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妊娠発表と嫉妬

こんにちは、ほたる いかがです。

今回は私の愚かさを改めるのと、とある女性を
応援したいために書いた。


妊娠発表、携帯投げつけ

先日きゃりーぱみゅぱみゅさんが妊娠していることを発表した。Instagramのコメントには、
「おめでとうございます!」てファンからの
沢山の祝福で満たされていた。しかし、当時の私はこれを見て、今生きている自分の世界が嫌になってしまい、スマホを投げつけてしまった。
決してきゃりーさんは悪くない。
これは自分の嫉妬による暴走だ。


スタートラインに立つ事も厳しいこと

1人の女性が妊娠、出産することはとても喜ばしいことだ。私ももうすぐ結婚3年目で、妊活を始めたばかりだった。しかし、私はそのスタートラインには立つ事も厳しいそうだ。

「貴女は妊娠しにくいし、流産しやすい体質」
先日生理不順で婦人科に行ったが、塩対応れたため、別の婦人科を受診した際、先生からはっきり言われた。なんとなく覚悟していたが、ちゃんと分かってから時間が経つにつれ、
「スタートラインにも立てない、自分は機能不全」と暗くなってしまった。
気分転換にInstagramを見たら、偶然にも大学の知人たちが出産報告や子どもに関するストーリーを投稿していて、それが更に苦しくなった。
そして、きゃりーさんの報告。


「自分はやはり機能不全、普通ではない」
悲しくて、うまくいかないことにイラついて、
結果スマホをベッドに投げつけ、Instagramを
見る事をやめた。今は本当に醜いことをしたと
反省をしているが、自分保存による暴走だった。

事実を知る

以前よりhanakoにてきゃりーさんのエッセイを読んでいた。読む前は彼女の雰囲気から「キャピキャピしていそう」という偏見を抱いていだが、とてもしっかりとした女性の内容だった。心惹かれた。
つい昨日、「妊娠」のエッセイを投稿されていたので、心を空にした状態にして読んだ。これもまた偏見で、「妊娠に対してのハッピーハッピー内容なんだろう」と思っていた。

しかし、私の偏見とは全く違った。
切迫流産、公私両立、最大限のパフォーマンスができないことへのもどかしさ、など。妊娠発表までの彼女の舞台裏が書かれていた。
動揺した。それでも読み進めた。

「ああ、なんて事を思ってしまったのだ...」
読み終えて、これまで自分が抱いていた嫉妬が
とても醜くて、恥ずかしくなった。妊娠は全てが幸せな出来事ではないと思う。彼女もあらゆる事に直面していたのだ。その事を妊娠したことない私は、「妊娠できた、スタートラインに立てたこと」だけで勝手に彼女を羨ましく見ていたのだ。

妊娠に寄り添うこと

少し気持ちが落ち着いた後、再度妊娠について考えた。想像たが、妊娠することは生理痛とかコロナ感染症になったよりもはるかに苦しいことも沢山あると思う。悪阻や食事制限という身体的でなく、流産や胎児が何かしら異常があるなどの精神的な苦痛が伴うと伺っている。その事を今からでも理解し、女性に寄り添う事が大切だなと思った。私はまだ「妊娠した」というスタートラインに立てるかどうかも分からないが、1人の女性として妊娠の心構えを身につけたい。

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