7弾環境青単ハンコック解説【ワンピースカードゲーム】
本記事では青単ハンコックについて解説します。
参考程度に筆者のワンピースカードゲーム実績を掲載すると以下のとおりです。
・フラッグシップバトル優勝×3(シリアルシャンクス期:L赤緑ロー、カイドウ期:L緑黒ペローナ、ミホーク期:L緑ウタ)
・エリア大会4−2リタイア×2
・スタバ優勝複数
公式大会ではまだ禁止制限が実行されておらず青黒サカズキ一強環境が継続しているため、青単ハンコックでは実績を残していないです。
制限ルール適用後を見越し調整を重ね、とても納得できる(環境で戦える)デッキ構築・言語化が済んだので筆を執りました。
「実績のないデッキで有料noteを書くな」という声が聞こえてきそうですが長時間調整を行ったうえでの結論は価値が高いと考えていることと、有料の方が読む人の人数が減り読者にとって有益な差がつく情報になることを考えていることから有料とさせていただきます。
有料とはいってもワンコインですので、「コンビニで無駄遣いしちゃうくらいならこれ読んでみようかな」くらいの気持ちで購入してくださると幸いです。
余談ですが、筆者はライターとしての経験があり、文章が読みにくいといったことは恐らくないと思いますので、その点はご安心ください。
また、自分と同じコンセプトでデッキを組んでいる人はまだ見たことないので、すでに知っている内容と重複することもないと思います。
それでは本文へと向かいます。
●青ハンコックとは
青ハンコックは、リーダー効果により手札リソースを維持しながら相手盤面の除去を行い、盤面と手札におけるリードを獲得することを目指すデッキです。
手札リソースを維持しながら相手盤面を除去する行為は、カウンターというシステムで手札の多さが直接的に防御力の高さにつながるこのゲームにおいて最大の守備行為であるといえるでしょう。
全カードプールを見ても手札を減らさずに盤面の除去を行えるカードは非常に少ないため、青ハンコックはこの最大の防御行為を唯一無二の大きな長所として戦います。
(また、盤面の除去は受けとしてだけではなく攻めの側面を持つことがあることも理解しておくと良いです。
相手がブロッカーに多くコストを支払ったタイミングにおける効率の良いブロッカーの除去は、こちらの攻撃を多く通すための盤面除去となっていることから攻めの盤面除去であるといえます。
このことから、通常受けをメインに戦う青ハンコックが攻めの起点にするべきタイミングは相手がブロッカーにコストを使ったタイミングであるという認識が生まれ、攻めるべきポイントを見失いにくくなります。)
反対に青ハンコックの短所は、リーダー効果を強く活かしながらの盤面展開が難しい点です。
青のカードプールにおける強力な除去札にはコストの大きいイベントカードが多く、10ドン以内での盤面除去+盤面展開の両立が難しくなっています。
青ハンコックの勝率を高めるならこの短所は強く意識してデッキ構築を行うことが必要です。
また、以上の長所・短所を踏まえると、青ハンコックの輝く環境としては、「手札リソースを強力な盤面に変換することを長所としたデッキ」が多い環境であるといえます。
対面の手札リソースを消費しながらの盤面形成・攻めに対して、リーダー効果によって手札リソースの消費を緩和しながら有利に対応できるうえ、リソース差が開き相手の展開が弱くなるにつれて青ハンコック側が展開・攻めに使用できるコストが増えていくからです。
現環境に存在する「手札リソースを強力な盤面に変換することを長所としたデッキ」としては赤紫ローや緑ボニー、黒黄ルフィなどが挙げられます。
●デッキ構築
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