見出し画像

#12【Instagramの変化】2022年の展望予測(2022年1月版)

※この記事の無断転載、内容のコピーはお控えください。
※引用する場合は引用元がこの記事であることを必ず明記するようお願いいたします。

こんにちは!フォトグラファーのHossyです!

あけましておめでとうございます。

2021年はたくさんのアップデートが入ったInstagramですが、2022年も大きな変化が入ることが予想されています。


というのも、2021年の年末にInstagramの代表を務めるアダム・モセリが今後のInstagramの展望について動画で語っていました。



個人的に気になったのは以下の発表です。

  • ①フィードが時系列になる(?)

  • ②動画注力のメディアになる

  • ③クリエイター支援を強化する


今回の記事で、考察を交えながら今後のInstagramについてまとめていこうと思います。


①フィードが時系列になる(?)

この発表は特に驚きました。

まだ具体的な公式のリリースなどは出ていませんが、時系列順のフィードを復活させることを言及されていました。

Instagramといえば、数年前から「アルゴリズム」のシステムを導入し、パーソナライズされたフィード投稿で表示されることが特徴のメディアです。

その根幹を揺るがす大型アップデートが今年入る予定で、Instagramに従事する人たちにとっては無視できない重要なニュースです。

現在出ているソースによると、この時系列表示は「オプション機能」で現在のアルゴリズム表示と並立して導入される予定とのことですが、
導入が決まれば時系列表示を意識したアカウント運用が必須になります。


また、フィード投稿の表示については、一部でテストされている「お気に入り機能」も話題になっています。

これはInstagram内でお気に入りのアカウント登録をすることができ、そのアカウントからの投稿を見逃さないように優先的にフィード表示される機能です。

今後は自分のフィードを、これまでのアルゴリズム表示から、好みに合わせて自分でカスタマイズできる仕様になるようです。


Instagram運用者視点で考えると、これまでの投稿のリーチに起因するのはハッシュタグの要素が大きく、「ハッシュタグの最適化」がミッションでした。

しかし、これからはお気に入りアカウントに入るための施策や、届けたいユーザーがより視聴する配信タイミングを意識した運用が必要になります。

Instagramで活動されている方は、このアルゴリズム表示が変わる点しっかり抑えておきましょう。


②動画注力のメディアになる

2つ目は動画注力のメディアになることです。

2020年8月にリール機能が登場し、ショート動画に力を入れているInstagramですが、今後はより動画コンテンツが充実したプラットフォームを目指しています。

2021年にはリールタブが作られ、他にも字幕やショップ機能との連携を導入するなど、機能拡充を多く行ってきました。

この流れからも、Instagramは動画プラットフォームの基盤を固めていることが見て取れます。

冒頭に紹介した代表のアダム・モセリも動画の中で、動画に注力する方針を言及しており、リールに動画フォーマットを集約すると語っています。

今リールでは1分までの動画が配信可能ですが、一部のリークでは長尺動画のテストを行っている話も出ています。

これまでの写真共有プラットフォームから動画シェアサービスへの移行はもう間違いないかと思われるので、運用者としては動画コンテンツを拡充させていくことが大事になってきます。

そこで今後求められるスキルとして、動画の
・撮影技術
・編集技術
・構成を考える力
・トレンドを抑える力(≒自分のフォーマットに落とし込む力)

などは身につけておく必要があります。

今のうちから動画の勉強はしておくと、今後のInstagramの変化の波に上手く乗れると思いますので、こちらもしっかり抑えておきましょう。

③クリエイター支援を強化する

最後はクリエイター支援についてです。

2021年10月にアメリカでアフィリエイト機能のテストが実装されました。

クリエイターが企業とタイアップすることや、クリエイター自身が提携している商品を自アカウントショップで販売できる仕組みが本格的にスタートしています。


Instagram公式ブログより


またInstagram社の方針でも「ブランドからの一方的な情報発信だけにとどまらず、関連するインフルエンサーのコミュニティからブランドの良さを発信してもらう」ことを目指していることが明記されています。

「利用者」「ブランド(企業)」「インフルエンサー」が対等な立場で共存する形をゴールとしているので、近年クリエイターがInstagram内で生計を立てられるような仕組みもどんどん構築が進んでいます。

ビジネス面で考えると、今後は企業がダイレクトでユーザーに情報を届けるのではなく、インフルエンサーと二人三脚で発信していく運用が大切になってきます。

まだインフルエンサーの「案件」と聞くと聞こえが悪いですが、ライブコマースやアフィリエイト紹介などは、今後も増えていき、今後は当たり前になってくることが予想されます。

インフルエンサーでも企業でも、ただ自分のコミュニティを大きくしていくことだけでなく、どう協力していくかを考えていくことが大事になってきます。

今のうちからタイアップやコラボは積極的にトライ&エラーをして、ノウハウを貯めていくと今後上手い運用ができていきます。

ぜひ、この視点も持って今後の変化に備えていきましょう。


まとめ

今回は2022年のInstagramの展望予測をしました。

振り返ると、

  • ①フィードが時系列になる(?)

  • ②動画注力のメディアになる

  • ③クリエイター支援を強化する

このポイントは、Instagramに携わる人はぜひ抑えておいてください。

変化の激しいSNSの世界ですので、常に新しい情報にアンテナを張って運用方法をアップデートしていくことが大切です。

私自身も新しいトレンドを勉強して、変化に備えていきたいと思います。




この記事が少しでも参考になれば幸いです。
タメになったと思ったら、ぜひ感想やスキなどいただけると活動の励みになるのでよろしくお願いします。

読んでいただきありがとうございました。

Hossy


よろしければサポートをお願いします!いただいたサポートはクリエイター活動費に充てさせていただきます。