三役の代替わりしてます

　お久しぶりです！同志社温泉の会の酒井です！

　春休みは、シンガポールからタイの北部チェンマイまで陸路で越えるバックパッカーを一人でしておりました。途中、通信機器トラブルでナビや回線が使えず、ホテルまで行けない、野犬やボスザルに襲われる、悪質なボッタクリにあう、バンコクで扁桃炎で寝込むなど、死ぬかと思う場面がたくさんありましたが、現地の人に暖かく助けて頂き、いや～人間ってまだまだ捨てたもんじゃないな！って思った良い旅行だったなと思います。

ん？挨拶が会長の酒井ですじゃなくなったって？？

　はい、実はまあ色々あったのと、もう2年も会長をやっていますので、今年こそは幹部を一新しよう！ってなったわけです。実は、1月くらいにはすでに決まっておりましたが、まぁまぁインフルになったり旅行行ったりで大変だったわけでの発表です。後任は新２回生(一個下)の文情の子にお願いしました。

　さて、会長生活を振り返ると、色々あったな〜って思います。サークルの発端は僕の「温泉入りたいな〜」からでした。そこで、同じ学部の子に、作ったら入る？って聞いてみたら反応はイエス！まあそんなわけでできたわけです。
　とか言いながらも、サークルの立ち上げはそんなに簡単なものではなかったです。サークルの方針を決めるための立ち上げメンバー探しに関しては、一年生のときは二人ともツイッタラーということもあり、有名なツイッタラーの方が興味を持ってくれて拡散祭りになったことでまあ、十人くらいサッと集まりました。しかし、『大学×温泉』というのがネタにしやすいのか、悪いイメージがあるのか、初めは「ヤリサーだろ」とか「混浴サークル？それなら入るわ」とかそういう悪評がタイムライン上や質問箱に溢れ当時一年生だった酒井にはかなり頭を悩ませました。
　そこで、サークルの方針決め、イメージの払拭をどうするかのZoom会議を初期メンバーで複数回に渡って開き、どうやったらサークルがうまく大学に馴染めるかを考えたわけです。そんなわけで出来たのが、同志社温泉の会活動規約と、温泉・銭湯レビューだったわけです。活動規約では、運営方針や退会規約など最低限守るべきことを決め公示することで入会する人の意思確認や安心感を得ようというふうに考えました。また、温泉レビューでは、定期的な活動報告がサークルの存続確認、またどのような活動をしているか人目でわかるため、悪いイメージが少しでもなくなるかな？って感じで行いました。結果的に、必死な宣伝活動に懲りたのか、悪評はみるみる減っていき、一年目は20人くらいの規模のサークルにまでなりました。コロナ禍でしたが、有馬温泉に行きバーベキューをしたり、みんなで美人湯に入りに行ったり楽しかったなー。

　ニ年目もメンツはあまり変えないで宣伝活動と非公式団体から大学に認可される組織になろうと言うことを目標に取り組みました。宣伝活動では、去年問題視されていた女子が少なすぎて女子が活動に行きづらいということを解決するため、男女共に多くなりすぎず、少なくなりすぎずなるように調整しながらtwitterでフォロ爆をしまくりました。フォロー制限とか関係ねぇ！まあ、それでも増えすぎないように調整はしましたが、五六百人はフォローしました。オンライン説明会や、新歓の告知はすべてオンラインで行いました。

てなわけで、、
初めての新歓！

　場所は嵐山と船岡温泉に行きました。手伝いに来れる会員も限りがありましたから、両日20人先着で締め切っていましたが、どちらもほとんど満員御礼でたくさんの方が来てくれまして、男子ばかりでもなく問題だった女子もたくさん来てくれてそれは本当に努力が報われた！って思った瞬間でした。

コロナの濃厚接触者に、、

　そんな感じで嵐山新歓には行きましたが、「船岡温泉も頑張るぞー」っと思った手前、コロナの濃厚接触者になってしまい、幸い陽性ではありませんでしたが、一週間くらいホテルという名の監獄に収容されティッシュのゴミを投げてゴミ箱に入れるくらいしかやることがないつまらない日を過ごしながら、船岡温泉の新歓が成功するのを祈るしかなかったわけです。

　まあそんなわけでしたが、心配無用でして他の会員の方が上手くやってくれて新歓は大成功！40人弱の規模にまでなりました。

　ただ、ここまで増えると管理が大変なことにも同時に気付かされました。温泉に行きたい人、京都市内の銭湯でも全然オッケーな人、お金がないから遠くとかドライブは無理な人とか。ヒアリングしながら計画を立てたりしましたが、計画を立ててからここは無理だとか場所変えろとかの声もあるわけでんーどうするべきだろうかと迷う日々が続きました。

辛い日々の始まり

　同じ時期に、アルバイトを変えて月8万円くらい稼いでたり、学生寮に入ってすぐ幹部をやらされて後期には寮長をやって、寮も改修工事で大学とやり合ってその仲介したりとかまあ色々大変でサークルのことがなかなか手につかなくて、きっかけは確かアルバイトで上司の方に言われた一言でなんかもう全てのことがどうでも良くなってしまい、気づけばパチンコやタバコに走るようになってしまいました。多分軽く鬱になってたと思いますし、今でも正直まだ状態が良いとは言えないです。まあでもバイトはやめる人が多い時期で人が足りてなかったのでそんなことを言い訳に迷惑をかけたくなかったし、寮もサークルもリーダーなので投げ出すことはしませんでしたが、特にサークルが活動の告知が遅くなったりなど一番適当になってしまってたような気がします。そこでたくさんの会員の方に迷惑と不満をかけてしまって非常に反省しています。
　ここまでになった一番の原因は、良くいえば責任感が人一倍強いので、悪く言えば臆病なので仕事を他人に振り分けられず、少しでも嫌かなって雰囲気を察したら全て自分で引き受けてしまってたことかなって思います。まあ、これ以上に能力があればこんなことにはなってないですが。この記事を書いてる現在では、もう少し物事を俯瞰してサークルの幹部を一新したり、寮内での仕事分担を明確にしたりとかもっと人に頼っても良いのかなと思うようになりました。
　まあそんなこんなでこれ以降のことはサークル関係なくなるので省きますが、心の状態ってガッツで全部乗り切れると思ってたんですが、ちょっとしたきっかけが積み重なればいつか無理になるんだなとわかりました。仕事を他人に振ることってやっぱり嫌だし、「自分でやったほうが､､､」って思いますが、そんなことして手に負えなくなるより、組織を守るためにも適度に頼って協力して作り上げてくってことは大切だな、設立時のことを忘れかけてたなって身にしみて感じました。僕は会長をやめますが、卒業まではサポート役としてサークルに貢献できたらと思っていますのでこれからもよろしくお願いいたします。

文責　酒井