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【腐向け】R18小説に使える表現集②

「R18小説向けの表現集」の第二回です。第一回と同じR18シーンについて「感覚」や「感情」に重きを置いて書いていきます。
二次小説でR18シーンを書く際、「セリフや仕草、行為の内容」を描写する合間に「感じ方」「肉体の変化」や「感情」を加えて書くと、全体の抑揚が増し、シーン自体の雰囲気もぐっと高まります。
「あれしてこれしてどうしてこうして……とつい行為ばかりを描写してしまう」「セリフはたくさん思いつくのに行間が埋まらない」というお悩みをもつ方に参考にしていただければ幸いです。

【ご参考】
R18小説に使える表現集①
R18小説に使える表現集③
R18小説に使える表現集④

【1】キス

脳が甘く痺れる、吐息が溶けていく、内側から蕩かされるような、ただ幸福だけを感じている、秘密を打ち明け合う、特別な、親密な、自分にだけ許された秘密、与えられる、奪われる、溺れる、伝える、親切な教師のように導く、正しさを忘れて、夢中になる、親密であたたかい、ほんの偶然のように、はっきりとした意図をもって、甘い果実を貪るように

【2】愛撫(上半身)

熱をともすように、蒸し焼きにされそう、わずかな変化さえ見逃さず、丁寧な職人のように、折目正しい、生真面目な男らしい、意外なほど丁寧、高価な陶器でも扱うように、噛み付くような、喰われてしまうかと感じるほど、獰猛な獣のように荒々しく、波間を漂うように、彷徨う指先、腹の奥の熱を暴き出すように、執拗なほど繰り返し、下肢に熱が溜まっていく、腰の奥が甘く痺れる

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