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問題解決能力を高める。

ベンチャーにいると見たことも解いたこともない問題や壁にぶち当たることが多々あります。
前例のない問題を解くことになりますので、どうやって解いたら良いかを自分の頭で考えなければいけませんが、ビジネスパーソンとして成長していくためには、この「問題解決能力」を自分自身で高めていくことがとても重要だと思います。
今日はSTAGEのメンバーにも度々伝えている「問題解決能力」について書きたいと思います。


問題解決能力とは


問題解決能力とは、出来ないことや難しいこと(≒問題、壁)に直面したときに打開していく能力のことです。
問題の例をあげると、リード数や商談数が未達とか、なかなか商談を進展させられないとか、契約直前で決めきれないとか、追っているKPIに到達できない(≒他者を巻き込めない)とかそういったことです。

問題解決能力が低い場合にどういうふうになるかというと、

  • 目標数に到達していないからとにかく量やろうという根性論になりがち(一定根性が重要な場面もありますが)

  • 「(広告費などの)予算が足りないから問題が発生している」と考える→解決策が「予算を上げよう」となる(この時点で思考停止している)

  • 解決策がそもそも思い浮かばない(何をどうしたらいいのかわからない)

こんな感じになると思います。
もしこのような状況に陥っていたら、自分の問題解決能力が低いと考えてみても良いかもしれません。


問題を解決するとはそもそも何か。


問題を解決するというのは以下のギャップを埋めることです。

私のnoteに度々出てくるやつ…
※大事なので今後も何回も書くと思います!


つまりは、「現状」と「あるべき理想の姿」を正確に把握している必要がありますが、問題解決能力が低いとき、これが出来ていないケースが多々あります。
例えば上司から「じゃあこの数値ってどうなってる?」と聞かれたときに答えられないという人もいると思うのですが、それはこの「現状」と「あるべき理想の姿」のどちらかを把握できていない可能性があります。
把握できていなければ、ギャップを発見できないので、問題を解決することが出来ません。

この「現状」と「あるべき理想の姿」を正確に把握するためには当然数字で洗い出す必要がありますが、「コミュニケーション力を改善する」といったことは、なかなか直接的に数字にしにくいこともありますよね。
項目を数字で把握できる形に直せる限り直すというのは当然やった方が良いとして、仮に数字にしにくいことだったとしても、「正確に把握する」ことが重要なので、「現状」と「あるべき理想の姿」、そして現状でその差としてどんなことが挙げられるか(≒問題)ということを箇条書きにしてありったけ書き出してみてください。

例えばSTAGEのキャリアアドバイザーのポジションで言うのであれば、日々日々面談の質を向上させるために工夫をしているのですが、今自分は何が出来ていて、何が出来ていないのか、何が得意で、何が苦手なのか、すぐ答えられるかと聞かれたら、そうでないメンバーもいると思います。
皆さんは自分に置き換えてみてどうでしょうか?
もしすぐ答えられなければ日々の定性面の振り返りが甘い可能性があります。

最初は書き出す内容の粒度が粗くなるかもしれませんが、続けることでどんどん細かく洗い出しができるようになります。
私はこれが筋トレに似ているなと思うのですが、自分自身、昔筋トレをしていなかったときは、漠然と「なんか今日体重いな」とかそういう問題の捉え方だったのですが、筋トレを続けたおかげで体の感覚がわかるようになり、「左側の肩甲骨が癒着していそう」といった感じで詳細に問題を捉えられるようになりました。

問題の洗い出しも同じように反復することでできるようになると思うので、悩んでいる方はやってみても良いかもしれません。
(とにかく些細なことでも洗い出し、それを続けることが大事)


解決策を見出す


「現状」と「あるべき理想の姿」を正確に把握して問題がわかったら、次は解決策を見出すことになるのですが、これが苦手な人もいそうだと感じます、自分も含めて。

ポイントは多分3つあります。
1つは、「一番クリティカルな問題にアプローチする」ということです。
問題は一つではないと思うのですが、全てを解決する必要はありません。
テコの原理のように、ある1つの重要な問題にアプローチすることで、状況を好転させることができます。
洗い出した問題の中でも成果への影響が大きそうな問題がどれかを探してみましょう。
ボトルネックとなっている箇所を探すイメージです。

成果が出ていないときは妨げになっていて、成果の最大出力を弱めている箇所が必ずあります。
その妨げになっている箇所にアプローチするというのがとても重要です。

2つ目は、「現状の延長線上で考えない」ということです。
現状のままやっていて理想の姿に辿り着けそうにないから問題なのであって、そのまま考えていても解決はできないのですが、大体の人は現状の延長線上で考えがちです。
私がよくやる手法の一つが「同じような構造の問題にはどのような解決策が適用されていそうか?」と考えることです。
例えば「こういうとき、スタメンの人たちはどうやってるんだろうな?」とか「他のSaaS企業だとどういうふうにやっているんだろうな?」とか別の場所から解決策を借りれないか?とよく考えたりします。
そうすると今までやったことないような解決策が浮かんできたりします。

3つ目は、「属人化させない仕組みにする」ということです。
解決策を見出すときに、問題が再発しないように仕組みにまでできると花丸💮です。
というかそこまでやらないと問題が解決したとは言えないと思います。
属人化させない仕組みというのは、ある一定のクオリティが担保されるサイクルやシステムを作るということです。
ここだけでも1コラム書けてしまいそうなのでまた今度に回したいと思いますが、ぜひこの視点も忘れずに問題解決に取り組んでみてください。


成果を変えたいなら行動を変えよう。


長々書いてきましたが、成果を変えたいなら行動を変えるしかありません。
成果を変えるために、自分自身も大胆にやっていきたいと思います。




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