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2023年J2リーグ第40節 vs東京ヴェルディ@ヤマハスタジアム

勝点68で並ぶ3位磐田と4位東京Vの一戦は、間違い無く今節のJ2の大注目試合だった。
東京Vサポーターも大挙して磐田に乗り込み、ヤマハスタジアムのアウェイゴール裏を緑一色に染め上げた。
メディアの数も普段の試合とは比べ物にならないほど多く、観客数はヤマハスタジアム開催では今シーズン2番目に多い13269人を記録した。

更に、他会場で行われていた清水vs熊本の試合は2位清水が敗れた為、我々が東京Vに勝てば2位浮上が確定していた。

完全に我々に追い風が吹いていた。
東京Vを倒し、J1自動昇格へ一気に駆け上がる舞台は整っていた。

この様な気分になるのは今シーズン何度目だろうか...

"また"大事な試合を落とした。

勝てば東京Vを引き離し、清水を抜いて2位浮上となる絶好のチャンスをみすみす逃した。

このドローで2位清水との勝点差は1に縮まったとは言え、リーグ戦残り2試合
・磐田が勝点を落とせない
・2位清水がどこかで勝点を落とす
・東京Vに得失点差で上回られてはいけないと言う厳しい前提条件に変わりはないのだ。

試合終了後、ゴール裏へ挨拶に来た選手を多くのサポーターが拍手で迎えた。

しかし筆者はこの結果に拍手を送ることは出来なかった。

ただ、ブーイングをすることも出来なかった。

幸運なことに、まだ何も決まってないし、何も終わっていない。
あれだけ勝点を落としながらもまだ自動昇格の可能性を残しているのは事実だ。

昇格PO進出も確定しているが、そのことを楽観的に捉えるのは個人的に好きではない。
磐田の勝利を信じているとは言え、一発勝負の昇格POを勝ち抜く根拠なんて何処にも無いからだ。
自動昇格の可能性が残っている限り、クラブもサポーターも自動昇格を狙う以外の選択肢は無いだろう。

我々はリーグ戦残り2試合を、この東京V戦と同じく背水の陣で応援に臨むつもりだ。
我々と同じ覚悟を持つ人は、残り2試合共に闘いましょう。

そして最後に、次節のホーム水戸戦で118ブロックに来て頂いたサポーターの皆さんには、是非とも今まで以上に大きな声援をお願いしたい。手をしっかり上にあげて、ピッチ内の選手にも見える様に頭の上での手拍子もお願いします。
また、バックスタンドやメインスタンドで観戦される方も、出来る範囲で構わないのでゴール裏から聞こえてくるチャントに合わせての手拍子等をお願いしたい。選手の好プレーには大きな拍手を送って頂きたい。
水戸戦をヤマハスタジアムでのホーム最終戦とする為に、スタジアム全体で選手を後押ししましょう!

tkm

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