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27、社長・部長・課長は、何をする人ですか?

近年、働かないのに給料が高い上司という話がありますね。
少子化、人口の多い世代の高齢化、労働力不足、
病気の多様化、外国籍の多様化、働く主婦の増加、
高齢労働者の増加、障害者雇用の増加、転職の増加など、
労働環境の変化がありますね。

日本の労働環境での職務の明確化は10年前から叫ばれて
いますが、いよいよ重要になってきていますね。

ジョブ型雇用とか職務主義と呼ばれています。
ジョブ型雇用の考え方はアメリカなどで進んでいますが、
多民族で使える言語もバラバラ、識字率もバラバラ、
学歴や家庭での学習もバラバラといった社会では、
職務を明確化してそれぞれに給料を設定するということで
社会を納得性のあるものにしているわけです。

仕事に対して給料が決まっていて、
成果の標準化も進んでいます。
付加価値の低い仕事は年齢に関係なく同じ年収で、
ある程度でストップします。
付加価値の高い仕事は青天井で、プロの経営者などは、
何十億、何百億という年収を得る人もいるんですね。

日本においても、社長は何する人?
部長は、何をするからその給与なのか?課長は?
といった具合に、職務を明確にしていく必要があります。

また、日本企業では、課長などの管理職になったら、
その直前より給料が減ってしまうということもあります。

役割と給与のリンクは、これから必要になってきます。
みなさんの会社では、いかがですか?

(人材定着指導士テキスト:第4章3項)

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