目次ほたる/Metsugi Hotaru

「書く」「撮る」「見る」「話す」を生業にしているフリーライター。 愛猫と写真を愛する日…

目次ほたる/Metsugi Hotaru

「書く」「撮る」「見る」「話す」を生業にしているフリーライター。 愛猫と写真を愛する日々を発信中。ほそぼそと書き綴ったエッセイや、体験をもとにしたコラムを載せています。

マガジン

  • 目次ほたるの日々エッセイ

    目次ほたるが執筆したエッセイをまとめました。

  • 目次ほたるの旅の記録

    旅の思い出について綴ったnoteをまとめました。

  • 目次ほたるの月報

    毎月、担当したお仕事や1ヶ月のハイライトをまとめた月報を公開しています。このマガジンでは、そんな月報をご紹介します。

  • 目次ほたるがお手伝いしたnote

    執筆や企画、編集、撮影に携わったnoteをまとめました。お仕事をご依頼いただく際に、ご参考にしていただけると嬉しいです。

  • 目次ほたるのスキマラジオ

    目次ほたるが日々心に浮かんだことや、ちょっとした話題を数分だけ話す音声配信です。

最近の記事

  • 固定された記事

目次ほたるの自己紹介&お仕事実績/ご依頼

ご覧いただき、ありがとうございます!ライターの目次ほたるです。 「うまく言葉にできない」を一緒に考えるフリーライターとして、取材や執筆などを行っています。 主なテーマは働き方や社会課題、人生や生活を豊かにすることなど。専門家やインフルエンサーの方への取材記事、自身の知識や経験を中心としたエッセイやコラム、企業のコンテンツを執筆しています。 【最終更新:2024年2月26日】 ーーーー ■自己紹介学生時代にはじめた家事代行サービスをきっかけに、高校3年生で株式会社「B

    • コミュ障が「大人数の飲み会」を乗り越えるためにやっていること

      突然ですが、みなさんは「大人数の飲み会/交流会/イベント」は得意ですか? 私はあんま得意じゃないです。昔から人と喋ることに苦手意識を持っていて、大人数のいる場を避けてきたがゆえに、いつまでも得意になりそうな気配がありません。 参加者が4人までの飲み会ならなんとか脳内の交通整理ができるけど、5人を超えると完全にキャパオーバーで、脳の機能が一瞬でストップしてしまうのが悩みです。 でも、別に飲み会自体が嫌いなわけじゃないし、誘ってもらえるのは素直に嬉しいし、どうしても参加した

      • あなたの「ままならなさ」が、きっと誰かを救うから。

        最近、家事代行について書いた記事がnote公式に取り上げていただいて、たくさんの方に読んでもらえたのが、嬉しかった。 高校時代にやっていた家事代行の経験が、今でもこうして誰かに面白がってもらえるのは、頑張ったかいがあるというものだ。 何が嬉しいって、家事代行を始めたきっかけは自分自身のままならなさが出発点だったから。 こうして過去の思い出を読んでもらえると、かつても自分がちょっと救われる気がする。 私は学生のとき、本当にアルバイトができなかった。何をやっても物覚えが悪

        • noteを公開するのが恥ずかしい人ほど、書き続けなきゃいけない理由。

          このまえ、先輩のライターに「よくnoteを書いているけど、記事を公開するのは恥ずかしくならない?」と聞かれた。 「そりゃあもう、めちゃくちゃ恥ずかしいですよ!!!!」と、大きめの声で即答した。 だって、自分の気持ちやら考えやらを赤裸々に綴って、それを誰もが見られる場所に公開するのだ。恥ずかしくないわけがないじゃないか。 そもそも文章を書くというのは、希望と絶望の繰り返しである。 「こういうものを書いたら、世の中の人に面白がってもらえるかも!」と淡い期待を抱いて、まだ真

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        • 写真をもっと楽しむためのマガジン
          7本

