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コカ・コーラ理論

ホテル業界の与太話の一つとして、コカ・コーラ理論というのがあってだな、簡単に言うと、あるホテルのADR(平均販売単価)はそのホテルで売ってるコカ・コーラの値段の100倍だと考えておけばそんなに外れないよ、っていうものなんだ。

(パークハイアット東京の冷蔵庫内の写真①)

そんなバカな話があるかって?例えば、普通のビジホには自販機で120円でコカ・コーラが売ってるし、このカバー写真にある通り、パークハイアット東京ではミニ・バーのアイテムとして600円で売ってるじゃないか。100倍したらそれぞれ、12,000円と60,000円。いい感じじゃないか?

とは言え、地方都市ではADRが5,000円、6,000円のビジホはザラだけど、コカ・コーラが50円や60円で売っているということはない。自販機で買うコカ・コーラの値段なんて全国共通だけど、ビジホの平均ADR 12,000円前後になったことがあるのは東京、大阪ぐらいだし、同じラグジュアリーホテルブランドでもそのADRは大阪では東京の半分ぐらいになってしまうので、結論としては東京のみに言えそうな話だ。

本来Twitterで書くようなネタだけど、ちょっと文字数が多くなりそうだったのでnoteにした。あくまで金曜夜に相応しい与太話だ。

(パークハイアット東京の冷蔵庫内の写真②)

サポート→ホテルで使う→note→サポートというサイクルが回ると素敵ですね。