元塾講師の人@読書記録と社会学【★→おすすめ記事】

大学で社会学を勉強して興味を持ったので、noteやTwitterを使って考えたことをい…

元塾講師の人@読書記録と社会学【★→おすすめ記事】

大学で社会学を勉強して興味を持ったので、noteやTwitterを使って考えたことをいろいろ発信したい!今は都内で主に夜仕事しています。セクシャルマイノリティ(異性装への興味・ポリアモリー・他)。夢は名を世に出すこと。Twitter(Tsunohazu会館)もお願いします。

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最近の記事

ちょっと仕事が忙しすぎて、noteの記事の投稿の頻度がさらに落ちそうです。

    • 【酔筆素読#14】(人を傷つけない笑い?)コミュニケーションとは相手を傷つけること

      お笑いコンビぺこぱの松蔭寺大勇さんに端を発したと思われる、「人を傷つけない笑い」。セクハラへの風当たりが強くなり、テレビ業界ではコンプライアンスが重視され、企業もCMや広告に細心の注意を払うようになった現代社会では、当然とも言える風潮。 しかし、お笑いやテレビが大好きな私としては、笑いの手法が一つ消えてしまったような、そんな寂しさも感じました。 もっともこれは、セクハラを容認する“オジサン”と同じような言い回しのため、自分自身もセクハラの被害者であり(また十中八九加害者で

      • ★【分断を考える一歩目】概念萌え・界隈萌え・字面萌え/アンチ

        現代社会では、ジェンダーやセクハラやブラック企業問題、環境問題などが盛んに議論されていますが、その一方で女性優遇として性の問題を嘲笑する見方、根性論・精神論、「意識高い系」を揶揄するといった対立する立場も存在します。自分たちのものの見方だけに縋っていたら、分断は大きくなる一方です。この記事では、その対立する意見は同じ概念を共有しているのたということを、「萌え」という卑近なテーマから考えていきたいと思います。 1.萌えという言葉〇〇萌えという言葉は、〇〇推しという言葉によって

        • 【読書記録】『SDGs表現論ープロジェクト・プラグマティズム・ジブンゴト』

          『SDGs表現論ープロジェクト・プラグマティズム・ジブンゴト』 2030年に解決すべき社会課題をまとめた世界を変える17の目標、SDGsの達成は、みんながジブンゴトとして、マイプロジェクトを見つけて取り組んでいく必要がある。SDGsは包摂性を前提としているので、自分の興味関心はSDGsの何かしらには関係してくる。SDGsの基本理念は、誰一人取り残されないというもの。筆者らは読者に、マイプロジェクトを見つけること、それに向けて本気で取り組むこと、その取り組み方、発信するこ

        ちょっと仕事が忙しすぎて、noteの記事の投稿の頻度がさらに落ちそうです。

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        • 【酔筆素読】シリーズ
          15本
        • ★これだけでも読んでほしい!おすすめ記事紹介
          24本
        • 【読書記録】シリーズ
          34本
        • 【自画自“評”】シリーズ
          2本
        • 【元塾講師】が語ります。
          7本

        記事

          【読書記録】『語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング』

          『語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング』 思考力は言語力に規定され、言語力の基礎になるのが語彙力なのだという筆者が、語彙力を「量」と「質」の両方から高めるメソッドを伝える一冊。 筆者の主張は、語彙力=語彙の量(豊富な語彙知識)×語彙の質(精度の高い語彙運用)という等式に基づいている。 感想言葉を知っていれば表現できるものが増え、仕事や創作などでも相手を感心させられますが、反対に語彙が少なければ話が薄く、冗長で、嫌な言い方をすれば「バカっぽく」見えてしまうものです

          【読書記録】『語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング』

          ★【酔筆素読#13】子どもが大人の世界と対等になる怖さ

          ふと、昔好きだったものを調べることってありませんか? 私は小学生の頃、ニンテンドーDSiの「うごくメモ帳」にはまっており、うごメモシアターというサービスに自分の作った作品を投稿していました。 (うごくメモ帳=DSで書けるメモ帳。パラパラ漫画のようにコマ送りの動画を誰でも作ることができ、これを「うごメモシアター」という他ユーザーとメモを共有できるサービスに投稿することができた。) このうごくメモ帳というのは、私と同世代のオタクにはおそらく、ニコニコ動画的なオタク文化の入口に

          ★【酔筆素読#13】子どもが大人の世界と対等になる怖さ

          あなたがスカートをはける理由(NHK 『僕がスカートをはく理由』より)

          Twitterを見ていたら、こんな記事が拡散されているのを見かけました。 先日、男子の制服と女子の制服を自由に選択できるようにする「ジェンダーレス制服」という「先進的」で「多様性」に配慮した取り組みをLINE NEWSで見かけました。その記事には、男子制服を着る男子、女子制服を着る女子、そして男子制服を着る女子が載っていました。 そんなものが流れてきたら反応しないわけにはいかないので、この記事をTwitterで拡散。 最後書かれてるけど、スカート履きたい男子はいつまで経

