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【本音】眠れない夜にサンセット・デプレッションを超えて。辛いことが続くとき、正負の法則はある?

弱っていると、正負の法則は厳しく感じやすい

正負の法則?それは人生を逞しくしなやかに生きていく知恵であり方便だよね。この世で正負がの帳尻が合わない場合、前世と来世を持ち出したり、魂の上級生とされたりして、結局今世では平等でないこともあるよね。私は別に魂の上級生じゃなくていいから、健康になって大事な夢を叶えていきたい。この肉体で生きることは一度きりだから。私は願いを叶えにここに来たんだ!」

そう希求し、心が魂が、一人静かに叫ぶ夜もあります。スピリチュアルだの正負の法則だの書いている私でも、そうなんです(結局、両方とも好きですが)。

皆様は連休中、しっかり休めましたでしょうか。私は20時台に寝て4時台に起きることが何度かありました。その日の筋肉の疲れを感じながら眠り、朝目が覚めるとお腹が空いています。これが私の本来のリズムかもしれません。ですが現在社会では、自分のリズムでの生活は難しいですよね。

近年とみに実感しているのは、「よく眠れると次の日に少し楽だ。乗り越えたい課題も、何とかなると思える」ということです。よく眠れなかった翌日の調子が悪いのは自然なことですが、今までは極端な徹夜などを除き、関連性がよく分からなかったのです。なぜなら、毎日 易疲労感があり、しんどかったからです。(お陰様で今は治っています)

睡眠による翌日のコンディションの違いは、加齢によって顕著になってきたのか、それとも若い頃は長年抑うつ状態にあったから気付かなかったのか。おそらく両方です。鬱があった頃は、朝起きた瞬間にはもう鬱でした。

鬱が治ってから、朝に簡単なお味噌汁を作れるくらいの余裕が出てくると、「うわぁ、もしかして一般的な人々はこのくらいの元気度があるのか。そりゃ、働いたり遊びに行ったり出来るわ」と驚きながらも妙に納得しました。

様々なことで行き詰まり、もう限界だという方、睡眠は取れていますでしょうか。通院は必要ではないですか。自分が弱っていると、日々の課題がより一層、猛威を振るっているように感じるものです。

やけに辛いことが続くとき「自分自身の睡眠や食事は取れているか。鬱病や不眠症などの治療は必要ではないか。身体の病気が隠れていないか」といったことも再度チェックしてみてくださいね。

既に通院中の方もいらっしゃるでしょうし、特に医療に関しては専門家に任せるとして、ここでは実体験や気付きをブログ(日記)のようにシェアします。ちょっとした知恵袋のようになれば幸いです。

サンセット・デプレッション、21時の女(人間は夜、不安になりやすい)

私の場合、昔から「疲れ過ぎてかえって眠れない」「体調不良で日中あまり活動できず夜に眠りが浅い」ということが度々ありました。

しかし通院などで電車やバスに座って揺られていると、いつの間にか眠気を催し、首をあらぬ方向へ曲げたまま寝てしまうこともしばしば。気付くと、もうそろそろ降りなきゃいけないのに「私、起きていられるの?」というくらい強烈な眠気で、そのままベッドに入れたら熟睡できそうなものなのに、帰宅したその夜、ぐっすり眠れるとは限らないのです。

幼少時代から、昼よりも夜に不穏になることが多いのでした(不安や喘息、その他の身体症状でうなされるなど)。大人になってからは、21時くらいからが特に不調で、昼間とは別人のようにダークになっていました。フラッシュバックなども頻発して、酷いときは闇落ちとでもいえるような心理状態に陥ってしまうのです。

フリーズしたように部屋の一角から身動きが取れない、またはノイローゼのような状態になってしまい生活に支障が出ます。それを「21時の女」と呼んでいました。リラックスできるような適温のお風呂に入っていても、フラッシュバックは多発していました。

21時の女は現在治りましたが、臨床心理士さんに相談していた頃、「人間は夜、不安になりやすい」と教えてもらって、それだけでもちょっとほっとしたものです。

サンセット・デプレッションといわれる夜の不調がありますが、不穏を表に出すことなく人に迷惑を掛けず、一人静かに耐え苦しんでいる人もいらっしゃるでしょう。現代ですと匿名のSNS上だけ内面を吐露したり、彼氏にだけ不調をあらわにしたりして、親は知らないというように。まあ何というか、昔の私がそうでした。

