日本の有名乳製品メーカーである森永乳業株式会社の財務諸表(第101期第3四半期)を見てみる

森永乳業株式会社をEDINETで調べることにした。

四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

「四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年3月31日)が、1865億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)は、2352億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)の負債合計(2898億円)と純資産合計(2828億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

四半期連結損益計算書

次に四半期連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)が、215億円だったのに対し、当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は、285億円と増加しているので、当第3四半期連結累計期間の営業の調子はよかったようだ。最後に報告書をみると、当社グループの連結売上高は増収。栄養・機能性食品事業および主力食品事業は、ヨーグルト、育児用ミルク、ビバレッジ、チーズ、牛乳、デザートなどの価格改定や、機能性ヨーグルト、「マウントレーニア」、アイスなどの高付加価値商品の提供に努める。また、価格改定や消費活動回復によるBtoB事業の増収、新規連結した海外子会社の寄与など海外事業の拡大、国内子会社の拡大もあり、全体では増収。連結の利益面は、原材料価格や各種オペレーションコストを中心に、引き続きさまざまなコストアップの影響を受ける。特に原材料は、2023年4月に乳製品向け、8月に飲用・発酵乳用途向け、12月にバター向けおよびクリーム向けの生乳取引価格の引き上げが行われました。また、2023年4月に実施した東京工場跡地売却にかかる一時的な税負担や、M&Aによるのれん償却費の増加など、新たなコストアップも発生。これに対し、価格改定や、利益率の高い事業や商品の拡大によるプロダクトミックスの改善、グループ全体でのコストの見直しなどを推進。これまでの取り組みをさらに推進させることに努めた結果、当第3四半期連結累計期間においては増益。なお、海外事業は前期に大きく拡大したMILEI社の反動減などがあり減益。といったことが書かれている。


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