RUNTEQ生活を振り返って

初めまして! 三澤裕太と申します。
2023年3月10日にRUNTEQに入学して、一年が経ちました。
良い節目ですので、RUNTEQ生活の振り返りをしようと思います。


RUNTEQに入学

RUNTEQには2023年3月10日に43期生として入学をしました。きっかけは大学の先輩にIT業界に飛び込みたいという相談をしたところ、RUNTEQをおすすめされたことです。他に何も選択肢が思いつかなかった当時の僕はすぐに入学することを決めました。仕事をせずに学習を進めるという、いわゆるフルコミットという状態で学習に臨みます。

スタート~3ヶ月まで

カリキュラムの初期は、おおよそProgateやRuby超入門、Ruby on Rails5速習実践ガイド(通称:現場Rails)といった書籍に沿って進めていくものでした。この時プログラミング学習に楽しいという感情はありませんでした。とにかくカリキュラムで指示されたものをこなしていくため、進んでいるのは目に見えるが、自分の身になっている気がしませんでした。カリキュラムに手をつけてはいましたが、やる気も出ず、ぼーっとしている時間が増え、目標ベースからも一ヶ月ほど遅れてしまうほどでした。この三ヶ月についてはもう書くことがないくらい中身がありません。一度見たYouTube動画を繰り返し見るみたいな、人生で後悔する時間の使い方トップ3に入るようなことをしていました。自己嫌悪で頭がおかしくなりそうでした。

4ヶ月目~5ヶ月まで(カリキュラム巻き返し)

44期以前の受講生については、たしかRUNTEQでは一ヶ月に一度CT(キャリアトレーナー)さんと面談をすることが推奨されていましたが、カリキュラムを進めていなかった僕は面談をする気分になれませんでした。ついにCTさんから連絡が来て、しぶしぶ面談の予約を入れました。面談の内容は、現時点の自分についてRUNTEQ CREDO(Be Open, Move Fast, Give First, Geek Out, Take Ownership)に沿って深掘りするというものでした。カリキュラムの進捗についても触れましたが、あまりいい報告ができるものではなかったので、なんだか自分が情けなくなりました。こんな情けない報告をするくらいなら一度がっつりカリキュラムを進めて良い報告をしたほうが楽だという考えに至り、試しに気合を入れて学習してみることにしました。

ちょうど差し掛かっていたのがRails基礎カリキュラム序盤のSorceryを使ったログイン認証を作るところでした。難しいと聞いていたので、むしろ突破してやろうという気が起こり、実装に必要だと思われることのあらゆる手を尽くしてログイン機能を実装しました。Rails consoleを起動してデータの取り方を探ったり、binding.pryを挟んで変数に値が渡っているかを確認したり、SorceryのGitHubページに飛んで中身を見たりしていました。このとき初めてプログラミング学習に楽しいという感情が生まれました。データの動き方が手に取るようにわかり、自分が立てた仮説が合うようになったことも嬉しかったです。

それからはやる気の波もありながら、毎日6時間~10時間の時間をとり学習を進めていました。カリキュラムで遅れた分を巻き返す勢いで、Rails応用の途中までギブアップを使わずにノンストップで進めました。自分のエラーの解決だけでは物足りなくなって、他の人のエラーまでを一緒に解決するということもしていました。だいたい同じようなポイントで躓いているので、解決まではそんなに難しくなかったような記憶があります。

6ヶ月目(初めてのアプリ開発)

カリキュラムの途中ですが、初めてのアプリ作成をしました。8月9日~8月15日にミニアプリWeekがあり、テーマが『青春』ということだったので、試行錯誤の末、JavaScriptで花火を打ち上げるアプリを作りました。花火の描写の仕方はYouTubeに解説動画を上げている方がいたので参考にしました。何か変化を加えたいと思い色々試しましたがうまくいかず、花火の描写の仕方が円の大きさを大小組み合わせたものであるということから、同じく円(の一部)だけで構成されているTwitterバードなら描けるんじゃないかということで、今ではTwitterバードが飛ぶようになっています。この時に初めてJavaScriptとCSSについて格闘し、良い勉強になったと思います。また、ゼロからアプリ開発に成功したということでだいぶハイになっていました。

