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ある日の卵とキッシュ

おとついから群馬のパートナーの家に泊まりに来ている。

パートナーは普段一人のときジャンクフードばかり食べているし、わたしも一人のときは似たような食生活なので、まあ、たまにはワタクシが料理でもしますか。ずっと家にいるし。と、昨日はチキンソテーを作った。

某雑誌を見ながらきっちりと計量し手順もきちんと準拠して作ったそれは、よく言えば「素朴」な味がした。うそ、きっちりと計量したと言ったがバターだけ牛が引きそうなくらい入れた。でもそこまで「おおう、バター。」とは感じなかった。
パートナーも「うおお!うまい!」...ではなく、フラットに「おいしいね」と言いながら食べてくれていた。

今日は大好きなキッシュを作ろうと思っている。
炊飯器で作れるレシピがあったので、それに沿って作る予定。

パートナーに「卵を使った料理を作ろうと思っているのだけれど、あなたカップ麺にぶち込んだりごはんにかけたりして残った卵消費できる自信ある?」とLINEで訊いたら「まったくないです」と返信。
それはそうかという感じだった。いつも仕事で疲れきって帰ってきて、この間など一人のときに冷凍食品をあたためることすらためらっていたくらいだし(たぶん洗い物が出るから躊躇していたのだ)。
そのとき食べた冷凍食品に使ったお皿とスプーンは、おとついわたしが来るまでお水にさらされてシンクに鎮座していた。ので、わたしが洗った。

「というわけで、卵は6or4で!」と元気のいい追いLINE。6か4ね。今日キッシュに使う卵は3個だからどうしよう。6個にしてあとの3個はわたしが冷凍の稲庭うどんにでもかけて食べようかな。

母はいつも、ちゃんとパイ生地つきのキッシュを作ってくれる。ベーコンとほうれん草たっぷりで卵はまろやか、パイ生地はサクサクの母のキッシュ、食べたいなあ。
ごめんねえ、パイ生地、冷凍のすら使う自信ない。炊飯器で蒸して、キッシュ作るね。でも別にオリジナルレシピじゃなくて、ちゃんとヒトのレシピ見て作るから、おいしいと思うんだ。

そんなある日の、卵とキッシュの話。卵は6個入りを買うのか、4個入りを買うのか。キッシュは果たして上手くできてパートナーをニコニコさせられるのか。

続かない。

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