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【2024.04.読書Note】

今月は、3冊を紹介します。

はじめに『明朝体の教室』

『明朝体の教室』鳥海修 著
Book & Design (2024.01.10.)

書体設計士と云う仕事。
文章と文字を「わかりやすく」「読みやすく」作家(作品)のイメージが伝わりやすい書体をつくる。

日頃、意識しないで見ている書体も、書体設計士の方々の日々の改善があるようです。

『明朝体の教室』+PLUS

2冊めは
『本をつくる』河出書房新社
書体設計士、活版印刷、製本技術
それぞれの職人達の手づくりで創られた
谷川俊太郎の詩集

谷川俊太郎と云う詩人が紡いだ言葉を、イメージどおりに伝わるように書体を設計し、活版印刷で、製本するまでのドキュメント。

『本をつくる』
河出書房新社 (2019.02.28.)

3冊めは、坂本龍一さんの
『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』

『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』
坂本龍一 著
新潮社 (2023.06.20.)

2020年12月 癌の転移が発覚し、医師から「何もしなければ余命は半年ですね」と告げられた坂本龍一さん。
そんな坂本龍一さんが、月間『新潮』の2022年7月号〜2023年2月号に連載された記事。
盟友だった 鈴木正文さんが「著者に代わってのあとがき」と題して書かれています。

一度は快癒し再び 癌が転移した坂本龍一さん。
常に「創造」する気構えがあったように感じました。

2024.04.30.

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