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絆徳の経営と3C分析

こんにちは。
今日も大分は雨が降ったりやんだり・・・。
まだ4月下旬ですが、早くも梅雨が来たような雨の日が続いています。
この悪天候に少々うんざりです(^_^;)

今回は「絆徳の経営」と「3C分析」について取り上げていきたいと思います。

「お客様」について考える

「絆徳の経営」では、重要な問いとして「お客様はどのような人で、どんなことを求めているのか」を考え、言語化することからスタートします。

どんなに良い商品・サービスを作ったとしても、それを求める人がいなければ、ビジネスとして成り立っていきません。

そのために、この「お客様はどのような人で、どんなことを求めているのか」について、よく考えることが大事になってきます。

その問いを考えていくうえで便利なフレームワークが「3C分析」です。

3C分析とは?

3C分析とは、Customer(顧客)Competitor(競合)Company(自社)の3つの要素を分析するフレームワークです。
それぞれの要素を深く理解することで、自社の立ち位置を明確にし、競争優位性を築くためのヒントを得ることができます。

1. Customer(顧客)分析

顧客分析は、自社の事業が成功するためには不可欠です。顧客のニーズ、購買行動、市場規模などを詳細に把握することで、自社の商品やサービスを顧客にどのように届けるべきかを明確にすることができます。

  • 顧客ニーズの把握:顧客が抱えている課題や悩みを理解し、それを解決できる商品やサービスを提供することが重要です。

  • 顧客セグメンテーション:顧客を属性やニーズに基づいて分類し、それぞれに合ったマーケティング戦略を展開することができます。

  • 顧客満足度の調査:顧客満足度調査を実施することで、自社の商品やサービスの改善点を見つけることができます。

2. Competitor(競合)分析

競合分析は、自社の強みや弱みを把握し、競争優位性を築くために欠かせません。
競合の事業内容、戦略、強み・弱みを分析することで、自社をどのように差別化していくべきかを検討することができます。

  • 主要競合の特定:自社にとって脅威となる主要な競合企業を特定します。

  • 競合企業の分析:競合企業の事業内容、戦略、強み・弱みを分析します。

  • 競合との差別化:競合企業との差別化ポイントを明確にし、自社の強みを打ち出すことができます。

3. Company(自社)分析

自社分析は、自社の強みや弱みを把握し、競争優位性を築くための土台となります。
自社の経営資源、強み・弱み、市場における立ち位置などを分析することで、自社の強みを活かした戦略を策定することができます。

  • 自社の強み・弱みの分析:自社の経営資源、技術力、ブランド力などを分析し、強みと弱みを把握します。

  • 市場における立ち位置:自社の市場シェア、顧客基盤、競合との差別化ポイントなどを分析し、市場における立ち位置を把握します。

  • 経営資源の評価:自社の経営資源を評価し、有効活用するための戦略を検討します。

3C分析の活用方法

3C分析は、起業のあらゆる場面で活用することができます。
以下は、3C分析の具体的な活用例です。

  • 新規事業の立ち上げ:新規事業を立ち上げる際に、市場規模、顧客ニーズ、競合状況などを分析し、事業計画を策定することができます。

  • マーケティング戦略の策定:顧客ニーズや競合状況を分析し、効果的なマーケティング戦略を策定することができます。

  • 経営戦略の策定:自社の強みや弱みを分析し、競争優位性を築くための経営戦略を策定することができます。

まとめ

3C分析は、経営者にとって必須の羅針盤です。
3C分析をマスターすることで、市場環境を的確に把握し、自社の強みを活かした戦略を策定することができます。

事業の経営は決して簡単ではありません。
事業開始時だけでなく、定期的に「3C分析」を実施することで、自社を取り巻く状況を常にチェックするのも良さそうです。

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