        記事

          ある冬の日に出会った子猫に、不登校児が救われた話。

          その日は、異様に寒かったことを覚えている。昼過ぎまではなんとか耐えられるほどだったが、夕方に差し掛かるにつれ、さらに気温が下がっていき、私はたまらずストーブの前で身体を温めていた。 高校1年生の終わりごろから学校に行けなくなって、すでに数ヶ月が経っていた。 担任の先生からは「あと◯日休んだら、卒業できないぞ」と心配する旨を綴ったプリント用紙が届いていたが、当時の私にはそれすら鬱陶しくて、資源ごみをまとめた紙袋の上に、先生の優しさを無造作に放り投げた。 最初は、「学校来れ

          ある冬の日に出会った子猫に、不登校児が救われた話。

          【月報】2024年5月のお仕事・活動記録

          いよいよ、5月も終わり!夏の気配がどんどん色濃くなるこのごろ、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 私はちょっと重めの仕事が落ち着いて、5月はややゆるっとした1ヶ月になりました。 すこし時間的な余裕が出てくると、今まで考えていなかったようなことを考えてみたり、将来に思いを馳せてみたりと、「集中して思考する」ことにちょっと力を注げたかな。 そんなわけで今月の振り返りもやっていきましょ〜〜。 今月のニュースWorkship MAGAZINEさんで初めてコラムを書きました!

          【月報】2024年5月のお仕事・活動記録

          最近、夜は湯船に10〜15分浸かる、全身を保湿して、マッサージやストレッチをする、寝る30分くらい前には部屋を暗くして灯りをキャンドルだけにする、というルーティンを入れてみたら、寝つきが良くなった気がする。そして、たぶんすぐ飽きる。意識高くなりたい。

          最近、夜は湯船に10〜15分浸かる、全身を保湿して、マッサージやストレッチをする、寝る30分くらい前には部屋を暗くして灯りをキャンドルだけにする、というルーティンを入れてみたら、寝つきが良くなった気がする。そして、たぶんすぐ飽きる。意識高くなりたい。

          家事代行時代、部屋を片付けられない人に、「神棚を作ってほしい」と提案していた話

          今はフリーランスでライターをやっている私だけど、ライターを始めるまえは、「家事代行」を仕事にしていた。 高校2年生の終わりから、卒業後の数年間を合わせた4年の間で、回った家は150軒を超える。 家事代行というと、料理や洗濯なども含まれるが、私が得意としていたのは、「掃除」だ。 お客様の家に行って、困りごとをヒアリングしながら、居心地良く暮らしてもらうために、お家の隅から隅まで、キレイにしていく時間が大好きだった。 年齢も性別も生活スタイルも経済状況も、まったく違うお客

          家事代行時代、部屋を片付けられない人に、「神棚を作ってほしい」と提案していた話

          「読まれない文章」を書きつづける意味ってあるの?

          ライターとして書く仕事をしたり、趣味でnoteなんかを書いていると、頭のなかで悪魔がそんなふうに囁いてくることがある。 「全然、いいねついてないじゃん」 「PV数、伸びないね」 「誰にも必要とされていないんじゃない?」 「お前の自己満足だよ」 そんな心無い言葉に、グサグサとやられながら、悪魔を手ではねのけて、なんとか執筆に向かう毎日だ。 私は仕事で文章を書いているから、お金を頂いている以上、記事を持ってして、何かしらの結果を出すのは命題であり、使命だと思っている。 そ

          「読まれない文章」を書きつづける意味ってあるの?

          1つだけ新しい学びを持って帰れたら、それでいい。

          最近、自分の中で「新しいことを勉強したい!」というブームが盛り上がっていて、意識的に読書量を増やしたり、関心のある分野の勉強会やセミナーに積極的に足を運んだりするようにしている。 新しい本を読んだり、新しい人と出会うたびに、小さな発見が蓄積していくのが嬉しい毎日だ。 けれど、いろいろな学びの機会を増やすうちに、「ここで学んだこと、全部は持って帰れないなぁ」と思ってしまうことが悩みだった。 当たり前だけど、本にしろ、セミナーにしろ、発信されている言葉や情報を一言一句覚える