          あなたがスカートをはける理由(NHK 『僕がスカートをはく理由』より)

          マイノリティの理解者と当事者。彼岸と此岸に橋はかかるか。

          noteユーザーと読者には、何らかのマイノリティに対して理解を示す気がある人が多いのではないでしょうか。偏見ですが、同性愛に“嫌悪感を抱いて”反対する人、在日外国人に出て行って欲しい人、女性の社会進出を怖がる人というのは、ほとんどいないんじゃないかと思っています。 私自身も社会学を学んできたので、やはりマイノリティの人々を、マジョリティの立場として見過ごすわけにはいかないだろうと思ったりします。もちろんカテゴライズが変われば、人は誰しもマジョリティになったりマイノリティになっ

          マイノリティの理解者と当事者。彼岸と此岸に橋はかかるか。

          ★【NIMBYとSNS】いやわかるけど、うちのTLには流れ込ないでね

          NIMBYという言葉を聞いたことがありますか? Wikipediaによれば、 NIMBY(ニンビー)とは、英語: “Not In My Back Yard”(我が家の裏には御免)の略語で、「施設の必要性は認めるが、自らの居住地域には建てないでくれ」と主張する住民たちや、その態度を指す言葉である(「総論賛成・各論反対」)。 要するに、「そのものが必要だとはわかっているけれど、私のところには持ってこないで」という態度です。 一時期、南青山に児童相談所を建てる計画について、

          ★【NIMBYとSNS】いやわかるけど、うちのTLには流れ込ないでね

          つぶやき、段々手段と目的が逆転してきてる。一つ一つの投稿が弱くなってきている実感があるから、これを最後に毎日つぶやきはやめます。DSのどうぶつの森やってた時の惰性感にもさも似たり

          つぶやき、段々手段と目的が逆転してきてる。一つ一つの投稿が弱くなってきている実感があるから、これを最後に毎日つぶやきはやめます。DSのどうぶつの森やってた時の惰性感にもさも似たり

          noteのつぶやきとTwitterのつぶやきの差を見つけられずにいる 併用してる人ってどう使い分けてるんだろう?現状Twitterはほぼ趣味ツイートになってる状態だけど、そこをなんとか打開したいな

          noteのつぶやきとTwitterのつぶやきの差を見つけられずにいる 併用してる人ってどう使い分けてるんだろう?現状Twitterはほぼ趣味ツイートになってる状態だけど、そこをなんとか打開したいな

          Twitterによく流れてくる上から目線のネット記事。「啓蒙されていないあなたを導いいてあげますよ」「あなたの性別観古いですよ」「その常識、変えませんか?」旧態依然の“オジサン”に変わって、新進気鋭の“ワカモノ”が大きな声を上げ、新たな固定観念を作っていき、流されていく。

          Twitterによく流れてくる上から目線のネット記事。「啓蒙されていないあなたを導いいてあげますよ」「あなたの性別観古いですよ」「その常識、変えませんか?」旧態依然の“オジサン”に変わって、新進気鋭の“ワカモノ”が大きな声を上げ、新たな固定観念を作っていき、流されていく。

          ★【酔筆素読#12・読書番外】生き方それぞれ。趣味と仕事

          『中間管理録トネガワ』という漫画の最終巻に、仕事と人生について、「第一線で働き続けるビートたけし」と「趣味ややりたいことを楽しみ尽くす所ジョージ」の2種類があると説くシーンがあります。 要するに、仕事を第一に生きる(仕事以外は二の次)か、趣味を第一に生き(仕事は単なる手段)かの2種類です。 この表現に非常に惹かれたので、この記事で深堀りしていきたいと思います。 【仕事編】ガンガンはたらこうぜ まずはたけし軍団。仕事第一の生き方について。 人間(日本人だけ?資本主義の人

          ★【酔筆素読#12・読書番外】生き方それぞれ。趣味と仕事

          「他に好きな人ができた」じゃなくて、「他にも好きな人ができた」でいいと思わない?

          「他に好きな人ができた」じゃなくて、「他にも好きな人ができた」でいいと思わない?

          この前読んだ本。命、金、交際相手、仕事など、生きる上での要素がすべて等価に扱っているような印象を受けた。命など大切かどうか悩まされたこともないようなものでも、大事にする、しないという土俵に立たせる、その存在価値を考え直すという経験をしている人はなかなかいないのではないか。

          この前読んだ本。命、金、交際相手、仕事など、生きる上での要素がすべて等価に扱っているような印象を受けた。命など大切かどうか悩まされたこともないようなものでも、大事にする、しないという土俵に立たせる、その存在価値を考え直すという経験をしている人はなかなかいないのではないか。

          スローガンは多用されるようになったらもうダメ。ただの景色になってしまう。

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