晩秋上高地:消える大正池
上高地の大正池。
大正時代(1915年)に焼岳の噴火によって梓川の流れがせき止められて誕生した池。
大正池と穂高連峰は「河童橋と穂高連峰」に並ぶ、上高地を代表する風景となった。
そんな大正池も、周囲の沢から毎年土砂が流れ込み、池が埋まっていく運命にある。
自然に任せていれば、大正池は広い河原とその中を流れる梓川となってしまい、大正池そのものは消えてしまう。
大正時代にできた大正池。
それから100年ほどたっているから、普通ならとっくに大正池は消えているはず。
それが池として、