見出し画像

ツンドクのすゝめ【キャリコンサロン編集部 本】#4

本が好き

昔から知的好奇心が旺盛で、
「見たもの」「聞いたこと」「学習したこと」を誰かと共有したい気持ちが強いのか、
率先して知識を吸収しようとする傾向があるようで、ビジネス書から自己啓発、小説と活字中毒です。
書籍の購読量は人生を現しているようで、
紆余曲折、仕事遍歴はかなり多く、
まさに実体験に基づく、理論と実践を融合したキャリアコンサルタントでもあるのですが、
本棚を眺めてみると、当時どんな仕事をし、
何を意識して学び取ろうとしていたのかがわかることもあり、
ちょっとした思い出アルバムになっています。

障害者支援していた頃は
3日に一冊読み漁っていたような

そんな書籍アルバムが増えた要因は、
本は手元に置いておきたく、
借りるより購入する選択をとり続けた結果によるもので、
とりわけ最近は、Amazonという知的好奇心を掻き立てられるアプリの『おかげ』なのか、
『せい』なのか、、。
どうやら酔っ払っている時にポチポチし、
またやってしまったということも少なくありません。

さてさて本日の投稿は、担当「蛍いぬ🐶」、
このnoteは、「キャリコンサロン編集部」メンバーによって、
毎週決まったテーマについて更新中。
本日は、
「本」について書いていこうと思います。

読書のやり方エトセトラ

本(専門書、ビジネス書や自己啓発書)が好きだから、色んな種類をたくさん読みたい。
読むだけでなく読んでからも理解したいと
あれこれと他の人の方法を真似したり、
模索したものです。
ここから先は、本の中でもビジネス書や自己啓発本を想定して書いています。

本を使い倒す人

驚いたのは、
『本は情報をインプットすることが目的だから』といって、
大事と思う箇所に線を引いたり折り目をつけたり、一冊の本をボロボロにして読んでいく方法を見たときです。
この方法は確かに理にかなっていると思って、何度か挑戦したことがあるのですが、
大切な本を汚すことに耐えられなくて、続きませんでした。

本をデジタル化する人

電子書籍で本を読む人が増えています。
端末に入れることできるから軽量化できる。
付箋を設定し、大切な部分はコピーできる。
読むスピードが書籍より早いというメリットがあるようです。
そんな電子書籍のメリットを活用するため、
「自炊」といって、書籍をスキャニングして
PDF化したのち結合し、電子端末に保存することが流行った時期があります。
しかし1ページ1ページをスキャンすることは大変面倒であるため、裁断からスキャニング、そして加工といった一連の作業を行う代行サービスをよく見かけたものです。
今もそのサービスがあるのかわかりませんが、
私も一度大量の書籍を自炊化してもらったことがあります。ところが文章の中の気になった部分を再度見つけ出したいという、パラパラめくる行為のできない物足りなさから、せっかく電子化したのに、好きだった本を再度購入し直すという無駄なことをした経験があります。
電子書籍は、小説を端末に何冊も入れ、
旅に出る時の荷物軽減にするくらいの使い方が、
私にはあっていそうです。

遅読する人

本は書いている内容を理解して活用するためにあるもの。
そのために、じっくり一文一文を大切に読み込む方法です。
もちろん遅読という言葉通り、時間を必要とするのですが、本を自分のものにすることができるのかもしれませんね。
これに加えて、線や折り目をつけるなどすると、より効果的なのかもしれません。

情報収集に特化した読書をする人

遅読に対して、かなり早いスピードで本を読む方法に速読という方法があります。
高速でページをめくっているにも関わらず、書いている文章を覚えていることに驚かされたものです。
その速読に似ているページのめくり方ですが、全ての文章を覚えることを目的にするのではなく、写真を撮るように本の情報を脳に送り込む、フォトリーディングという方法が20年ほど前に流行りしました。
人は、今の自分に必要な情報しか取り込めないそうです。その原理を活用し、潜在意識を使って本をめくり、大切だと思う情報を手に入れるそうです。
研修など、多く開催されていたこともあり、一時期ブームとなっていました。

何回転も読む人

私のやり方です。
初めて読む本は読み終わるのが遅いけれど、
次に読むときは1回目より早く読めるし、記憶にも定着している。
遅読するのではなく、高速に何度も回転させる。
映画やドラマでも最初に予告を知っているか知らないかで、理解の進み方が異なります。
本を読む時も、事前にどんな内容なのかわかっていれば早く読め理解することができます。
一度目より二度目の方が早く読めるというのは、そういう理由だと思います。

1回転目に本の表紙や裏表紙、帯、目次、まえがき、あとがき、中身の見出しを眺め、大まかな流れやキーワードをストック。
2回転目は1回転目のストックによってより早く読める。
3回転目になるとさらにストックが蓄えられてスピードが上がると同時に詳しい内容にも踏み込める。
繰り返すことによりダルマ式に複利効果が得られるといわけだ。

Amazonレビューより

ツンドクのすゝめ

ツンドクとは積読。
購入したものの、まだ読み終えてなく
平積みされている本のこと。
関西弁で「積んどく」というニュアンスが
状況を表しているようです。

積読は、一見山積みされている本を前に
あー、読まなくちゃっていう未完了な気持ちを持つかもしれませんが、
罪悪感を持つのではなく、いま一番興味のある分野という意識付けができ、それがツンドクされていることで、ずっと視線に留まることになります。表紙と目次だけでも読んでおけば、どの本にどんなことが書いてあるのか把握していることになります。
山積みされていても、必要だと思って購入した新鮮な気持ちの本だからこそ、タイミングがあった時は、かなりの集中力で理解に努めようと意識できます。そんな本たちを同時並行で読んでいくことで、異なる本の中から必要な知識として繋げていくことができるのです。

一冊の本を高速で5回くらい目を通す。
1回目は理解できなくてもスルーして
何度も何度も。そんな読み方も挑戦してみても面白いのではないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?