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【ヒルトン横浜】地元民が驚き→喜び→感謝のいきさつ

ヒルトン横浜に宿泊した感想です。
個人的すぎて、どなたかのホテル選びの参考にはならないかもです。
ただ思いがけず琴線にふれる宿泊になったことを表現したく、書いています。

私は観光地「みなとみらい」へは、20分もあれば行ける距離に住んでいます。
そんな地元民が、この2月にヒルトン横浜をわざわざ予約、それも2泊連泊してきました。
地元で、それも2泊も予約したのは、単純にゴールド会員修行のため。
地元なら交通費が安いしと、修行を完了させることしか考えていませんでした。

10年超前に、神奈川県の西部から横浜市内に引っ越しました。
専業主婦だったのを一念発起して資格をとり、士業事務所を開業するにあたり、郊外より横浜周辺の方が何かと動きやすいと考えました。
郊外の分譲マンションは悩んだ末に売却、横浜駅近くの賃貸マンションに移り住みました。
それまで6階以上の高いところに住んだことがなく、遠くランドマークの夜景を見ては、「都市部でひと旗あげるぞ感」をいだいていました。
このポートサイド地区には6年住みました。

当時のみなとみらいはすでに都会で観光地だったものの、高層ビルは今の半分くらいしか建っていませんでした。
自宅マンションからよく眺めていたのは、横浜マリノスの練習場。
足元に河口があってマリノスの練習場があって、その先にタワマン群とランドマークが見えるという位置関係でした。
でも練習場は、週末以外あまり使われておらず、いつも誰もいませんでした。

あれから10年超。
何が言いたいかというと、そのマリノスの練習場(サッカーコートが2面分)だった場所が、10年たった今、Kアリーナというコンサートホールやヒルトン横浜、Kタワーというオフィスビルも建てられて、すっかり様変わりしていたのです(まとめてミュージックテラスと言うそうです)。

ミュージックテラスHPより引用

以前見ていた風景がすっかり開発されたその場所に、あらためて泊まっているんだなと思うと、なんとも言えない感動がありました。
しばらく見ないうちにあの誰もいなかった練習場が、こんな立派な商業施設になっちゃって、という驚き
そのドラマチックな変わり様に、自分が多少なりとも接することができた喜び
大したことはしていませんが、士業事務所を開業してからの自分の10年と重ね合わせ
みなとみらいと一緒に成長したんだな、いや成長させてもらったんだよ」としみじみと感謝しました。

実は、せっかくの2日間とも横なぐりの大雨で、周辺観光などできないほどの悪天候でした。
お部屋で過ごす時間が長かったのですが、それはそれで楽しめました。
バスタブにお湯をためて、アメニティのバスソルトを入れてゆっくりつかったり。
専用ラウンジの朝ごはんは、2日ともすいていたのでちゃっかり長居も。
全種類制覇は無理でしたが、おなかいっぱいいただきました。

上品なお味の筑前煮と肉じゃが、忘れられません

特に和食メニューがおいしく、外国人客を意識しての戦略かなと想像しています。
修行で来たホテルで想定外の記憶を上書きされ、心に残る滞在となりました。

ヒルトン横浜は、2023年にオープンした新しいホテルです。
コンパクトな印象ですが、平日ならキャンペーン?と思うような価格もあるのにサービスはヒルトンレベルですから、宿泊じたいもコスパよしです。
ウェスティンやインターコンの方が知名度が高く、ヒルトンは、みなとみらいではまだ穴場とも言えます。
Kアリーナでライブがない日は静かですし、すぐ裏手には、お子様の聖地アンパンマンミュージアムもあります。
ぜひ一度、訪れていただきたいです。

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