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TNRを行った日


TNRを行った。

この気分は、おそらく直接関わった者にしかわからないことだろう。
何か月も前から計画し、準備する。
決行する前日などには緊張が走る。
何度行っても嫌なものだ。

失敗すれば、大変面倒なことになる。
しかし、成功すればホッとするか?と言えば、まったくそんなことは無い。
じわじわと締め付けられるような罪悪感に襲われる。

手術を頼んだのは、私の高校の後輩にあたる獣医師で、信頼のおける男。
今回も、急な依頼にも関わらず、引き受けてくれた。

迎えに行った時。獣医師には会えなかったが、シャーレに乗せられた3匹の仔猫の胎児を見せてもらった。

生まれてないとは言え、「命」には変わりないのだ。
生まれてくることが出来なかった命たちに、心から手を合わせた。





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