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妊娠22週で出血したお話

こんにちは。星のきのこです。
今回は、妊娠22週で出血したお話です。

妊娠22周目を迎えたある朝、
起きていつものようにトイレに行くと、
下着に2センチほどの少量の出血をしていました。
色は鮮血という感じの赤。
石鹸で手洗いするとすぐに落ちたので、起きてすぐ出血したようです。

トイレの後に拭いたトイレットペーパーを見ると、トイレットペーパーもうっすら全体的に赤くなっていました。
個人的には、生理が来る時のような出血の感じです。

すぐインターネットで「妊娠中期 出血」などで検索しました。
早産や流産など聞きたくない言葉がたくさん出てきたり、
出血したけど特に何もなかったという言葉があったり、
人それぞれで分からないなぁと思いました。

朝9時前、息子の朝食を済ませて少し落ち着いた時に、産婦人科に電話してみました。
土曜だったのでお休みだと思い
、時間外の電話にかけました。
看護師さんが出ると思っていましたが、
土曜は妊娠初期の方のみ診察を受け付けていたようで、
おそらく受付の方が電話に出てくれました。

少量の出血があったことを伝えると、
「お腹の痛みはありますか?」と聞かれ、
「…ないです」と答えました。
出血してお腹がズキズキする人もいるようですが、私は出血以外の体調は普段通りでした。

「そのまま様子を見て頂いて、出血が増えたり、お腹が痛くなったり、不安になったらまた連絡をもらえますか?」との回答でした。

このような回答は、妊娠中や出産前によくあるなぁと思いました。
様子を見るとは?
何日?何時間?また連絡するの?
お腹が痛くなったら?どのくらいの痛み?
不安になったら?不安だから電話してるよ。
と、こちら側からすると、???という感じですが、
病院側からすると、患者次第で、診てみないと分からないけど、緊急性はなさそうという判断なのでしょうか。

電話の方と話しながら頭を整理して、
「分かりました」と答え、その日は産婦人科に行かずに過ごしました。


幸いにも、
午後には出血が止まり、
お腹の痛みもなく、
個人的には少しほっとしました。

ただ、本当にお腹の子は大丈夫なのか分からない訳で、
どこか安心はできません。
日曜の様子を見て、また病院に行くか考えようと思いました。


そして、日曜、
出血はなく、お腹の痛みもありません。
体調も良いし、もう病院に行かなくてもいいのかなぁ。
むしろ、何も悪くないのに病院に行くのは悪いなぁ、気まずいなぁと、
どこかスッキリしません。

たまたま、この日は知人と会う予定があり、
知人に妊娠していることと出血したことを話しました。
すると、その知人から、「実は先週、大量に出血して流産した」ということを聞きました。
知人の流産の時の状況や、病院に入院したことなどを聞き、
身が引き締まる思いというか、妊娠することはやはり奇跡だなぁと感じました。

その知人に「何かあったら病院に行くんだよ。気を付けてね。」と声をかけられました。

その言葉に後押しされ、
自分の状況を確認するためにも、やっぱり病院に行こうと決めました。


そして月曜、
私の母が午前中のみ仕事で、午後は空いていたので、
午後に行こうと計画をしていました。

しかし、産婦人科のホームページを診ると、
月曜の午後がまさかの臨時休診になっていました。

とりあえず、産婦人科に電話して聞いてみようと、
「先週出血は止まったけど、不安なので診てほしい」と伝えました。
「分かりました。どうぞ、いらして下さい」と。
「午後は臨時休診なんですよね?」
「え?ホームページに書かれていましたか?そうでしたら、そうですね。」と、
受付の方もまだ把握していないくらい、急に決まった休診のようでした。
「火曜に行ってもいいんですかね?」
「こちらからは、火曜でも大丈夫とは言えません。不安なら早めにいらした方がいいかなぁと思います。」と、
そりゃそうだよなぁと思いました。


