見出し画像

陶芸教室2024/05/12

前々回の手びねりで作った物の素焼きが上がってきたので釉掛け。
左の皿は
手前の一部に土灰織部、その上から撥水剤。二列目に赤硝子、最後も土灰織部。
右の鉢は
内側と口元が透明で外が土灰織部
奥のコップは
内側が鉄赤、外が透明、口元が白マット。
違う色の土の練込なので、土の違いによる色の差がよく出る土灰織部と透明を多用しました。

前回苦労して成形した、深皿と鉢と香炉は、削り作業。

深皿は外径19.5cm。焼いたら18cmぐらいになるのかな?
鉢は、薄肉な上に乾燥が足りなくてふにゃふにゃしていたので、いっそ花形に変形させました。

香炉は削った後に、脚を継ぎ足し。

前回までに、ろくろ作業で出たベチャベチャになった粘土を石膏ボードに貼り付けて水気を抜いて再生しました。思いのほか量が多かったので、カップを一つ成形しました。

実は、先日ふと思った事があります。

土練りから成形、削りまで上手くいくと、薄肉で見た目より軽く使いやすい器になるという教えと、家の方でも作るなら軽くしてほしいという要望があって、どうしても軽ければ軽いほど良いという考えに引っ張られていました。

しかし、自分用のカップは、ある程度重さがあり安定して、雑に扱っても欠けたりしない方が使いやすいのじゃないかと。

なので、今回の物は少し肉厚で重いカップに仕上げてみようと思います。

きっかけは、コレ↓のタンブラーの方

底の方が細くなってしまい、これ以上削れない。内側は乾燥が進んで削りにくい。という事で削りたりないまま諦めた物。しかし、出来上がってみると、この形で安定しているし持った感じも悪くない。これに取っ手をつけてみたら、、、というのが今回の構想の元。

成形時で、外径11cm深さ12cm。仕上がり予想は共に9cm

苦労した前回とは違って、今回は全てがスムーズに進み、予定より早く終わってコーヒー飲んで休憩する余裕がありました。

以前に心配事があって集中できない事があって、前回は連休中で余裕があったのに、何故か集中できなくて、今回は仕事の事など他事を考えていたのに、作業には影響出ませんでした。

どういう時に集中できるのか、ちょっと分からなくなってきました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?