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桃園国際空港のカプセルホテルに泊まってみた

上記画像は、CHO Stay Capsule Hotelウェブサイトより引用しました。


コスパ/タイパが悪い、台湾乗り継ぎ

東南アジアへ旅行するとき、台湾で乗り継ぐ機会が結構あります。
台湾へのフライトは4時間弱かかるため、桃園に着くのは、どうしても午後~夕方以降になります。
そして翌日の出発は、午前中にスケジュールされている便が多いのです。
以前も桃園乗り継ぎで一泊することはあったのですが、いつもコスパの悪い滞在になっていました。

まず空港→桃園市内のホテルまで、なんだかんだで車で30分近くかかります。
※ちなみに桃園から台北市内まで行こうとすると、電車でも1時間近くかかります。
往復のタクシーやホテル代はもちろん、この移動時間がもったいない…と思っていました。
一度、やむを得ず空港で夜明かしした経験もありますが、中高年には辛かった(笑)。
今回は、日本-台湾ーインドネシアと移動したため、旅行の初日からグダグダになるのは避けたく、空港の近場で泊まりたかったのです。

人生初!カプセルホテルを予約

桃園一泊問題をどうしようかと調べたところ、なんと、空港にカプセルホテルができていました!
日本人女性のレビューをいくつか読むと、新しくてキレイという感想ばかりで、結構良さそう。
価格(ドミトリー1名:1,350TWD)は円安で高めなものの、桃園市内まで移動することを考えると、許容範囲でした。
日本でもカプセルホテルを利用したことがなく、人生初カプセルですが、好奇心もあり迷わず予約しました。

ホテルレビュー

当日。
カプセルホテルは、空港の第2ターミナルの保安エリア外のため、一度台湾に入国する必要があります。
とはいえ空港ビルにつながっているので、移動は楽ちんです。
チェックイン時もスタッフが日本語で説明してくれるので、安心感がある。
海外には珍しく、靴を脱いで入る仕様です。
個別にアサインされた靴箱に靴を預けるため、すーっと脱出したりできないようになっているのかなと思いました。

さて問題のお部屋はどうでしょう?
男女別のブース内には、二段ベッドが連なっています。

上段にははしごで登ります。

カプセル内はこんな感じ。
自分のスペースはほぼベッドのみですが、カプセルの天井は、身長162cmの私がまっすぐ立っても頭がつかないくらいは高さがあったので、窮屈さはありません。
カプセルのロールスクリーンを下ろせば個室として違和感なく、むしろ隠れ家的でちょっとワクワクするくらいでした。

足下の棚は、メイクやノートPC作業は可能なくらいの幅、広さがありました。

何より、シーツや枕などのリネン類が清潔で嬉しかったです。
共同シャワーやトイレには、常に人がいたので写真が撮れませんでした。
シャワーブースも新しく清潔で十分な広さがあり、シャンプーなどのアメニティも備え付けてあって問題なし。
シャワーが混雑して行列や取り合いになったりしないかと、いらぬ心配もしていたのですが、みなさん利用時間はバラバラだったようで、そんなトラブルとも無縁でした。
客層は男女ともに、台湾人が多かったのではと思います。

リピートはあり?

ありです!
桃園に夜着いて翌朝早いときには、また利用したいと思います。

ローカル感に満ちた空港ビル地下の食堂で、豆花(50TWD、約220円)をいただきました。

ホテルと同じフロアにも、フードコートやコンビニがあるので便利です。

ただ、乗り継ぎの一泊には申し分ないと言いながら、個人的には、初回はぐっすりと眠れなかったこともお伝えしておきます。
他の人の音が気になってしまい、これは単純に、私がカプセルやホステルに慣れていないためだと思います。
少なくとも私が泊まった女性のブースでは、いびきや話し声もなく、マナーはとても良かったので。
旅行初日の興奮と、翌朝寝坊できないというプレッシャーがあるし、始発便の手続きが始まる朝4時頃には起きて出て行く人がいて、その音で目が冴えてしまった次第です。
どこでも眠れる、という方には超オススメですし、自分も次に利用するときには、さらに良い滞在にしたいです。


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