俺的、いい歌詞を書くミュージシャンランキングBEST5
第一位:吉井和哉
エロスを題材にしている歌詞でもやらしくならずに芸術的にまとまっているところ(『HOTEL宇宙船』など)。これは吉井自身の妖艶なパーソナリティが寄与する部分も大きいと思う。また、邦楽史上最も文学性の高い作詞家の一人であると思う。楯の会事件を背景に、三島由紀夫と森田必勝の関係を題材にした『悲しきASAN BOY』は、個人的に吉井作品の白眉とも言えるもので、三島を恋い慕っていた森田の心情と事件の最終局面へ進んでいく悲劇性を真に迫る描写とともに描ききっている。ドキュ