7ヶ月目(アプリ開発2回目)

初めてのアプリ開発で燃え尽きながらも8月26日の第二回RUNTEQ祭のオフライン会に参加し、その時にバトランVol.4の存在を知りました。アプリの予選提出期限は9月19日で残り3週間ほどしか残されていませんでしたが、とりあえずチャレンジしてみようと思い、Reactでバドミントンの審判のお助けアプリなるもの(仮データのみ)を作成しました。Reactの特殊な書き方に四苦八苦しながらも、React公式のチュートリアルや、Material UIの豊富なコンポーネントに助けられてなんとか形にはなりました。結果は、当然ながら予選通過はならず。もっと前から準備していた人や、つよつよの人のアプリが勝ち進んでいきました。Reactでできることが知れたので良い経験になりました。

8ヶ月目(アプリ開発3回目)

バトラン用アプリ作成から一息つくのも束の間、9月29日に第3回RUNTEQ祭の告知がありました。チーム開発を経験したいと思っていたので、同じくチーム開発をしたいという人にTwitter上で声をかけ、9月30日から5人のメンバーで始めることにしました。提出期限は11月5日でしたが、正確には提出をしてからもアプリのブラッシュアップを重ねていたため総開発期間は一ヶ月半ほどだったと思います。最初に使用技術について話して、フロントエンドには当時RUNTEQの受講生間で話題に上がっていたNext.jsを使ってみたいということと、バックエンドにFastAPIを入れてみたいということでその二つに決定しました。アプリ案については、RUNTEQ祭で触ってもらうものだからゲームが分かりやすく盛り上がってもらえるねということでゲームを作ることになり、お互いの失敗が相手に影響を与えるホラーゲームが面白そうということで二人協力型のホラー×謎解きゲーム『MISERY』を作りました。結果は、数ある賞の内から校長賞と総合優勝をいただき、本当に嬉しかったです。

9ヶ月目(卒業認定)

そうこうしているうちに9ヶ月の卒業期限が迫ってきます。44期以前は卒業認定の要件として、カリキュラムを全部終えて、アプリのREADMEと画面遷移図、ER図の三つについてそれぞれ講師の方からLGTMをもらうことのみが必要でした。そのため、まずRails応用あたりでストップしていたカリキュラムを一気に終わらせました。そして、自身がインコと犬を飼っていたことがあるという経験から、ここではざっくりな説明になりますが、Webアプリ上にヴァーチャルなインコを飼って、それが自由に交流をするというようなアプリ案を提出して無事卒業認定をいただきました(鋭意開発中です!)。

10ヶ月目~12ヶ月(現在)まで

44期以前は卒業日から3ヶ月以内にアプリのMVPリリースを講師の方に見せてLGTMをもらうことが就活サポートをもらえる条件になっています。早く取り掛かればいいのですが、年末年始に企画されたミニアプリWeekで、初学者がアプリをリリースするための環境構築からデプロイまでの資料を作成したり、自身が立ち上げるRUNTEQ祭の企画に熱中していました。そんなこんなで無事に第4回RUNTEQ祭は立ち上がり、アプリの応募を待つという段階にはなったのですが、自身のMVPリリース期限が迫っていたため、急いで機能を作って提出をしてLGTMをいただくことができました。もう少しブラッシュアップをしてから皆さんにはお見せしたいと思います。

終わりに

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。RUNTEQに入学していなかったら、ここまでプログラミング学習を楽しめていなかったと思います。最近は受講生が作るアプリもクオリティが高いものばかりで参ってしまうかもしれません。勉強が嫌になることも多いと思います。しかし、誰だって最初は初心者なのです。上を見る必要はありません。自分ができることをコツコツと積み重ねていったら、必ず視界は開けてきます。

僕に関してはひさじゅ校長から「寄り道しすぎw」と言われていますが、プログラミング学習は楽しんだもん勝ちだと思います。RUNTEQに集う同志として、これからも一緒に楽しんでいきましょう。

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