私次第でいつ来てもいいとのことだったので、
いつ行くか悩みました。
今から2歳の息子を連れてタクシーやバスで行くか、
火曜に母に預けて行くか、
悩みました。


でもやっぱり、
お腹の子が無事かどうか分からずモヤモヤ過ごすのも嫌だなぁと思い、
息子を連れて産婦人科に行くことを決めました。


産婦人科までの行きはタクシーで行きました。
車があれば10分もかからない距離なので、料金もそんなにかかりませんでした。
息子はタクシーの中では大人しく、少し緊張しているようにも見えました。


産婦人科に着いてから、
息子は割と大人しく、私に付いてきて、
検尿のトイレや血圧の場所にも一緒に連れて行きました。


待合室と少し距離がある場所にラグが引いてあって、
絵本や積み木が少しある子ども連れ向けの場所があり、
そこで待ち時間を過ごしました。

たまたま息子と数ヶ月違いの男の子がお母さんといて、
その子の動きをじーっと見たり、
一緒に遊んだり、
待ち時間は1時間ほどあって長かったですが、
割と大人しくしてくれました。

診察は、下から診てもらいました。
息子も診察室に付いていき、
荷物を置くスペース辺りに立って待っているように伝えました。
伝えてすぐは、自分がほったらかしにされたと思ったのか、持っていたトミカを投げつけてきました。
しかし、もう一度「投げたらダメだよ。ここでトミカ握って待っててね。すぐ終わるからね。」と伝えると、
診察が終わるまでじっと立って待っていてくれました。
途中、病院の来客用のチャイムが鳴ったのが聞こえ、
「ピンポン。ピンポン。ピンポン。」と息子がしばらく連呼して、
先生の説明が聞き取りづらかったです。
まぁ、じっとしてくれただけでも感謝しています。


結局、
妊娠とは関係がない部分の皮膚が弱くなっていて出血したようです。
大した問題はなく、薬を処方されて終わりました。
赤ちゃんの無事も確認できたのでほっとしました。

先生から、「何か心配になったら、こうして来てくれた方が助かります。僕たちも後からこうしていたら助かったのに…とか思うことがありますから。」と声をかけて頂き、
病院で診てもらって良かったなぁと思いました。


その後の会計待ちでは、
息子の限界が来たようで、
「バイバイ」と言いながら玄関を出ようとしたり、
入院している患者がいる2階に行こうとしたり、
オムツ替えをしようとしたらギャン泣きしたり、
少し大変でした。

病院を出て、最寄りの薬局に向かいました。
初めて行く薬局でしたが、受付に行くと、まさかの50分待ちの表示!
新システム導入に伴い時間がかかっていますと書かれていましたが、
それにしても薬局で50分待ちはきついなぁと驚きました。

幸い、QRコードを読み込めば現在の呼び出し番号が分かり、
外出して時間内に取りに来てくれれば良いとのことだったので、
息子と近くのファミレスで昼ご飯を食べることにしました。

2人でファミレスに入るのは初めてだったと思います。
(ハンバーガー店やイートインのパン屋さんなどは2人で行ったことがあります。)
サラダバーなどに近い席だったので、
息子を席に座らせたまま、さっと水やサラダを取りに行けたので助かりました。
タッチパネル式の注文方法でしたが、タッチパネルにチャイルドロックがあったのも良かったです。
メニューはあらかじめ産婦人科の待ち時間にチェックしていたので、すぐに注文ができました。

ゆっくりランチとはいきませんでしたが、
なんとか2人でお昼ご飯を食べることができました。


その後薬局で薬を受け取り、
帰りはバスを乗り継いで帰宅しました。
息子はタクシーに乗りたかったようで、「タクシータクシー」とつぶやいていました。


家を出てから帰宅するまで、約4時間の出来事でした。
2人で病院に行くのもなんとかなるもんだなぁと思いましたが、
家に着くとほっとしたからか、疲れがどっと来ました。


妊娠して初めて出血して不安になりましたが、
病院に行って診てもらって安心することができ、
頑張って行って良かったなぁと思いました。
できればもう出血してほしくないし、何もトラブルがなく出産を迎えたいです。

読んで頂き、ありがとうございました。

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