【#パスカの本棚】きむらけんじさんの本
きむらけんじさんは自由律俳人で、多くの句集を出されています。
作風は「放哉・山頭火のような自由律俳句」と「せきしろさん・又吉さんのような自由律俳句」の中間のような感じで、おかしみのある句が多く、せきしろさんもおすすめとして紹介されていました。
もちろん僕も多大な影響を受けています。
・きむらけんじ / 圧倒的自由律 地平線まで三日半
きむらけんじさんの句集です。
きむらけんじさんの句集は現状として、初期の句集であればあるほど入手困難なのですが、この『地平線まで三日半』は最も流通していて手に入れやすいかと思います。
また収録数も多く、この本から買うのが良いかもしれません。
・きむらけんじ / きょうも世間はややこしい
ブログにて発表されていた自由律俳句・写真・エッセイが加筆修正して載せてあります。
エッセイの部分は、せきしろさんと又吉さんの『カキフライ』『ジープ』における散文のページのような感じで、きむらさんのお人柄が堪能できます。
この本もきむらさんの本の中では手に入れやすい部類です。
・きむらけんじ / あしたも世間はややこしい
『きょうも世間はややこしい』のパート2的な本で、2018年10月現在最も新しい本です。
こちらも自由律俳句+写真+エッセイという構成ですが、自由律俳句は『地平線まで三日半』からの再掲載も含まれています。
そしてこの本だけ、電子書籍版もあります。
・きむらけんじ / 昼寝の猫を足でつつく
きむらけんじさんの自由律句集で、『地平線まで三日半』の次に手に入れやすい句集です。
『地平線まで三日半』よりは収録数が少ないですが、句の素晴らしさは折り紙付き。
僕が所有するきむらけんじさんの本は以上です。
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