食品添加物を知ることから始める

日本では普通に暮らしていると、食品添加物を意識することはほとんどできないのではないでしょうか。

今や、スーパーやコンビニで売られている加工食品のうち、ほとんど全てに食品添加物が使われているのではないかと思います。

試しに、スーパーで売っているパッケージされた食品を何かひとつ手に取って裏の原材料欄を見てみてください。
おそらくたくさんの品目が並んでいると思いますが、真ん中あたりに/(スラッシュ)があると思います。
その/から後ろに書かれているものは全て食品添加物です。
また、原材料欄は量の多い順に記載する決まりになっています。

なぜ、こんなにも食品添加物が使われているのでしょうか。
それは、天然の素材を使うよりもコストを抑えて製造できるので利益を上げやすくできるため、多くの企業が食品添加物を使うようになっています。
(食中毒を出さないためなどの目的もありますが、ここまで多くなると必要以上に入っている印象です)

これは私の考えですが、食を扱う企業や人は売れれば何でもオッケーということではなく、食べる人の健康まで考えて売る責任があると思います。
なぜなら、買う人はそこまで食品添加物のことに詳しくなく、とくに日本ではそういった知識を持っている人が少ないので、なおさら売る側が意識して販売しないといけないと思います。
ところが、実際には少しでも利益を出そうと安い原材料や食品添加物を使って製造販売してしまっているケースが多いです。

中には無添加や余計なものを入れずに努力してくれている企業もあります。
私はそういった食品や会社を見つけると嬉しくなるし、応援したいので、できるだけそういったものを買うようにしています。

企業は利益をあげる目的があるのだから仕方ないと言われればそれもあるのですが、日本では「日本の食は安全」という間違った認識が広がっているため、疑いを持つ人が少ない環境だからこそ、売る側には良心を忘れずに食品を作ってもらいたいと思います。

それを願いつつもただ待ってるわけにはいかないので、こうやって情報発信をして少しでも多くの人に知ってもらえたら幸いです。

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