている時間に注意して、「習慣化したいタスク」のための時間を確保しなければなりません。

では、どうやって注意すればいいでしょう。

それは、「習慣化したいタスク」に使っている時間以外の行動も、タスクにするんです。

そして、「習慣化したいタスク」であれ、それ以外のタスクであれ、タスクシュートでタスクにした行動に、一切優先順位をつけないようにします。

その結果新たに、タスクシュートで開始したタスク1つ1つに、フラットに集中しながら実行していくという新たな習慣を身につけるんです。

3.なぜ「習慣化したいタスク」に使っている時間以外も、タスクにするの?

「習慣化したいタスク」に使っている時間以外も、タスクにする理由は、タスクシュートに登録した行動は、「習慣化したいタスク」であれ、生理現象であれ、平等に集中できるようになる性質があるからです。

なぜ、プランにない行動をタスクシュートへ記録することが重要かは、以下の記事でも説明しています。

この記事では、「仕事以外の日常生活のタスクも管理すると、SNSに仕事の時間を盗まれなくなる」という内容が書かれています。

今書いているこの記事でいうと、「自分が習慣にしたいタスクの時間を、SNSなど、プランにない行動の時間に盗まれなくなる」ということです。

4.タスクシュートに登録した行動は、「習慣化したいタスク」であれ、生理現象であれ、平等に集中できる

すべての人に平等に与えられた1日24時間、という時間を使う時、タスクシュートに登録して時間を計るという行為をすると、どんな行動でもその行動に対する集中力は高まります。

この、集中力が高まるという現象には、価値があります。

どんな価値かというと、その行動が終わったら、必ず次の行動に集中が移るということです。

例えば、SNSをみるタスクをタスクシュートに登録して開始したとします。そうすると、時間が測られているため、「SNSを見続けると、次々と面白い話題が続いてやめられない気持ちになるからといって、いつまでもだらだらと、その行動を終わりを意識せず続ける気持ち」が抑えられるのです。

タスクシュートでは、なぜ、時間が測られるとその行動に集中できるのかは、以下の記事で書きました。

おわりに

今回は、タスクシュートのプランにない行動を記録する効果について書きました。

もう一度繰り返しますが、
すべてをタスクとして都度登録するのは、しんどいですよね。

例えば、生理現象まで記録するなんて、ちょっと非常識かもしれません。。

でも、やっぱり1日を集中して過ごせて、習慣化したいタスクがやれる効果があるので、だんだんとそういう風になっていきます。自分が使っている時間を明確にタスクシュートに記録すればするほど、一日の過ごし方が、集中して過ごせるので、習慣化したいタスクを先送りせず完了させる確率が高まるのです。

参考になれば幸いです♪

タスクシュートについて


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