(これは想像ですが、サンセット・デプレッションは虐待やDVのサバイバーさん、そして辛い記憶が残りやすいタイプの人、摂食障害などで栄養状態の悪い人に、起こりやすいのかも)

近年の私は何かと動き回っており、夜に「疲れ過ぎて眠れないかも」と不安や筋肉疲労で全身ぐったりすることがありますが、「とりあえず横になっておこう」と毛布にくるまるとそのまま眠れることもあり、「わー、眠れた。よかった、よしよし」と自分の細胞を労うこともあります。私たちは大人になって頑張っている自分自身を、優しく寝かしつけてあげたいですね。

辛いときの最強アファメーション、救いの言葉

夜の不調について、それが症状とまでいかず、気質や体質(恋愛体質だとかHSP由来の繊細さだとか)のようなものであっても、「辛い!もう限界だ!」というとき、命の安全の確保が何より優先です。身体の安全は勿論のこと、心が死んでしまうようなことからは離れていいし、追わなくていいのです。

家族や同棲している彼氏、或いは過去の記憶に苦しめられるなど、ストレスの原因からすぐには逃げれないとき、自分の周りに透明のバリアを張ることを試みます(プロテクション)。悪しきものは跳ね返してしまいましょう。ヒーラーじゃなくてもイメージで行えます。外界の刺激から心身を守りながら、エネルギーを温存し、落ち着いて突破口を感じます。

脳内に再生される嫌な記憶は、炭酸水の泡のようにシュワシュワと空に昇って放ち弾けるイメージで、宇宙にお返ししましょう。

とはいえ、自分が穏やかに過ごそうとしていても、周囲の人が直接コントロールしてくることもありますね。昔、ある辛いことを言いつけられたとき、ツインソウルさんが「今後トラウマになりそうなことはやらなくていい(引き受けなくていい)」と教えてくれました。なるほど、まさにそうだなと。シンプルなことですが、それができない人もいるのです。

機能不全家族で育った人や、いじめに遭った人、エンパスさん、HSPさん、情に厚いヒーラーさん、療養中や専業主婦などで養われていて立場の弱い人、恋愛依存の人などは、引き受けてしまうことがあるのですよね。それも、自分の辛さを隠して、「全然大丈夫」と微笑んだりしながら。(自分が好きでやったと思われてしまうほどに)

心優しく争いを好まない人は、サンセット・デプレッションだけでなく、日頃、陰で苦しんでいるかもしれませんね。

自分より立場が上の誰かが、もっともらしい態度で
「お前のせいでこっちが困る」
「努力が足りない、甘え、我儘」
「こっちは〜〜だから
(稼いでいるから、プロだから、仕事だから等)
「俺(私)の言うことを聞いていれば上手くいく
(実際は上手くいかない)
「従わなければ〜〜しない、××する
(生活、お金に関する脅し)
など
と、見下してきても、支配的であっても、脅して来ても、話を全く聞いてもらえなくても、どうか自他を呪い過ぎないでくださいね。

呪うエネルギーを省エネして、まずは、自分の回復を最優先に、大切に行います。自分の心身にエネルギーが満ちると、自然な善行も行いやすいですよね。

苦しみ悲しんで疲弊した、或いは怒りの行き場がなくて悔しい、自分自身の脳や全身に語りかけます。

「大丈夫、私が味方だからね」と。

漠然とした恐怖や身の置き所がないようなときは、

「私は〜〜〜だ!」(自分の本名やネット上の名前を入れる。自らのかじを取り戻す)
「私はヒーラーだ!」(職業としてのヒーラーじゃなくてもいいのです)

と心の中で宣言してみるのもありです。

かつて、帰る場所や心の居場所がないようなとき、お気に入りの本(私の場合は佳川奈未さんの『幸運予告』2008年)を何度も読んで行動を起こし、本の価格の何十倍もの臨時収入を得たことがあります。でも本当に疲れている時は、まず休むことが必要です。適切な休息を選ぶことも、大切な行動です。休むこともままならないときは、しかるべき機関にSOSを出してください。

