Google「AIで生産性を爆上げする」セミナーを受けてみた
みなさん、こんにちは。
以前、無料のGoogleセミナーを受講した話をnoteに書きました。(SNSについて)
そして今回は別のGoogleセミナーを受けてきました。
その名もずばり「AIで生産性を爆上げする」。
英語タイトルは「Boost your productivity with AI」で、無料で誰でも受けることができます。(オンライン)
今日は、そこで学んだ「3つの生成AIの活用法」をご紹介します。
要約させる(ミーティングアシスタントAIで「議事録」が不要に)
おどろいたのは、動画を要約させるツールである「Otter.ai」というサービス。
YouTubeの要約サービスは聞いたことがありますが、「Otter.ai」のすごいところは仕事のMTで使用できること。
たとえば、MTへの出席が遅れても、「いままで話されたことで重要なことは?」と聞くと、「Otter.ai」がまとめを出してくれます。
そしてMTが終わったあとに、「これからやるべきことは?」と尋ねると、MT内で話し合われた今後のToDoをまとめてくれます。
このツールを使うだけで、「議事録」というものも消えてなくなりそうです
Geminiでつかう要約系のプロンプトとしては、以下のようなものが紹介されており、これから活用できそうです。
「エグゼクティブサマリーを作成せよ」
「~について、もっとも重要なことを要約せよ」
「~について、重要なファクトを要約する5つのポイントを作成せよ」
また、要約ツールとして、GoogleのGemini以外にも、Scholarcyという、論文に特化したものが触れられていました。
あと、何気に知らなかったのが「Google Lens」を使えば、目の前にある文字を、自動で翻訳してくるというもの。
(iPhoneだと「Google」Appに、標準装備されています)
海外旅行のときに役立ちそうです。
なにかを学ぶのに生成AIを活用する
学習に役立つ効果的なプロンプトとして、以下のようなものが紹介されていました。
「私が5歳であるかのように、~について説明しなさい」
「~のスキルを上達させるために、重点的に取り組むべき上位5つの分野について、計画を立てろ」
「~についての私の理解度をテストするクイズを作ってください」
「~を実生活の状況に適用するのを手伝ってください」
「~の要点をストーリーや物語に変換せよ」
「~のアナロジーを教えて」
「~の長所と短所を教えて」
新しいをことを学ぶときに、分かりやすい説明を生成AIにさせたり、自分を試すためのクイズを生成AIにつくってもらうのはとても有効だと思いました。
そして後半のプロンプトは、自分の学びになるだけではなく、コンテンツ作成にも役立ちそう。
ここで驚いたのは、Geminiの標準機能である「回答の書き換え」!
以下の画像のように、回答の下のアイコンから選ぶことができ、「短くする」や「長くする」、「カジュアルな表現にする」などを選ぶことができます!
いままでGeminiを使っていたのに、この便利な機能の存在を知りませんでした!
効果的なプロンプトのためのレシピ
このセミナーでは、効果的なプロンプトを作成するための5つの要素が取り上げられていました。
それは以下の5つです。
・できる限り具体的にすること
・回答のフォーマットを指定すること
・あなたが達成したいことを説明すること
・文脈を提供すること
・何度もためして、上達すること
いままで「文脈」を提供することは、面倒くさくてできていませんでした。
これからは意識して、文脈を書き出そうと思います。
まとめ
Googleのセミナーで学んだ生成AIの効果的な使い方をご紹介しました。
1時間のセミナーだったのですが、受講してよかったと思います。
今後の学習リソースとして、GoogleのAI学習ページが紹介されていたので、ここも探検してみたいと思います。
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