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DX閑話

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記事一覧

DX閑話〜国民的サイバーセキュリティ総選挙

DX閑話〜国民的サイバーセキュリティ総選挙

国民のためのサイバーセキュリティサイトが更新されたらしいです、今回、私が注目したのは、PPAPを無効と言い切った事。(以前から?)

日本は上場企業がPPAPソリューションを未だ売っているような状況ですので、なかなか大変だなと。

サイバーセキュリティに無関心な人=社会人失格国民的サイバーセキュリティの「国民的」の意味は、社会人なら、やって当たり前のレベルである事を示しています。

「鍵をかける」

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DX閑話~中小企業白書2024で解き明かす「日本のDX」

DX閑話~中小企業白書2024で解き明かす「日本のDX」

気づけば今年ももう5月。もうそろそろ半分終わろうとしていますが、皆さま5月病はいかがでしょうか。

この時期になると『中小企業白書』という、日経新聞が好きなオジサン向けの無料雑誌が発行されます。発行元は経産省の系列の中小企業庁です。

2024年版「中小企業白書」全文 | 中小企業庁 (meti.go.jp)

今回も、700ページ超の満足ボリュームです。
いつか、1,000ページを超えて『JR時

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DX閑話~ゴミプロセスをデジタル化したところで、ゴミはゴミ

DX閑話~ゴミプロセスをデジタル化したところで、ゴミはゴミ

DXとドヤ顔するならゴミプロセスは捨てようデジタル化の進展は、ビジネスプロセスを根本から見直す絶好の機会を提供しています。

重要なことは、単に既存のプロセスをデジタルの形に変えることではなく、「デジタルという道具を使ってスマートなプロセスを組むこと」です。このアプローチにより、効率性、透明性、そして柔軟性が大幅に向上します。

デジタルツールは、プロセスの各段階で情報の流れをスムーズにし、意思決

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DX閑話~職場でのITリテラシーの低い人をどうするか?

DX閑話~職場でのITリテラシーの低い人をどうするか?

ITリテラシーが低い人が職場にいるとあれこれ、仕事が上手く行かない事が多くなってきました。上手く行ったとしても、誰かが犠牲になっていたり、やたら時間がかかったりします。今回は、その原因と対処法を紹介します。

ITリテラシーが低い人が職場にいるとどんな問題が起きるのかITリテラシーとは、情報技術(IT)を効果的に活用する能力のことです。ITリテラシーが低い人が職場にいると、以下のような問題が起きる

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DX閑話~バズワードの「リスキリング」を整理してみた

DX閑話~バズワードの「リスキリング」を整理してみた

リスキリングというバズワードが最近目につくというより、リスキリングの指導依頼みたいなものが出てきたので、こりゃたまらんと思って、自分のために5分くらいでまとめたものを晒します。

リスキリングの分類とその背景1.政策的リスキリング

このリスキリングは、政策的なものです。日本が景気回復できず、失業者が大量に出ることを想定したものです。職業訓練学校の肩代わりを企業が担うことになります。そして、人材派

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DX閑話~ノーコードツールの罠

DX閑話~ノーコードツールの罠

ノーコードツールというものが注目されているようです。
説明するまでもなく、ノーコードツールとは、プログラミングの知識やスキルがなくても、ドラッグアンドドロップや設定画面などの簡単な操作でアプリケーションを作成できるツールです。

とはいえ、ノーコードツールにも落とし穴があるように見えます。
ツールに罪は全くないのですが、運用の落とし穴いです。

ノーコードツールを入れて、数百のアプリ乱立するのは喜

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DX閑話~デジタル化の試練「標準化」

DX閑話~デジタル化の試練「標準化」

昨今、DX、DXと言って、さらにDX、DXと言っているのは中々喜劇的な様相を見せておりますが、ここで実務レベルでデジタル化するときの難関である「標準化」が立ちふさがってます。

デジタルツールを入れれば万事OKではないデジタルツールを入れれば、仕事が自動化されて、効率が上がるというのは、ちょっとした迷信です。

実際は、デジタルツールを入れても、仕事が定まっていなければ、むしろデジタルツールの機能

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DX閑話~生成AIとセキュリティ

DX閑話~生成AIとセキュリティ

こんな記事がありましたが、これ普通に考えてまずいと思う私は古いんですかね。事業にとって単なるセキュリティリスクにしか思えないわけです。

BYOAIのハードル全員が、利用規約を見て理解し、AIサービスを選んで使えるかというハードル?

個人向けの生成AIサービスは、利用規約にデータの保護レベルが書いてあります。非常に読みづらいのですが、大体において入力データをAIの学習に流用できる事になっていたり

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