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足と靴

私の足は小さくて、縦の長さを測ると21センチくらいしかありません。
でも横幅が結構あるので、靴を買うときは22.5センチ以上のものじゃないと足の横が痛くなってしまいます。

ただこれだけ縦の長さが余っていると、靴を履いているときに足が前に滑ってしまい、今度はつま先が痛くなります。なので紐靴で足の甲を固定するか、足首に近いところにストラップがある靴じゃないと履けません。

こういう理由から、普段はスニーカーばかり履いています。洋服もスニーカーに合うカジュアルなものばかり。革の紐靴でもいいんですが、なかなかいいのが見つからないです。高いですし。ならスニーカーでいいやとなってしまいます。

本当はもっと女性らしい華奢な靴も履きたいけど、機能を優先しないと足が痛くなってしまうので、デザインは後回しになってます。靴でおしゃれをしている人が本当に羨ましいです。

日本よりも靴の歴史が長い欧米、とくにドイツは靴に対する意識が日本とはかなり異なるようです。

日本とドイツでは靴に対する考え方が違います。
ドイツでは医療品という考え方のもと体の土台である足をしっかり支え、姿勢や歩行の成長と発達を促します。
日本では逆に装飾(衣料品)の考えが強く子どもの足は1人1人違うという感覚がありません。
靴の選び方と履き方を学べる場のない日本では土台(足)の変形が多く、姿勢や歩行が悪いため、成長と発達が気になる子どもが多くみられます。

足育先生より

日本だと靴はファッションの一部という印象ですが、ドイツでは医療品という位置づけなのですね。履いてる時間が長いから、日本よりも靴の重要性が高いのでしょう。ドイツでは小さい子供でもちゃんと紐の付いている靴を履かせて、「足育」をするそうです。日本だと家に上がるときはもちろん、飲食店や試着のときなどに靴を脱ぐこともあるからか、脱ぎ履きしやすいもののほうが需要が高そうに感じます。文化の違いも大きいのかもしれませんね。

昔、履きやすい靴を探し求めて百貨店でシューフィッターがいる靴売り場へ行ったこともあるのですが、そのときは結局いい靴は見つかりませんでした。足の形が特殊なのかもしれません。


それならば自分でちゃんと足に合った靴を選べる知識を身につけていれば、近所でもいいのが見つかるかもしれない。そう思って靴の選び方が書いてある本を読んだりネットで調べたりしてみましたが、実際やってみたら足が痛くなってダメだったりして、どれが正しい情報なのか見極めるのが難しいなと感じます。

今は中敷きを使って調整したり、足踏まずのところにクッションがあるものを使ってみたりと自分なりにカスタマイズしています。足踏まずのクッションがあると長時間歩いても疲れにくいのでお気に入りです。


それから、以前ドイツ製の靴にチャレンジ(試し履き)したこともありますが、まずサイズがないという残念な結果になりました。これに懲りてチャレンジは一度きりで終わってしまいました。足が小さいと、こういうとき不便です。

いつかドイツ並みのシューフィッターに、日本で私に合う靴を選んでもらえたらいいのになと思います。そして、履き心地のいい靴でおしゃれして友達とご飯を食べに行きたいです。



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