          1つだけ新しい学びを持って帰れたら、それでいい。

          「湧き水」に出会うため、静岡県清水町・柿田川公園へ

          私はTwitterが好きで、ほぼ毎日、生活習慣の一部として眺めている。そんななか、タイムラインによく、きれいな湧き水の動画や写真が流れてくるのが気になっていた。 ポコポコと吹き出していたり、キラキラと輝いていたりする湧き水たち。いつか見に行きたいけれど、一人で行くのもつまらない。 「湧き水を見に行こうよ」 そんな子どもみたいな誘いをしてみてもいいだろうか。ちょっと迷いながら、友人に連絡をしてみた。 「えっ、いいの!?」 思わずそんな声が出そうなくらい、あっさりと決ま

          「湧き水」に出会うため、静岡県清水町・柿田川公園へ

          猫が覚えられる単語の数は、200語くらいらしい。それなら、優しくて幸せな言葉だけ覚えてほしくて、私が家の中で使う言葉は自然と柔らかいものになる。ちなみにうちの猫は、「かわいい」も「すごい」も「賢い」も全部自分のことだと思って返事をする。作戦成功だ。

          猫が覚えられる単語の数は、200語くらいらしい。それなら、優しくて幸せな言葉だけ覚えてほしくて、私が家の中で使う言葉は自然と柔らかいものになる。ちなみにうちの猫は、「かわいい」も「すごい」も「賢い」も全部自分のことだと思って返事をする。作戦成功だ。

          一人暮らしも、案外悪くないじゃん。

          19年間の実家暮らしと、3年間の同棲生活を終え、東京の片隅で一人暮らしを始めてから、あっという間に半年が経った。 これまで、家族とか恋人とか、誰かと暮らしてきたから、一人での生活はきっと寂しいものだと思いこんでいたのだけれど、この半年を改めて思い返してみると、存外楽しかったように思う。 自分の生活に必要なものをすべて自分で買い揃え、暮らしを少しずつ設計していく時間。それは、今までよりずっと私を、私として立ち上がらせてくれた。 私が暮らすアパートの一室は日当たりがいい。休

          一人暮らしも、案外悪くないじゃん。

          寝るまえの「1人反省会」をいい加減やめたい。

          また、始まってしまった。寝るまえの1人反省会。連日、人と会ってばかりだったからか、息つく間もなく過ごしていたのだけど、その反動で人に会わない夜が突然訪れると、もう耐えられないくらい頭の中で記憶を再生してしまう。 「なんであんなこと言ってしまったんだろう」 「あの行動はキモかったかも」 「てか、声大きかったよね…」 「ウザがられてたら、どうしよう」 そんなふうに考えては、暗い部屋のなか、ベッドの上で1人で悶え苦しんでいる。 誰か重めの灰皿とかで殴ってくれないだろうかといつ

          寝るまえの「1人反省会」をいい加減やめたい。

          【月報】2024年4月のお仕事・活動記録

          今月も駆け抜けた〜という感じで、1ヶ月が終わりました!みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 私は福岡出張があったり、香川県出張があったりと、いろんな場所に訪れる機会をいただき、また少し世界が広がった気がする。 「こういう気持ちの変化をちゃんと記録しておかなきゃダメだな」と思い、最近は個人でのnote発信も頑張ってます! そんなわけで、4月の振り返りです〜〜〜!!!! 今月のニュース福岡出張に行きました! 以前からnote運用のお手伝いをさせていただいている「Eye

          【月報】2024年4月のお仕事・活動記録

          芸術の美しさに涙が溢れるのは初めてだった。香川県・豊島美術館で感じたこと

          香川県豊島にある、豊島美術館をご存知だろうか。 私はそもそも豊島という場所すら知らなくて、というか「香川県に島なんてあったんだ〜」くらいの低解像度で考えていたものだから、その場所にある美術館なんて知る由もなかった。恥ずかしい。 そんな無知な私が、ひょんなことから豊島に訪れる機会があった。しかも豊島美術館に行くご縁をいただいたので、今回はそのときの体験について書きたい。 私は香川の地理どころか、アートに関しても無知なものだから、美術館といえば、たくさんのアート作品が並んで

          芸術の美しさに涙が溢れるのは初めてだった。香川県・豊島美術館で感じたこと