31、評価の目線を合わせる。好き嫌いじゃなくて。
人の評価をするとき、仕事そのものではなく「好き嫌い」で
判断してしまいがちですね。
なんとなくウマが合うとか、上司になついているからというだけで
評価をしてしまったりします。
また性格タイプが違うと、何かが気に食わない場合にも
評価を下げてしまいがちです。
ある企業で適性検査の分析をしたところ、社長のお気に入りのタイプばかりが入社しており、
たまたまそのタイプでない人が入ったときには全く評価がされていないことがありました。
会社の機能を明確にして組織体系を作った上で、その仕事に適した人を社長や上司のお気に入りのタイプにかかわらずに採用しなければ、良い経営はできるものではありません。
好き嫌いとかお気に入りではなくて、その仕事の機能に合った仕事をしているかどうかを評価軸にしていく必要がありますね。
(人材定着指導士テキスト:第4章7項)
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