昼寝の猫を足でつつく

【パスカの本棚】

きむらけんじ / 昼寝の猫を足でつつく

自由律俳人のきむらけんじさんの自由律句集で、句集としては『地平線まで三日半』の一つ前の本です。

この本あたりまでは、まだネット通販などでも入手できるかと思います。

一ページに二句、合間にエッセイが数回挿入されており、『地平線まで三日半』よりは収録数が少ないですが、一冊の句の量が多くない方が読みやすい、という方にはこちらの方が取っつきやすいかもしれません。
句の素晴らしさは折り紙付き。楽しみつつ、勉強させてもらってる感じです。

昼寝の猫を足でつつく―自由律句集

これで僕の所有するきむらさんの本は全部です。
明日からは自由律俳句じゃない本も取り上げていきたいと思います。