睡眠時間の確保、睡眠の質の改善【不眠の体験談と服薬】

経験上、不眠の状態で強いストレスに晒されると「やばい=危険」です。青信号の点滅や黄色信号ではなく、赤信号で車道を渡っているようなものです。私はパニック発作が数時間続いているような状態になったこともあります。

仕事、育児、介護、自身の病気や体質、家事(夫の帰宅時間によって寝るのは遅いが、朝は子供のお弁当作りもあるなど)、他にも様々な困難な境遇など、睡眠時間の確保や睡眠の質の改善は、人や環境によっては中々難しいものです。

炭水化物・タンパク質・ミネラルなどの不足や、不安や緊張、人に神経を使い過ぎること、体を酷使しすぎることでも、眠れなくなります。

食べ過ぎない程度にしっかり栄養を摂って、ほどよく筋肉を使い、夜はリラックスしていくことで、ぐっすり眠りやすくなるとは分かっているものの、実際に「やばい、本当に寝れない、倒れるかもしれない」というときは既に病院に通うにも労力が要って大変ですし、栄養のある手料理を作る手間も省き、睡眠時間に充てたいくらいですよね。更にその隙間時間でさえ、すんなり眠れないことだってあります。

早めに観念して(?)と言いますか、赤信号になる前の、青信号点滅くらいの時点で、かかりつけのクリニックで診てもらうことがいいと身をもって感じています。クリニックで血液検査や尿検査をしてもらったり、点滴をしてもらったりする間に病院のベッドで安静に一休みです。栄養不足の他にも、精神的に酷く負荷が掛かっているときは、確かセルシン(穏やかな安定剤)を点滴してもらったことがあります。

若い頃は過食をしてぐったりと寝ていたのですが、それは当然体に悪いし、今では満腹感がしっかり出て「もうお腹いっぱい。要らない」と感じるため、自然と過食できなくなりました。そうすると現実的な問題や不安・緊張にあらためて直面する訳ですが、生真面目になりすぎると今度は拒食を招いてしまうので注意しています。現在は体調に合わせて主治医に漢方薬などを処方してもらっています。

また、不眠がちのときに色々な事情で「何時までに寝て何時までに起きないといけない」というときは、プレッシャーで余計眠れないこともありますよね。そんなときは医師に相談の上、マイスリー(ゾルピデム酒石酸塩)を処方してもらったことがありました。

本来、私はあまりお薬を好きではなく、できれば自然に治したいという考えの持ち主ですが、そのままだとどうしても悪化したり長引いたりすることがあります。まずは服薬で一旦回復し、自然治癒力を助けるという考え方も採用しています。適切な服薬で夜に眠れて、翌朝もふらつきがない量にしてもらうと、むしろ翌日にすっきりしていて、「睡眠ってこんなに大事だったのか」とあらためて気付かされたものです。

ちなみに、睡眠導入剤や抗不安薬などを飲みすぎると、夜中に空腹になって、酔っ払ったような状態で食べてしまうことも経験しました(翌朝、ヨーグルトの空箱などの残骸を見る)。自分に合うお薬の種類や量って大切ですね。

そうそう、追い詰められたHSPさんは、境界性パーソナリティー障害に似た心身の動きが出ることがあります。また、不眠ではなく過食や過眠になる「非定型うつ」も現代人に多いようですね。

ですが、私は密かに、そういう揺らぎやすい方達の中にも「人いちばい喜び、人いちばい悲しみ、人の喜びや悲しみを自分のことのように感じ、口に出さないだけで沢山のことが見えて見え過ぎて、感じて感じ過ぎて辛い、心がピュアで優しい人」が少なくないのでは?と想像しています。(リーディング、ヒーラー体質。正負の正が隠されているかもしれません)

読んでくださっているどなたがが、サンセット・デプレッションや眠れぬ夜を超えて、素晴らしき明日を重ねてゆけますように、私からも願っています。

それでは、またゆるりとお邪魔します♪

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