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友人と過ごす贅沢な時間

先日ご来店いただいたお客さんに「料理やお酒、雰囲気がよく友人たちとの会話も弾みとても楽しい時間を過ごせました」と言われて改めて感じた素敵な時間の過ごし方について書き綴ってみます。

まず最初にお店について

熱燗をメインに日本酒は常時100種類以上、日本ワインやジャパニーズウィスキーなど日本のお酒を扱っている日本酒バーレストランです。
メインコンセプトは“熱燗とステーキ“です。
料理はアラカルトですが、大皿ではなく1人1皿でご提供しています。
最初に料理をまとめて注文していただくと、こちらでコース料理のように“前菜〜メイン“というように組み立てて順番にご提供しています。
最初の注文時に熱燗を楽しみたいと注文していただくと熱燗の順番も考慮しつつ料理をお酒を組み立てます。

先日ご来店されたお客様の様子を少しご紹介

お客様は4名でご来店され、料理を前菜からメインまでまとめて注文され飲み物は熱燗を存分に堪能したいとオーダーされました。
最初は皆さんビールで乾杯、前菜をお出ししたら
「やっぱり冷酒が飲みたいかな、でも熱燗を堪能しに来たのにどうしよう」と悩まれていたので
「この前菜には冷酒も勿論合うのでこの料理に合う冷酒をお出ししますよ」と言いながら冷酒をお出ししました。
そのあとは、お客様の食べるスピード、会話の様子に合わせて料理をお出ししてそれに合う(お客様の好みも考慮しつつ)熱燗をお出ししていきました。

お客様のその時の状況に合わせて熱燗ではなく冷酒にしたり、タイミングを合わせて料理をお出しした事もよい雰囲気になる要因になったと思います。
たまに、料理やお酒について説明したりお酒の質問に答えたりすると「日本酒や熱燗にはそんな楽しみ方があったんですね」と新しい発見を提供する事ができました。
そして最初に書いた
「料理やお酒、雰囲気がよく友人たちとの会話も弾みとても楽しい時間を過ごせました」
という感想をいただきました。

楽しい時間を過ごすためにお酒があり料理がある

何人かで集まって食事をする時に大皿料理でみんなで色々注文してそれぞれ料理をとって食べて、飲み物はグラスでみんなバラバラのお酒を飲むのもいいのですが、
みんなで同じ料理を同じペースで食べすすめていく事だったり、同じお酒を飲む事で一種の一体感が生まれ雰囲気がより良くなると思います。
当店ではコースのように提供するから同じ料理、熱燗だと徳利で提供するから必然的にお同じお酒を食べて飲む事になります。

その一体感の雰囲気が最初から最後まであったからこそ“楽しい時間を過ごせました“という感想につながったのだと思います。

“美味しいお酒を飲む、美味しい料理を食べる事がメイン“ではなく“みんなと楽しい時間を過ごすために美味しいお酒があり美味しい料理がある“という事かもしれません。
そんな役割もお酒や料理にはあると思います。

そのためには美味しい料理、美味しいお酒は大事です。
美味しくなかったら、雰囲気も悪くなりますからね。

皆さんに良い時間を提供していけるようにこれからも精進していきます。

#いい時間とお酒

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