不動産 ZERO to ONE
2011年3月 「0からのスタート: 東日本大震災」
ピーター・ティールさんのセカンドハウスを表参道に!それ以外することもなく、必死に走り回ったあの2011年夏。暑くて、暗くて、きつい時間…
アメリカ、インドでの海外生活8年を終え2010年9月に本帰国
27歳、遅めの新社会人。英語を生かしつつ、しかも歩合制という条件が揃った当時の東京でも珍しかったインバウンド向け不動産仲介会社売買営業としてキャリアをスタート。
「逆境の中で掴んだ奇跡 〜ピーター・ティールからの一通のメール〜」
PayPal創業者でFacebookやChatGPTの初期投資家であり世界的なテック系実業家ピーター・ティールさんを担当することになった経緯について。
入社3ヶ月が過ぎようとしていた2011年3月11日東日本大震災が起き、ほぼ全ての外国人が日本から姿を消した。
月給5万円のインド帰りで貯金はゼロ。社会人経験たった6ヶ月、歩合制&インバウンド向け不動産売買営業。同年12月に結婚予定。
「やれることはすべてやる」
出社前から六本木ヒルズやミッドタウンの前に立って手当たり次第に外国人に名刺を配り、夜はジャージに着替えて売却募集のチラシを配り、空いた時間に自転車で町中を走り回る。とにかく座っていることが不安だった。
そんな時、一通のメールが届いた。
「Looking for a land in Omotesando.(表参道で土地を探している)」
ピーター・ティールさんの資産会社Clarium Capitalから。奇跡的に、僕の名刺を受け取った人が繋がっていたらしい。震災からまだ1ヶ月も経っておらず、世間は原発の放射能漏れなど先行き不安。
今思えば、さすが逆張りのピーターさん。
そんな嘘みたいな話を疑う暇もなく全力だった。
当時の日本は震災後の電力節約で町中が真っ暗で絶望感が漂っていた。わたしには絶望に浸る余裕もなく、表参道を走り回り、古家のチャイムを鳴らし、空き地や駐車場の謄本を上げ、電話し続けた。
数ヶ月続けたある日、運良く素晴らしい土地を見つけることができた。
先輩の手助けもあり、その土地を無事に売却してもらえることとなり契約が成立。建築は隈研吾、そしてPayPal Mafiaの東京の拠点が完成。
それから10年、その邸宅を見るたびに活躍を続けるPayPal Mafiaの優秀な関係者が日本に来ていることを想像し、気持ちを高めることができる僕だけの秘密のパワースポットとなった。
2012年 「インバウンド向け不動産投資セミナー」
翌年のアベノミクスを契機に不動産市場は回復。わたしはインバウンド向けに日本不動産投資セミナーを日本・香港・シンガポールで毎月開催し、数十、数百億円を取引するトップセールスに生まれ変わった。
2016年 「シンガポールで不動産会社を起業」
様々な実業家や投資家に接することで刺激を受け、独立起業することを考えた。まずは完全独立ではなく、海外支社を設立する形でシンガポールで不動産会社を起業。
2017年 「超高級レジデンスの開発ファンド組成」
日本不動産投資ファンドを組成し、超高級レジデンス開発やホテル開発に取り組んだ。
2020年 「Aman Niseko 高級別荘 販売責任者」
アマンホテルより独占販売権を取得し、コロナ緊急事態宣言発令までの3ヶ月で一棟20億円の別荘を3棟売却することに成功。
2022年 「不動産のHidden Truth (隠れた真実)を発見」
ピーター・ティールさんの有名な言葉 "HIDDEN TRUTH is a seed of idea that can change the world."(隠れた真実が世界を変えるアイデアの種)
2022年4月独立 「HOTELA - Affordable Luxury」
ブランド・スケール・テクノロジーを組み合わせることで垂直的な成長を遂げることができ、社会的な意味あるビジネスを構築できると信じている。
何より、このビジネスパートナーが過去に成功体験を共有し、能力と人格に絶対の信頼をおける経験豊富な連続起業家であることも、この自信に繋がっている。
もうすぐ、日本の不動産から世界的な革命が始まる。