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教科書通りの競争戦略を実現するためのホテルの付帯施設の考え方

割引あり

以前書いた『オペレーターやコンサルの養分にならないためにMC交渉の前に知っておくべき話』同様、とりあえず約8,000字分溜まったので、毎週土曜日の夜に2,000~3,000字ずつ追記していく方式として、価格は以下の通りです。ちなみに、タイトルから下の本を連想する方がいるかもしれませんが、この本とは何の関係もありません。
9/26-10/3 300円
10/3-10/10 800円
10/10以降 3,000円 ←イマココ

ホテルの主役が客室であるならば、それ以外の全ては脇役であると言える。

しかし、脇役の役目は主役を引き立たせるためではなく、主役とともにストーリーを構成するものである。従って、主役と脇役の区別には意味がない。

このタイトルにある「付帯施設」という言葉は脇役感満点だが、まずはそうではないと言うことをお伝えした上で、いくつかストーリーに沿った付帯施設の事例を見ていきたい。

ちなみに、ここでチョイスした事例は、延床面積小さめ、部屋数少なめなホテルが中心となっている。延床面積大きめ、部屋数多めのホテルは付帯施設をselectiveにする必要もなく、小さいホテルには建物としての投資効率を高めるために客室面積を少しでも増やしたいという大前提がある中で、あえて設置した付帯施設からよりそのホテルの強い意志、メッセージが感じられると思っている。

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この記事のみ ¥ 1,500〜

サポート→ホテルで使う→note→サポートというサイクルが回ると素敵ですね。