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静かなる上高地

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上高地の主役は穂高連峰、穂高岳と河童橋、穂高岳と大正池。上高地を訪れた人が目を引かれる写真より、あまり注目されていない上高地の良さを。
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記事一覧

夕暮れの窓

晩秋上高地:梓川畔

晩秋上高地:明神への道から

晩秋上高地:穂高だけではない美しき山々

晩秋上高地:焼岳と

晩秋上高地:岳沢湿原からの六百山…河童橋の背後に地味にそびえる六百山。しかしよく見ればなかなかの山。標高2,470m。しかしこの頂への登山道はない。

晩秋上高地:消える大正池

上高地の大正池。 大正時代(1915年)に焼岳の噴火によって梓川の流れがせき止められて誕生した池。 大正池と穂高連峰は「河童橋と穂高連峰」に並ぶ、上高地を代表する風景となった。 そんな大正池も、周囲の沢から毎年土砂が流れ込み、池が埋まっていく運命にある。 自然に任せていれば、大正池は広い河原とその中を流れる梓川となってしまい、大正池そのものは消えてしまう。 大正時代にできた大正池。 それから100年ほどたっているから、普通ならとっくに大正池は消えているはず。 それが池として、

上高地秋風景2

上高地秋風景

上高地から見上げた穂高連峰。その主峰であり日本第3位の高峰(3190m)「奥穂高岳」のピークはどれだかわかりますか?

田代湿原の草紅葉

晩秋の奥穂高岳

クマ出没注意…今のクマは常識破り

タイトル画像は2012年9月、上高地の大正池から田代池方面へ向かう遊歩道の途中に建てられたクマの目撃情報。 2023年9月27日、上高地の河童橋から北へ200メートルほどの梓川右岸の遊歩道で、外国人男性がツキノワグマに襲われ大けがを負った。 驚くべきことは、昼日中、平日ではあるが人どおりがそれなりにありそうな場所で起きた事故。 2020年夏、河童橋からほど近い小梨平のキャンプ場でクマに襲われ足に大けが負った事故があった。 どうもそれが、上高地で起きたクマによる人身事故の最初ら

穂高の岩稜

タイトル画像は吊り尾根 奥穂高岳から前穂高岳へと続く稜線をそう呼ぶ。 奥穂高岳(中央やや左が山頂)3190mは日本第三位の高峰。 奥穂高岳から右の稜線が吊り尾根。 一度は登りたいと思いながらも、もう無理かなとあきらめた。奥穂高岳直下の岳沢ヒュッテ(現在は岳沢小屋)まで、登ったのが懐かしい。ネパール人の小屋番さんがヒュッテから奥穂高は楽だと言っていたのが思い出される。エベレスト(チョモランマ)にも登ったようなことを話していて、真偽は確かではないが、あのあたりで登山隊などをサ